店舗での挨拶をしっかりしよう!と決めたら
小売業の皆さんと、店舗の魅力やブランドらしさを体現するために、どんなことができるだろうか?
そんなことを相談したり、アドバイスさせてもらう中で、3つほどよく出てくる課題があります。
①お客さまへの入店時の挨拶
②アプローチや声かけ
③ニーズ把握
店舗での挨拶をしっかりしよう!とメンバーや社内で決定したとします。
さて、何から着手したらよいのでしょうか。
店長やマネージャーは、「みんな、しっかり挨拶しようね!」といった声かけをされたり、挨拶強化していこう!と目標を掲げたりする。というのをよく耳にします。
もちろん、それで徹底できれば何よりですが、現実はそう甘くもなく・・・シンプルなことこそ、徹底することや継続することは容易ではないのですよね。
あたり前だし、新しく学ぶことでもない。
だからこそ、指導することや助言をするタイミングを逃してしまっていることもあるのではないでしょうか。
まず、ありたい姿を具体的にしてみることを、お勧めしています。
・店舗内のどの場所にいて、お客さまがどのくらいの距離感・角度・位置にいらっしゃるときに挨拶をすることが理想なのか。
逆に、NG(避けて行きたい場所)な状態は?というのを明確にしてみる。
店長や副店長(サブ)や社員など、指導をする側の方が複数の場合は、その目線を合わせることなども必要です。案外、それぞれが描いている「ありたい姿・状態」の認識に差があって、部下(メンバー)が混乱していることもあるのではないでしょうか。
・環境面で整ったら、「ヒト」の姿がどのような状態なのか。
立ち居振る舞いといった動作・声の大きさ・表情・お辞儀をするとしたらどの程度?など。
その1つひとつを言語化・可視化をすることをしてみると、指導者側またはメンバー内で「ありたい姿」と「現実(いま)」を比較し、自身で振り返ることができますよね。
そんな時間をとってから、
店舗での挨拶をしっかりしよう!
という目標を掲げてみることもいかがでしょうか。
基礎基本と言われそうなことこそ、具体的な行動に落とし込んでみるというのを店長とはよくお話させてもらっています。
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