FIRE研究会

「すべての人に、幸せなマネーライフを!」。経験豊富なファイナンシャル・プランナー(CFP)が、幸せな人生を送るために知っておきたい経済や金融の話、おカネやライフプランに関する情報を発信していきます。幸せ度がアップするおカネの使い方、幸運を呼ぶマネーマインドなどもお伝えします。

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最近の記事

今日(9月4日)、日経平均株価はなぜ急落したのか?

今日(9月4日)、日経平均株価の終値は3万7047円61銭で、前日比1638円70銭安と急落しました。1ヵ月前の急落の記憶がよぎった方も少なくなかったことでしょう。 今回も原因はアメリカからやってきました。 昨日のNY株式市場でダウ平均株価は626㌦安(▲1.51%)、S&P500は▲2.1%、ハイテク株のウエイトの高いNASDAQは▲3.2%と、大幅に下落したことにあります。 9月は要注意!? NY市場は2日(月)がレーバー・デーの休日で3連休でした。そして連休明けの

    • <本日の日銀政策決定会合のまとめ>

      <本日の日銀政策決定会合の結果> ・0.25%利上げ ・長期国債買い入れの減額 ・各種制度の適用利率の変更 このタイミングで利上げした理由は、物価の持続的な2%目標実現のためには、早めに調整したほうが良い、という判断だそうです。 消費はそれほど強くないものの、底堅い動きが続いているので、0.25%程度の引き上げ(水準もまだ低い)でも、大きな影響は与えないとの見方。 今後のデータ次第だが、今日公表された「経済・物価情勢の展望」に沿った経済・物価の見通しで推移するなら、年内

      • 公的年金の財政検証の結果が発表されます

        厚生労働省は、5年に一度の公的年金制度の財政検証の結果を7月3日午後に公表すると発表しました。 財政検証では、将来の人口や経済成長などのケースを設定し、それぞれのケースにおいて年金の給付水準や財政の健全性などが確認されます。その結果をもとに、2025年の年金制度の改革案が議論されることになります。 今回の年金改革のテーマとしては ・厚生年金の対象拡大 ・国民年金の保険料納付期間の5年間延長 ・マクロ経済スライドの終了時期 ・在職老齢年金の廃止・見直し ・高所得者の保険料上

        • ライフプランは「幸せな人生」のための計画書

          人生は山あり、谷ありということで、よく山登りに例えられます。 山登りをするときは、入念な計画を立てますよね。 計画がなければ、迷ったり、途方にくれたりということが重なり、目的地にたどり着くことはできません。ですから、目的地までのルートを確認して、天候をチェックして、必要な装備や持ち物の準備をします。もちろん、非常時の備えも忘れないはずです。 では、30年、40年、50年先まで続く自分自身の人生についてはどうでしょうか? 人生においても山登りと同じです。 自分の人生の目的

          日銀のマイナス金利解除で何が変わる?

          日本銀行は昨日(3月19日)の金融政策決定会合で、金融政策を大きく転換しました。 その大きな1つがマイナス金利を解除したことです。 政策金利を0~0.1%とし、2016年1月以降続いてきた▲0.1%の政策金利(マイナス金利)を解除しました。 もう1つは長短金利を操作するイールドカーブ・コントロール(YCC)を撤廃したことです。YCCに関しては、2022年末より長期金利の変動幅を徐々に拡大してきましたが、今回の撤廃で金利の変動は市場にゆだねることとなりました。 あわせて、

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          「金融リテラシー」とは何ですか?

          最近、「金融リテラシー」という言葉を目にする機会が増えましたね。 「金融リテラシーを高めよう!」というような趣旨で語られているケースが多いように見受けられます。 そもそも金融リテラシーとは何でしょうか? これが、2012年にOECDのINFE「金融教育に関する国際ネットワーク(International Network on Financial Education、INFE)」が作成した「金融教育のための国家戦略に関するハイレベル原則」の中での定義です。 金融リテラシー

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          配当金を狙う株式投資とは

          株式投資の醍醐味の一つに配当金があります。 日本証券業協会の調査によると、株式を購入する理由(複数回答)として最も多かったのが「配当がもらえる」で、全体のほぼ半数の人があげています。「長期の資産運用」「短期の値上がり益」がそれぞれ3割強ですので、やはり配当の魅力というのは無視できない要素といえるでしょう。 配当金は、企業が上げた利益の中から株主に分配される、利益の一部です。 企業があげた利益は、次の成長のために、工場を建てたり機材を購入したり、人材育成のための投資などに

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          「FIRE研究会」はじめます!

          みなさま、はじめまして。 私たちは「FIRE研究会」です。 金融機関に勤務した経験を持つ、元専業主婦で家計改善や終活など細やかなアドバイスで定評のあるFP(ファイナンシャル・プランナー)と、証券会社で個人向け営業を行い、経済専門出版社で経済や金融市場、企業分析などに携わり、NISAや資産運用を得意とするFPが、タッグを組んで始めました。 時代の変化とともに、そして新型コロナ・パンデミックという大きな出来事を機に、世の中の考え方や価値観は、これまでとは大きく変わってきたと感

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