【脳の多様性🧠とは?】ニューロ・ダイバーシティ
近頃よくSDGsについて目にする事が増えました。
子供とEテレをボケ〜っと見てるとこのテーマソングが流れていたりします。
このSDGsという国際的な活動目標には様々な「多様性」というキーワードが繰り返し出てきます。英語に訳すと「ダイバーシティ」。
近年、LGBTという性的少数者を示すワードの普及を皮切りに、
要は「差別的な考え方」を辞めよう、というのをよりハイブリッドに、具体性をもって表現されているように感じます。
公式の説明としては、以下の通り。
SDGs全体の理念として「誰一人取り残さない」という考え方があるが、これはビジネスや社会システムの分野におけるダイバーシティ&インクルージョン(多様性の包摂)の思想と同様である。多様な人材がお互いに認め合い、受け入れ合う機会と風土を作り出すことは、SDGsの目標達成において必須であると考えられている。
---SDGs SCRUM用語集より 一部抜粋
少し話はすり替わるが、先日、元TBSアナウンサーの小島慶子さんの記事を読んだ。同じADHD特性を持っている方。
記事はこちら💁♀️
ADHDを公表してみたら、こうなった〜普通って、一体なんだろね?
ADHDについて、すごく分かりやすい説明。文章。同じ特性を持つ身として尊敬しながらも、初めは「なーんだ、軽度のADHDでそこまで困ったりしてないんじゃん」と思ってしまった。
でも、違いました。たくさんの経験を経て、今は困らないようになんとか生活出来ているだけで、過去には摂食障害や不安障害に苦しんでいた。
そして、小島さん自身も大人になってから診断を受けたパターン。
精神的に苦しくなってしまった人こそ、環境に恵まれず大変な努力を強いられたり、責任感も強くて自分を責めてしまう人なのかもしれない。
胸を打つワードがいくつもあったが、その中で気になった一つの言葉。
「ニューロダイバーシティ」
神経多様性、脳の多様性という意味だ。
以下、記事より抜粋
最近は、発達障害を障害ではなく、ニューロダイバーシティ(神経多様性、脳の多様性)として捉えて、それぞれの特性を生かしてその人らしく生きられるような社会にしようという考え方もあります。
多様性と言いながら、スポットライトが当たるのは所謂「目に見える障害」を抱えている人達や肌の色などといった「目に見える違い」を有している人達ばかりのような気がしていた。
目に見えない障害、特性は社会からの注目を浴びにくいのだろうな、仕方がないのかも、と思っていたが。
ちゃんと気にかけて、考えてくれている人達の言葉が聞こえた気がして嬉しかった。
この言葉がいつかは「多様性」「ダイバーシティ」のように、もしくは「LGBT」のように、社会に広く知られるような言葉となり、やがてそういった言葉のくくりが無くなってしまうくらい、「お互い居て当たり前」と思えるような社会になって欲しいと思う。