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いつも買うもの はじめて買うもの
常連さんがとある飲食店で
お客様から「いつもの」と注文する姿
素敵なBARで
バーテンダーさんから「いつものでよろしいでしょうか」というやりとり
そんな経験、私にはありませんが、、、、、
自分の中では、〈いつもの〉と買っているもの、注文するものがあります。
おそらく愛用させてもらっている数店舗のスタッフの方は、この人はいつもこれを買うな。と思われている雰囲気はありますが、明確な「いつもの」という問答はありません。
いつも買うもの=いつも買う店になりがちですが、皆さんはいかがですか?
私は同じものを売っているチェーン店でも、何となく同じ店で買うことで安心を得ていることがあります。
私は心地よさ・感じ良さ・安心が感じられることも購入動機に繋がっています。
はじめて買う店はどうか。
当然、商品やサービスを気に入って購入ということがほとんどですが、せっかくなら、この店・この人から購入しようと思わせてもらえるときもあります。
入店して飲食することが決定している店舗では、ほぼ意思決定はしているものの、料理が提供される前に満足度の3割くらいは決定している気がします。
物販の場合は、モノが良くても気持ちよく買いたいので、あえて購入しないというお客様も少なくないのではないでしょうか。
お客様から感謝やお褒めの言葉をいただけることもあれば、ときには厳しく叱責を受けるようなことも店舗ではあります。
提供している商品の品質や内容などが大半かと思いますが、店舗でのスタッフの対応が不適切であったことを要因とすることもあり、購入機会の損失を招くことにも。
ふと周りを見渡してみても、商品もサービスの一定レベル以上がある中で、初めて来店・購入してもらうときの満足度を上げるには、どんなことができるのか。
当たり前のようですが、良質だから売れるということで終わりにせず、この最初の1回目を大事にすることが商売においてエネルギーをフル活用するときだと思います。
2回目以降も大事ですが、何事も第1印象の影響力を踏まえて取り組みたいですね。
そして、また来てくれたときに、良い印象を継続できるように心がけることができれば、ファンづくりになるのではないでしょうか。
先日はじめて入ったカフェは、積極的サービスをする店ではないものの、メニューの質問をすると、丁寧に想いを込めた答えが次々とありました。
まだ注文した料理を食べる前から満足度が高く、やや座り心地の悪い椅子の設置ではありましたが、また行こう!と思わせてくれる店でした。
小売業の皆さんに研修をさせてもらう際、「ご自身が消費者(お客様)として、再来店している店はどんな要素がある?」とお聞きすることがあります。
何となく・・・ではなく、意識的に〈なぜまた行きたいのか〉を考えてみることも、小売業のエキスパートに近づく一歩だと思っています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
今年もあと1か月と1週間、いよいよ寒さも本格化してきそうですので、ご自愛くださいませ。