見出し画像

映画『ラストマイル』

仕事帰りに観てきました。

 

『ナミビアの砂漠』と違って『ラストマイル』は伏線が張りめぐらされた映画でした。
登場人物も多く、本音と建前が複雑にかみあわない。
「誰かのために」が消費されるえぐい現実。
わたしも消費者の暴力に加担しているんだと気づかされる。
傍観してませんか。
緻密な描写に圧倒される。


複数の含みがあり、置かれた立場で玉虫色に光る企業スローガン『すべてはお客様のために』。


あの意味はこうだったのか、と伏線回収しつつも、大事な場面では「わからない」を残しておく。
わからない気持ち悪さを残すわけは、「ああ面白かった!」でサクッと忘却させない余韻への導火線だ。
最善解を宙ぶらりんにするラストシーン。

 

他にどんなシナリオがあり、最終的にああいうラストに決まったのだろうか。
映画では根本の問題解決法を言わない。
「こうしたらいい」と答えを提示しない。
答えをすぐにほしがるわたしたちを、「本当はわかってるでしょう」と見透かされる気がする。

 



「ニュース離れ」という言葉があるそうだ。
理由はニュースを見ると落ち込み、気分が塞ぐから。
現実でできたニュースは暗く重い内容がほとんどで、明るい気持ちに一瞬で影を差す。

現実を生きるのはときどき、ものすごくくたびれる。
人生の休み時間は一瞬で、義務と責任を果たす時間はその何倍も長い。

現実から目をそらしてくれる気分転換って大事だ。
現実から目を背けないために、わざとときどき、目をそらすのだ。
現実から離れたフィクションを楽しむ時間は、くたびれる日々に効く。


フィクションの人たちに元気をもらって、また現実に戻っていく。
だれかに渡したいどんな価値にも、元気の元手がいるのだ。

 

映画館に行くと調子がよくなる。
二人や三人も楽しいけれど、映画館は一人で過ごすのがいちばん贅沢だと思っています。

 

連れていってくれて感謝だわわたし。
また連れていくよ。

 


 

 ※※  秋(9-10月)のセッション枠はこちらから
 
【 自分の追い風をつかむ方法 】

気になる方はお早めにお申し込みください。
 こちらからお申し込みできます

********************************

【 自分の追い風はいつ? どうやって掴む 】

こんな方におすすめです。


・生まれもった強みや特性を知りたい
・これから訪れる「節目」を知りたい
・思考を整理して、理想の自分に向かいたい
・再スタートのチャンスを掴みたい
・モヤモヤをクリアするきっかけが欲しい
・自分らしい「幸せな人生」の糸口を知りたい

お試し版セッション(25分)
こちらからお申し込みできます。


セッションを受けた方の感想が読めます
https://www.reservestock.jp/randing_pages/user_recommend/44812

しんがき佐世 公式サイトhttps://officesayou.com/ 

#自分を味方にする #自分と向き合う #自分育て #自分 #視覚化 #哲学 #旅
#メンタル #コーチング #目標 #目標設定 #自己肯定感 #人間関係

 

 

 

いいなと思ったら応援しよう!