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AIによる創作について思った事
こんにちは、しんごです。
日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。
AIによる創作
最近の生成AIで創作したものは、人間が創ったものと比較して遜色ないか、むしろ良くなってきていると思います。
AIで創れるものは多岐にわたっており、例えば音楽や画像、動画など、既に様々なものがあります。
AIで創作するメリットは、たくさんありますが、最も大きいのは、その創作スピードの圧倒的な速さと手軽さだと思います。
例えば、音楽であれば、今まで人が一から創ろうとすると、少なくとも何時間かかかっていたものが、AIだと数秒で完成します。
そして、そのクオリティは、たとえ創った人が素人であっても、プロと遜色ないレベルのものができあがります。
こうした状況を見ていて、最近思った事があります。
人間による価値
AIで捜索していると、
「人間が創るという価値ってなんだろう?」
と、ちょっと哲学的な考えが良く浮かびます。
生成AIは、過去人間が創りだしたものを大量に学習しているので、間接的に我々人類が創っていると考えても良いような気がします。
しかし、人間では到底できないくらいの圧倒的なスピードで、人間以上のクオリティのものを創られてしまうと、やはりそこはかとない敗北感が残ります。
また、そうして創ったものが、どこかズルをしているような、ニセモノのような感覚がして、そのまま素直に受け入れられない気分がします。
これは、
「人間が創ったのではないから」
というのが理由だと思いますが、
それでは、人間じゃなければ、創ったモノの価値が下がるのかという疑問が浮かんできます。
私としては、人間とAIとの違いは、
「手作り」か「工業品」かの違い
くらいで良いのではないかと思っています。
人間が創れば手作りの高級感や品質、カスタマイズ感がありますが、工業品でも品質がよければ、同じように扱っても良いのではないかと考えています。
創り方の違い
AIによる創作は、「手作り」とは全然違います。
AIで作成するということは、命令(プロンプト)を入れてみて、ランダムにでてくるモノをひたすら自分の理想に合うように調整していく作業です。
例えば音楽であれば、「こんな感じ」的な情報を入れて生成するというのをひたすら繰り返して、そのうち当たりが出るといった感じです。
本来の音楽制作をやっている感じはしないので、どちらかと言うとくじを引きまくっているような状態です。
これが、ちゃんと創っていない感の原因だとは思いますが、人間が創っているときだって、頭の中に浮かんでいるモノをだしては捨ててを繰り返しているので、似たようなものだと思っています。
AI時代の創作
まだ、AIによる創作は、始まったばかりです。
しかし、近いうちにこの創り方はある程度主流になってくると思います。
どんな技術も最初は、「あんなのオモチャだ」と馬鹿にされるものです。
インターネットだって、iPhoneだってそうでした。
今のうちから学んでおけば、主流になった時に大きく先行することができるようになるでしょう。
これからも、ちょっとした違和感はあるものの、あまり気にせずにどんどんAIを活用していきたいと思います。