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話題の本を読んで

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話題の本を読みポイントとなる部分を要約
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記事一覧

マーケティング、データ分析の良書3選

マーケティング、データ分析の良書3選

最近読んだ、マーケティング、データ分析の本でよかったものを簡単な要約で紹介します。

1.【マーケティングとは「組織革命」である。】森岡毅

◎組織は自己保存の性質に従う

人間には、変化することでリスクを犯すことを避ける性質がそなわっている。保身のために、数字をよく見せたり、自分の部署の利益を優先し他部署に非協力的になる。これを放置すると組織は腐っていく。

◎自己保存を活用して自分の企画を通す

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VRビジネスの衝撃「仮想世界」が巨大マネーを生む を読んで

VRには、AR、VR、MRがあるVRとは、様々な仮想現実技術の総称。ヘッドマウントディスプレイで完全に仮想空間へ没入するタイプのものはVR、今見ている現実の世界に情報を孵化するタイプがAR、今見ている現実世界に、仮想の物体を人間が気づかないレベルで埋め込むものをMRと呼ぶ。

また、現在主流の四角いスクリーンによるコミュニケーションと比較し、非常に自由度が高く、UIの概念を変えてしまうため、スマホ

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グローバル市場参入戦略を読んで

グローバル市場参入には、JV、MA、提携、グリーンフィールド投資がある海外提携は、先進国から新興国への参入だけではなく、新興国から先進国への参入もある。主な目的は売上増加が多い。手法は、ノンエクイティとエクイティの2パターンがある。

ノンエクイティは、契約による提携や代理店など、マーケティンを依頼するケースが多く、コントロールが効かないがスピーディ。

一方、エクイティは、JV、MA、グリーンフ

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ビジョナリーカンパニー②飛躍の法則を読んで

規律ある人材:人が重要偉大な企業のリーダーは、失敗は自分せい、成功は仲間や運のお陰と考える。なによりも先んじて、適切な人材を集める事から始め、ビジョンや戦略は後から決める。また、不適切な人物を排除する。

規律ある考え:やらないことを決める偉大な企業は、厳しい現実と向き合いながら「最後」に勝利する。楽観的な目標や希望的観測を立て負けてしまう事はない。また、「情熱を持てる」x「世界一になれる」x「経

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世界の投資家は、日本企業の何を見ているのか?を読んで

日本企業はM&Aを活用すべきベンチャー起業の一番みじかなEXITはM&Aです。またシリコンバレーの多くの起業はM&Aにより新しいテクノロジーをスピーディに構築している。また、優秀な人材の獲得手法としても活用されている。

日本企業は、自分たちでサービスを構築したがる。しかし、イノベーションを起こすにはスピードが遅すぎる。企業側も積極的にM&Aを検討すべき。それが、日本のベンチャーを活性化させる。

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「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方を読んで

まとめ

リーダーは、部下にしたわれる必要がある
価値を生み出すには、時間の管理は大切
社内政治力ではなく、徳のある人間が重役に選ばれる

リーダーは、部下にしたわれる必要がある学生時代、野球をやっていたが、万年ベンチだった。なのに突然キャプテンに抜擢された。後輩の面倒をよく見ていたのだが、自分が一生懸命練習している姿を見ていた後輩からキャプテンになってほしいと言う話がでたための抜擢だった。

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リーダーになる人に知っておいてほしいこと II(松下幸之助)を読んで

まとめ

人は灰になるが行動は永遠にのこる、よく学びよい行動をとれ
善も悪も生かす、石垣の如くすべての石が役目を果たすと頑丈になる
私利私欲では大成をなすことはできない

人は灰になるが行動は永遠にのこる、よく学びよい行動をとれ人は死ぬと灰になるが、人の行動は永遠に消えることはない。そのため、良い行動をすることは重要であり、良い行動とは人を幸せにすること。そのようなリーダーが必要。

そのためには

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ブランド論---無形の差別化を作る20の基本原則を読んで

表題の本を読んで、心に残ったポイントを自分用にメモ。
内容は興味深かったが構成がバラバラしている印象で、心にぐさっとくるような強烈なものはなかった。

大きくは、以下の3つが自分なりに心にのこった。

1.マスターブランドとサブブランドを分け、ブランドを強くする
2.いけてるブランドがあれば、新しい事業を始めることができる
3.デジタルを活用したブランド認知拡大は効果が高い

1.マスターブランド

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ようこそ断捨離へ モノ・コト・ヒト、そして心の片づけ術を読んで

読み始めてすぐ「当たり」感がある本。薄っぺらい整理術ではなく、自己啓発的な内容で、こころに残る印象的なフレーズが沢山あった。

1.「断」は入口の管理。「あると便利なもの」=「不要なもの」
2.「捨」は出口の管理。モノは過去の栄光、未練、後悔を映す
3.「離」入口と出口を管理し、自分で未来を切り開く

1.「断」は入口の管理。「あると便利なもの」=「不要なもの」は買わない不要なものがなけれ

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How Google Works を読んで

まとめ1.「ユーザ中心」など明確な理念が生む技術的アイデアが重要
2.意思決定は「データ」で行う
3.サービスは世に送り出してから改善する

「ユーザ中心」など明確な理念が生む技術的アイデアが重要googleでは、情熱的かつ主体的に仕事に取り組む優秀なエンジニアをスマートクリエイティブと呼ぶ。ジョナサンは、彼らをとりまとめるべく、プロダクト戦略と開発ロードマップをまとめたがラリーペイジに「こんなも

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