高松伸吾

コロナ禍によって高校3年間の集大成を発揮する場を失ったテニス界の高3に、地方大会から全国大会まで最後の舞台を作ってあげたい!高3のために奔走した半年間の道のりを綴ります。

高松伸吾

コロナ禍によって高校3年間の集大成を発揮する場を失ったテニス界の高3に、地方大会から全国大会まで最後の舞台を作ってあげたい!高3のために奔走した半年間の道のりを綴ります。

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最近の記事

後から後から出てくる壁との戦い②

集英社の電話番号をゲットした私は、伝えたい思いを確認しすぐに電話。 ※昔から飛び込み営業や電話営業、初めての人と会うのが好きな私は、躊躇しないんですw 集英社 「はい集英社代表電話です。」 高松 「Nexusの高松と申します。テニスの王子様の担当者の方はいらっしゃいますか?」 集英社 「どのようなご用件でしょうか?」 高松 「テニスの王子様の作者にご提案したい事があって、ますば担当の方におつなぎいただきたいんですが。」 集英社 「はぁ、お待ちください」 ジャンプ編集局 「

    • 後から後から出てくる壁との戦い①

      テニス漫画のコラボTシャツを作る!そう思い立った私は、早速テニス漫画のピックアップを開始しました。 すぐ思いついたのは、 テニスの王子様これは私も読んでましたし、今でも人気のある漫画! 続いて出てきたのが ベイビーステップこれも読んだ事がありました! 続いて ブレークバックこれも読んだ事がありました! まずは、有名なこの三つの漫画にアプローチすることを決定。 ただ、どうやってアプローチするか? 友達の数には自信ありますが、さすがに出版社に友達はいない💦 そこ

      • 想いに集まってくれたプロジェクトメンバー

        日本テニス協会からの支援が一切ないと判明したので、後は民間の力で、大人の本気でなんとかするしかない!となりました。 やるべきことはたくさんあります。 ・大会概要を固める ・クラウドファンディングを作り込む ・ライブ配信の方法を考える ・感染予防マニュアルを作るおおまかなにはこんなところですが、それぞれにおけるタスクがまぁ多過ぎること。 挙げれば挙げるほどやる事がでてくる状況でした。 ただ、このプロジェクトメンバーに、心が折れる人もいなければ、諦める人もいない、常にどうす

        • 高3への想い

          大会をリリース6月8日に大会開催をリリースしました。 その時、私は覚悟していたことがあります。 それは、 「どれくらい批判がくるか」 です。 私の中で、 賛同7割 批判3割で覚悟を決めてました。 意義のある大会だとは思いますが、時期が時期なので、 こんな時期に何をやってるんだ、 感染予防対策を徹底的にしても、万が一陽性者を出したり、クラスターを発生させるような事態になったら、誰が責任をとるんだ。 こういった意見がくることも覚悟していました。 実際にそうなったら、私が責任を取

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        • 大人からのギフト
          11本

        記事

          見えないコロナとの戦い⑥

          リリースに向けて!!やることは決まりました! 後は大会のレギュレーションを決めて、早目に発表すること! 何故早くしなければいけないかと言うと、早くリリースしないと、高3が大会が無いとテニスの練習をやめてしまったり、受験にシフトしてしまう可能性が高いからです。 高3に大会があると早く伝えてあげたい! でも決める事もたくさんある! ここからは動きが凄すぎて、何をどうやったのか最早ほとんど記憶にすらありません💦 ただ決めた事は、 6月8日にリリースする!です!! この日に

          見えないコロナとの戦い⑥

          見えないコロナとの戦い⑤

          運営費用!地方大会10大会と全国大会の運営自体はできそうなことがわかりました。 大会の告知についてもできる事がわかりました。 残る課題は運営費用の捻出! この規模を開催するために必要な費用は… ・地方大会10ヶ所のコート代 ・全国大会二日間のコート代 ・スタッフの交通費 ・運営に関わる備品 ・保険料 ・感染予防対策にかかる費用 ・日本特殊清掃隊に支払う費用 ・ライブ配信にかかる費用 諸々 細かいものまであげたらキリがありません。 この時点でざっくり試算しました。 その

          見えないコロナとの戦い⑤

          見えないコロナとの戦い④

          次の課題は運営。 地方大会10大会と全国大会を運営しなければならない。Nexusでテニスの大会を企画・運営・開催した事、実は全く無いんです!!! なのにこの大会を企画して開催し運営しようと思っていたんです! 無謀なのは百も承知。 でも高3のために無謀だと諦めるわけにはいかない。 今回運営については、全国大会の運営実績もあるトップアスリートグループに相談。 担当は吉開君がしてくれることに。 吉開君 「ここまでの大会はやったことないですが、多分大丈夫です!」 みんな心強い!

          見えないコロナとの戦い④

          見えないコロナとの戦い③

          初ミーティングStayChallenge Projectが立ち上げ、プロジェクトメンバーも理想のメンバーが揃ったところで、5月中旬初ミーティングを実施。 まずは賛同してくれた事への感謝、高3のおかれている状況を伝え、いよいよ本題へ! 「高3のために、地方大会から全国大会まで開催したい!」この時点で、みんなマジか?という感じ。 このコロナ禍において、そこまでやるのか? 中には、全国大会だけでもいいんじゃないか?という意見もありました。 でも私の中でここは譲れませんでした。 コ

          見えないコロナとの戦い③

          見えないコロナとの戦い②

          Stay Challenge Project始動インターハイ、全日本ジュニアの中止が発表されてから、一向に代替大会の発表はありませんでした。 いよいよこのままだと、今の高3は本当に試合をすることなく引退、全国を目指すことなく引退することが現実的になってきました。 5月7日 覚悟決めました!誰もやらないなら自分がやるしかない!まずは社員に相談(というか決まってましたが(笑))。 「高3のために地方大会から全国大会を開いてあげたいんだ!」 社員 「最高ですね!是非やりましょ

          見えないコロナとの戦い②

          見えないコロナとの戦い①

          まず、何故私がこの大会を企画する事になったか、経緯からお伝えします。 私は小学校1年生からテニスを始めました。 高校時代には日本代表にも選手され、大学にはテニス推薦で進学。 社会人でも実業団選手としてテニスを続けられた背景があります。 私はテニスで人生が変わり、テニスで人生の基礎を学び、テニスで仲間が増え、今ではテニス事業もしています。 だからこそ、テニス界に恩返ししたいという気持ちは人一倍ありました。 そんな中、新型コロナウイルスの影響で、 3月6日 【全国選抜高校

          見えないコロナとの戦い①

          【大人からのギフト】コロナ禍で大会の無くなったテニス界の高3に、最後の舞台を!

          はじめまして。高松伸吾です。 コロナ禍で高校3年間の集大成を発揮する場を失った高3や、引退する機会・タイミング・引退試合を与えられなかった高3のために、最後の舞台を用意してあげたい、その一心でこの半年間全力で突き進んできました。 その半年間を綴ります。 見えないコロナとの戦い。 高3への想い。 想いに集まってくれたプロジェクトメンバー。 後から後から出てくる壁との戦い。 クラウドファンディングに挑戦。 既得権益との戦い。 大人たちの本気。 地方大会10大会

          【大人からのギフト】コロナ禍で大会の無くなったテニス界の高3に、最後の舞台を!