【読書感想文】 メモの魔力のココがすごい!
小さい頃から読書感想文は苦手だったが、そんな私でも「アウトプットしたい」と思う本に久しぶりに出会った。
これが率直な感想だ。(笑)
今回の記事は長いので、目次をみて流れを把握してから読んで欲しい。
すごいポイント① “メモ魔” 前田裕二
この本の著者は、SHOWROOM代表取締役社長 前田裕二さんだ。
「メモ魔」の異名で有名な起業家だ。まず、すごい人なのだ。
SHOWROOM株式会社代表取締役
1987年東京生まれ。2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、外資系投資銀行に入社。11年からニューヨークに移り、北米の機関投資家を対象とするエクイティセールス業務に従事。株式市場において数千億〜兆円規模の資金を運用するファンドに対してアドバイザリーを行う。その後、0→1の価値創出を志向して起業を検討。事業立ち上げについて、就職活動時に縁があった株式会社DeNAのファウンダー南場に相談したことをきっかけに、13年5月、DeNAに入社。同年11月に仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる。15年8月に当該事業をスピンオフ、SHOWROOM株式会社を設立。同月末にソニー・ミュージックエンタテインメントからの出資を受け、合弁会社化。現在は、SHOWROOM株式会社代表取締役社長として、SHOWROOM事業を率いる。
引用:http://qreators.jp/qreator/maedayuji
生い立ちから語りたいところだが、ぜひこの本を読んで知って欲しい。
なぜこの本を?
前田さんとの出会いは大学の授業だった。
早稲田大学商学部には、起業を目指す学生向けの講座がある。
そこに前田さんがゲストスピーカーとして、なんと「飛び入り参加」してきたのだ。
そのころは、前田さんの名前を聞いたことがあるくらいで、SHOWROOMのこともあまりよく知らなかった。
その場では、他の講演者の方や学生とのディスカッションをして、何もなく終わった。
授業後、私は「講演者のTwitterをフォローしよう」と思い、もちろん前田さんもフォローしたのだった。
こちらがその前田さんのTwitterアカウントだ。 @UGMD
※スクショ画像なのでクリックできません。
始まりはそこからだった。
すごいポイント② Twitterのタイムラインが、、、
前田さんのすごいところは「熱」だ。
「熱血」とはまた違う熱さ、
つまり「全力で自分の思いを伝えきり、相手が少しでもよくなるようにしてあげたい」そんな思いの乗った文章と行動を感じる。
まあ、Twitterをフォローして私に何が起こったかというと、
タイムラインが「メモの魔力」だらけになった。
前田さんは読者の方をとても大事にしており、「メモの魔力」を読んだ感想や前田さんへの思いツイートを見つけると、リツイートやいいねをしているのだ。
そもそも、本の中で「ぜひSNSで前田までメンションを飛ばしてください!」など自分から読者との直接のつながりを求めている。
見方次第では、マーケティング戦略だろう。
すごいポイント③ コミュニティ作り
このマーケティング戦略によって、前田さんは読者を「ただの読者」で終わらせず、「ファンという名のインフルエンサー」にしてしまった。
何を隠そう、まず私がそうだ。(笑)
読んだら必ず影響を受ける。前田さんの熱に応えずにはいられなくなる。
そんな人たちが、
SNSでツイートし、前田さんを有名にし、メモの魔力を有名にしている。
前田さんは2018年12月にこの本を発売して以降、100万部を目指すと公言し、講演や宣伝をしている。
そこに読者がフォロワーとしてサポートするコミュニティが出来上がっているのだ。
すごいポイント④ 着実な結果
発売から約3ヶ月、早くも結果を出している。
この記事を書いている3月9日時点で、
・第24回 AMD Award '18 受賞
・日本テレビ「世界一受けたい授業」出演
・番組放送後、Twitterトレンド1位!
・Amazon総合売れ筋ランキング1位!
・現在22万部突破
この記事を書いた日が世界一受けたい授業の放送日であった。
番組を観て、メモの魔力を知り、この記事にたどり着いた方もいるかもしれない。
お先に読ませていただいたが、
「これは読むしかない」と強く伝えたい。
あえて今回、本の内容にはほとんど触れなかった。
ぜひ、手にとって少しでも今後の人生に生かしてほしい。
そして前田さん、ありがとう
とある大学生。 note を通して成長し、note であたたかい世界を感じたい。