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マインドセット:「やればできる!」の研究

<はじめに>

人生を支配しているマインドセットの存在を認め、働きをよく理解し、変えたい場合にそれを変えるにはどうすればよいかが書かれている本。

成長について研究する。
➜自身の成長をうながすことにもつながる。

<第1章 マインドセットとは何か>

つまずきを天からの贈り物にしてしまう「マインドセット」
➜つまずくことを失敗と考えない。
=何かを学びとるチャンスだと思える。

人間の能力。
・学習や経験によって伸ばせるものなのか。
・変化しないものなのか。
➜どちらを信じるかによって未来は大きく変わる。

🐾なぜ人間は1人ひとり違うのか

個人の差異
・確固たるフィジカルな違い。
➜避けがたく変えようのないもの。

・育った環境や体験、教育および学習方法に起因する。

今日の大多数の専門家の意見。
遺伝子と環境の両方がたえず影響を及ぼし合いながら成長する。
➜生涯学習し続ける能力や脳の発達の余地は考えられていたより大きい。

初めのうちは生得的な気質や適性に左右される。
➜やがては経験や訓練や努力が大きく影響してくる。

能力は伸びる伸びない。
➜どちらを信じるかでその後の人生が変わる。
・自分が望む人間になれるか?
・自分にとって意義ある仕事を成し遂げられるか?

見方を変える。
➜気持ちが変わる。
=人生が変わる。

自分の脳力は変わらない。
=「硬直マインドセット(Fixed mindset)」
➜自分の能力を繰り返し証明せずにはいられない。

自分の有能さを示すことばかりに心を奪われる人。
・しくじらずに上手くできるだろうか。
・賢そうに見えるだろうか。
・バカと思われやしないか。
・認めてもらえるだろうか。
・突っぱねられやしないか。
・勝ち組でいられるだろうか。
・負け犬になりはしないか。
➜いつもびくびくしている。

自分の脳力は変わる。
=「しなやかマインドセット(Growth mindset)」
➜人間の基本的資質は努力次第で伸ばすことができる。

才能、適性、興味、気質。
➜努力と経験を重ねることで誰でも伸ばせるという信念。
例)
・ダーウィン、トルストイ
➜幼少時には凡庸な子。
・ゴルファーのベン・ホーガン
➜子供の頃は運動神経が鈍かった。
・写真家のシンディ・シャーマン
➜初めて受けた写真の授業で単位を落としている。
・大女優、ジェラルディン・ペイジ
➜「才能がないから女優は諦めなさい」と諭された。

※うまくいかないときにこそ、粘り強い頑張りを見せるのが「しなやかマインドセット」の特徴。

🐾自己洞察力

自分の長所と限界を把握しているのは?

●硬直マインドセット
➜自分の業績や能力に見当違いな評価を下す。

もう伸ばしようのない能力が値踏みされる。
=受け止め方が歪んでしまう。
・都合の良い結果ばかりに目を向ける。
・都合の悪いことは理由をつけて無視する。
➜本当の自分を見失う。

●しなやかマインドセット
➜自分の業績や能力に正確な判断を下す。

能力を伸ばすことができると信じられる。
=現時点での能力の情報を受け入れられる。

学ぶことに重点を置く。
➜効果的な学習が必要。
=現時点の能力について正確な情報が必要。

🐾自分のマインドセットを知ろう

自分の考え方に近いものはどれか?
①知能は人間の土台をなすもので、それを変えることはほとんど不可能だ。
②新しいことを学ぶことはできても、知能そのものを変えることはできない。
③知能は、現在のレベルにかかわらず、かなり伸ばすことができる。
④知能は、伸ばそうと思えば、相当伸ばすことができる。

①②硬直マインドセット
③④しなやかマインドセット

人間的な資質、性格特性についての考え方。
①どのような人間かはすでに決まっており、それを根本的に変える方法はあまりない。
②現在どのような人間であっても、変えようと思えばかなり変えることができる。
③物事のやり方は変えることができても、人となりを本当に変えることはできない。
④どのような人間かという基本的特性は、変えようと思えば変えることができる。

①③硬直マインドセット
②④しなやかマインドセット

人間的資質に対するマインドセット
知能に対するマインドセット
➜同じとは限らない。

知能に対するマインドセット
➜知的能力関わってくる場面で影響力を発揮。

人間的資質に対するマインドセット
・頼りがいがあるか。
・協力的か。
・思いやりがあるか。
・社会的スキルにたけているか。
➜問題になる場面で影響力を発揮。

硬直マインドセット
➜他人からどう評価されるかを気にする。
しなやかマインドセット
➜自分を向上させることに関心を向ける。

🐾マインドセットをしなやかにするには?

・知人の中でマインドセットが硬直した人を思い出してみる。
➜言動の理由がわかったか?
・マインドセットがしなやかな人を思い出してみる。
➜自分なら問題に対してどんな方法を取るか?
・受講した講座で次々と質問をあびせられる場面を想像する。

①硬直マインドセット的に考えてみる。
・自分の能力が評価されている。
・みんなの視線が自分に集まっている。
・自分を値踏みする先生の顔が見える。
・緊張が高まり、自尊心が危機にさらされて動揺する。

②しなやかマインドセット的に考えてみる。
・自分は初心者
・ここには学びに来ている。
・学ぶために力を貸してくれるのが先生。
➜心が開かれていく感じがする。

<第2章 マインドセットでここまで違う>

●能力を固定的に考える。
➜つまずいたらそれでもう失敗。
・落第点を取る。
・試合に負ける。
・会社をクビになる。
・人から拒絶される。
=頭が悪くて才能がない証拠。

努力は忌まわしいこと。
➜能力に欠ける証拠。
=必要のないもの。

●能力は伸ばせると考える。
➜努力こそが人を賢く、有能にしてくれる。

マインドセット信念
➜心の持ちよう。

🐾新しいことを学べたら成功か、賢さを証明できたら成功か

私は人間を弱者と強者、成功者と失敗者とには分けない。・・・学ぶ人と学ばない人とに分ける。

社会学者、ベンジャミン・バーバーの言葉

学習意欲を潰してしまうもの。
=硬直マインドセット

●違いは脳波にも現れる
硬直・しなやか、両マインドセットの人に難問を答えてもらう。
➜成否を知らせ、興味、注意が喚起される脳波を調べた。

硬直マインドセットの脳波。
「あなたは正解です」
➜関心が高まった。
=成否を告げられる瞬間が最大。

学習に役立つ情報が提示されても興味を示す気配は見られなかった。

しなやかマインドセットの人たち。
➜知識を広げてくれる情報にしっかりと注意を向けた。
=学習に重きを置いている。

●どちらを優先させるか
・失敗せずにすむ安全な道。
・苦労を覚悟でチャレンジする道。

若者に理想のパートナーの人物像を訪ねた結果。
硬直マインドセットの場合。
・自分をあがめてくれる人。
・自分は完璧だと感じさせてくれる人。
・自分を尊敬してくれる人。
➜自分の資質をそのまま温存してくれる人。

しなやかマインドセットの場合。
・こちらの欠点をよくわかっていて、その克服に取り組む手助けをしてくれる人。
・もっと優れた人間になろうとする意欲をかきたててくれる人。
・新しいことを学ぶように励ましてくれる人。
➜自分の成長を促してくれる人。

🐾自分を賢いと感じるのはどんなときか

●硬直マインドセットの場合。
・ひとつも間違えずにできたとき。
・何かをすばやく完璧にこなしたとき。
・人にはできないことが自分には簡単にできるとき。
=即座に完璧にこなせるとき。

完璧にできなくてはいけないと思う理由。
➜1回のテストで評価が永遠に決まってしまうと思っているから。
=1回のテストで自分の価値が決まってしまう。

失敗から学び、挽回しようとはしない。
➜自尊心を満たすことばかり考えようとする。
=能力がないのだから他の手を探すしかない。

●しなやかマインドセットの場合。
・難しくても本気で頑張って、以前にはできなかったことができたとき。
・ずっと考えていた問題の解き方がわかりはじめたとき。
➜時間をかけて何かを習得しているとき。
=困難に立ち向かいながら前進しているとき。

※潜在能力が開花するには時間がかかることを知っている。

失敗から学び、次に備えてもっと勉強する。
➜自分よりもテストの点数が上の人の答案に注目する。

失敗をなにかのせいにしないかぎり、その人は失敗者ではない。

バスケットボールコーチ、ジョン・ウドゥンの言葉

自分が間違いを犯したことを認める。
➜教訓を得て成長していける。

🐾マインドセットと抑うつ

硬直マインドセットの場合。
問題点や失敗が頭から離れない。
➜抑うつがひどくなる。

「失敗したのは自分が無能で役立たずの証拠だ」
「お前はバカだという言葉が頭の中でぐるぐるまわり続ける」
「自分はろくでなしだという思いにつきまとわれる」
➜失敗者という烙印から抜け出せなくなっている。

気分が落ち込む。
➜投げやりになる。
=問題解決の手段を講じなくなる。
例)
・勉强をサボる。
・課題を期限までに提出しない。
・掃除、洗濯など雑事をほったらかす。
など。

しなやかマインドセットの場合。
気分が落ち込むほど問題解決の手立てを講じる。
・勉强に遅れないように注意する。
・身の回りのことに気を配る。
➜意欲を強く持とうと奮起した。
=抑うつに対処できる。

🐾マインドセットが変われば努力の意味も変わる

努力が怖い理由。
・才能に恵まれている者に努力は不要。
・努力が必要自分は無能。
・言い訳のしようがなくなる。
➜「やればきたはず」という逃げ道がなくなる。

硬直マインドセットの根底にあるもの。
・成功を決するのは才能。
・失敗は能力が劣る証拠。
・努力は才能なき者の悪あがき。

チャンスがあるのに何もしない。
➜しなやかマインドセットでは考えられないこと。
「やればできたのに」やらないより辛いこと。

※「自分が価値を置くことに全力を注ぎ込んできた」
➜胸を張って言えるのはどちらのマインドセットか?

Q:失敗するのはどんな場合でも本人のせい?
A:努力ですべてが解決するわけではない。
➜境遇に左右されることもある。
例)
・経済的に恵まれている人。
➜納得するまでチャレンジできる。
・十分な教育が受けられる人。
・知り合いに有力者がいる人。
・力の入れどころを心得ている人。
➜同じ努力でも大きな成果が得られる。

※財力、教育、人脈が努力の効果を倍増させる。

境遇に恵まれない。
➜努力が実らないこともある。

硬直したマインドセット
➜成長や変化の妨げになる。

マインドセットをしなやかにする。
➜変化への道が開けてくる。

※自分の人生や他人の生活に差し障りがなければ、あえて変える必要はない。
➜どの部分を変えるのが最も有意義かは、自分で判断すべきこと。

🐾マインドセットをしなやかにするには?

困難に打ち克って何かを学ぶたびに、脳に新たな回路が形成されていく様子を思い描く。

●肝心なこと。
・体験から何を学んだか学べるか?
・どうすれば成長に結びつけることができるか?
➜習慣を身に着ける。

いつもやりたいと思っていながら、うまくできる自信がなくてできなかったことを実行してみる。

<第3章 能力と実績のウソホント>

●硬直マインドセットの学習法。
教科書と授業ノートを読む。
➜わかりにくいところを読み返す。
=片っ端から丸暗記する。

テストで良い点が取れなかった。
➜苦手科目だったと諦める。
「やるべきことは全てやったんだから」

学習のプロセスをおろそかにする。

●しなやかマインドセットの学習法。
丸暗記はしない。
・抗議全体のテーマや基本原則をつかむ。
・ミスしやすいところはマスターするまで反復学習。

試験で良い点を取るより、しっかり理解することを目標にした。
➜結果的に良い成績がとれるようになった。

味気ない授業、わかりにくい授業。
「興味を持とうとした」
「前向きな気持で授業に臨んだ」
「勉強する意欲を失わないようにした」
➜余計に自分を発奮させようとした。

「学ぶ」ことに重きを置く。
➜効果的な学習方法をいろいろ試して工夫する。

🐾芸術的才能は天賦のものか?

短期デッサン講座に参加費たちの受講前、受講後。

本書より

左側:講座初日
右側:5日後の講座終了時
➜上手な作品だけを選んだわけではない。

デッサン力習得可能なもの
➜描くスキルではなく、見て捉えるスキル。
例)
・線の角度
・空間
・位置関係
・陰影明暗
・全体をとらえる力
➜個々のスキルを習得、同時に働かせる。
=絵が描ける。

芸術的なことも伸ばせる。
暮らしの中でスキルを自然と身に着ける人。
努力して学び取って、統合しなければいけない人。
➜才能のある無しと判断されている。

訓練を受けなくてもできる。
✗それ以外は訓練を受けてもムダ。
○訓練を受ければ大抵の人はできる。
➜場合により、元々できた人よりうまく出来るようになる。

初期の作品で才能がわかる。
=硬直マインドセット

🐾危険な褒め方

優秀というレッテルの落とし穴。

8割以上の親。
「子供に自信をつけさせるには、能力をほめる必要がある」

硬直マインドセットの子供
➜自分の能力に関心が向きすぎるくらい向いている。

能力を褒める。
➜関心が集中してしまう。
「重要なのは能力があるかどうか」
「成績から潜在能力までもわかる」
➜硬直マインドセットをさらに刷り込む結果になる。

思春期初期の子供数百人を対象にした実験。
「難解な非言語式知能検査を10題やらせる」
➜2通りの褒め方の変化を調べた。

能力をほめるグループ(能力群)
「8問正解。よく出来た。頭がいいね」
➜有能というレッテルを貼る。

努力をほめるグループ(努力群)
「8問正解。よく出来た。頑張ったね」
➜優れた才能があると思わせないようにした。
=努力だけをほめるようにした。

グループ分け時の両グループの成績は等しかった。

ほめた後の結果)
能力群
➜硬直マインドセットの行動を示すようになった。
・新しい問題へのチャレンジを避ける。
・学べるチャンスを逃してしまう。
=ボロを出して自分の能力が疑われることを避けた。

努力群
9割が新しい問題にチャレンジした。
➜学べるチャンスを逃さなかった。

両グループの全員になかなか解けない難問を出した。
能力群
自分はちっとも頭が良くないと思うようになった。
問題が解けた頭が良いから。
問題が解けない頭が悪いから。

努力群
解けないのだから「もっと頑張らないと」と考えた。
➜解けないことを失敗とは思わない。
=自分の頭が悪いからとも考えなかった。

問題を解くことを楽しめたか?
解けた時は両グループとも「楽しい」と答えた。

解けない難問後
能力群
➜面白くない。
努力群
➜むしろ面白い。

問題のできはどうだったか?
能力群
できはガクンと落ちた。
➜優しい問題を出されても成績は回復しなかった。
・自分の脳力に自信が持てなくなった。
・スタート時よりも成績が落ちた。

他者に自身の点数を告げる場合、高く偽った。

子供に「あなたは頭が良い」と言う。
➜自分を賢く見せようとして愚かな振る舞いに出るようになる。
=ウソの成果を報告する。

努力群
どんどん良くなっていった。
➜難問に挑戦し、スキルに磨きがかかった。

※能力をほめると知能が下がり、努力をほめると知能が上がった。

🐾マインドセットをしなやかにするには?

・憧れの人物を思い浮かべてみる。
➜業績の陰にとてつもない努力があったことを知る。
・人が自分よりも優れた業績をあげたときのことを思い出す。
➜才能の差ではなく、やり方が優れていたから、懸命に努力したから。
・どうせダメだと諦めたら。
➜結果ではなく、学んで向上していくことに関心を向ける。
・子供にレッテル貼りをしていないか?
➜才能がある、素質があるなどと能力をほめていないか注意する。
・ネガティブなレッテルを貼られた人が大勢いる。
➜周囲の人がしなやかマインドセットで暮らせる環境をつくっていく。

<第4章 スポーツ>

チャンピョンのマインドセット

🐾チャンピョンの資質

チャンピョンの資質とは。
・練習に打ち込む。
・地道に努力を重ねる。
➜ここぞというときに底力を発揮する能力のこと。
=窮地のときにワンランク上のプレーができる人。

※物事が順調にいかなくなって壁が立ちはだかって平静でいられないときこそ、チャンピョンの資質が問われる。

チャンピョンになり得る選手は自分を特別と思っていない。
➜勝って当たり前の才能に恵まれているとは思っていない。
・懸命に努力する。
・プレッシャーを跳ね返す方法を身に着ける。
➜いざという時に尋常ならぬ能力を発揮した人。

トップに上りつめた後。
➜維持するにはしっかりした人格、キャラクターが必要。

能力があれば、頂点にたどり着くことはできる。けれども、しっかりした人格がそなわっていないと、そこにとどまり続けることはできない。

何度も何度も勝ち続けるスポーツ選手やチームは、”能力もさることながら、キャラクターが優れている”のだと思ってほしい。

ベン・ホーガンのコーチ、ジョン・ウッデンの言葉

●キャラクターとしなやかマインドセットの関係
運動能力についての考え方。
硬直マインドセット
「持って生まれた運動能力のレベルは一定で、それを変えることは不可能に近い」
「スポーツが上手くなるには、天性の資質が欠かせない」

しなやかマインドセット
「現在のレベルがどうであれ、練習すれば必ず上達する」
「スポーツで優れた成績をあげるには、地道に練習を重ね、技術や技能を学ぶ必要がある」

気骨ある人格、キャラクターを示したのはしなやかマインドセットの人。
=チャンピョンの資質の持ち主。

🐾成功とは勝つことか、最善を尽くすことか

●研究結果その1
しなやかマインドセットの人にとっての成功とは
➜ベストを尽くし、学んで向上すること。
=トップアスリートたちの考え方。

結果に至るプロセスからも、同じくらい大きな喜びが得られる。以前よりも進歩したと確信できるのなら、あるいは、持てる力を出し切ったと思えるのなら、負けてもかまわない。もし負けたら、トラックに戻ってさらに練習を積むだけのことよ。

ジャッキー・ジョイナー・カーシーの言葉

硬直マインドセットの人の成功。
➜自分の優越を確立すること。
=自分がその他大勢とは違う人物であることを見せつけられれば成功。

●研究結果その2
失敗したらどうするか?
しなやかマインドセットの人にとっての失敗。
➜バネにしてさらに前進する。

失敗とは
・教訓を与えてくれるもの。
・目を覚ましてくれるモーニング・コール

硬直マインドセットの人。
➜失敗自分は負け犬

●研究結果その3
成功に責任を持つ。
しなやかマインドセットの人
➜成功を勝ち取り、それを維持する方法を責任を持って工夫する。

例)
マイケル・ジョーダンの場合
スタミナ、敏捷性は年齢とともに低下。
・以前にもましてコンディション作りに気を配り補う。
・ディフェンスをかわす動きに工夫を重ねる。
➜最後まで技に衰えが見られなかった。

硬直マインドセットの人
➜自分の脳力やモチベーションをコントロールしようとしない。
・どんなことも才能に頼って切り抜けようとする。
・壁に突き当たったらどうしようもない。
・自分はすでに成長の止まった完成品。
・自分に責任を持とうとはしない。
➜自分を守る。
=運命を嘆いたり、人を非難したりする。

●真のスター選手に共通する語り方とは?
真のスター選手の場合。
「ぼくらは」「わたしたちは」と語り始める。
=自分をチームの一員と考えている。

真ではないスター選手の場合。
「ぼくは」「わたしは」と言う。
➜チームメイトを自分とは別個の存在のように思っている。
=自分の偉大さの恩恵に浴している人たちのように語る。

🐾マインドセットをしなやかにするには?

・自分にはできるわけがないと思いこんでいるスポーツはないか?
➜やってみようという気持ちがあるなら、とにかく努力してみる。
・抜きん出た才能が仇になることもある。
➜硬直マインドセットは逆境に弱い。
・気骨、品格、人となりはしなやかマインドセットから生まれる。
・向上していくことこそが成功。
➜自分にとってもチームメイトにとっても得られるものが大きくなる。

<第5章 ビジネス>

マインドセットとリーダーシップ
・硬直マインドセットのCEOが書いた自伝。
➜社員の育成法や指導法につてい紙幅を割いたものは一冊もない。
=自社の欠点を直視しようとしない。

・しなやかマインドセットのCEOが書いた自伝。
➜人材育成についての詳細な検討がなされているものばかり。
=自社、業界の欠点に勇敢に目を向けた。

🐾残酷な上司

自分は生まれつき人より優れていると思っているリーダー。
➜自分より劣る人々の欲求や感情を無視してかかるようになる。

硬直マインドセットのリーダー。
➜一般従業員を大事にした者は一人もいない。
「いつも目を光らさせておく」という建前。
➜部下を残酷に扱う。

部下をけなすことで相対的に自分の権力、能力、価値を大きく感じたい。

リーダーシップの専門家、ハーヴィー・ホーンスタインの言葉

硬直マインドセットの人。
➜自分より劣っている人と比較して優越感を得ようとする。

部下を傷つけダメにする。
➜それだけ自分が有能に感じられてくる。

有能な部下を標的にする。
有能な者は自分の地位を脅かす存在。
=いじめの対象にする。
➜自分の力量ばかり気にしているので平気でできる。

「社外の現実ではなく、経営者の顔色を第一に心配するような状況を経営者人身が許していると、会社は凡庸になり、もっと悪い方向にすら進みかねない」

硬直マインドセットがはびこった社内。
➜勇気や改革の気風は育たない。

🐾しなやかマインドセットの有名経営者

私の墓碑銘にはこう記してほしいー自分よりも賢い部下を使う術を知っていた賢者、ここに眠る。

アンドリュー・カーネギーの言葉

ジャック・ウェルチ
➜我を抑えることのできる図抜けた人物。
ルイス・ガースナー
➜IBMを救済した男性。
アン・マルケイヒー
➜ゼロックス社を生き返らせた女性。

会社そのものを変容させた。
➜硬直マインドセットを根絶やし、しなやかチームワークの文化を植え付けた。

しなやかマインドセットの経営者
自他の潜在能力と成長の可能性を信じるところから出発する。
➜会社全体が成長していく原動力にする。

●ジャック・ウェルチ
「傾聴、信頼、育成」

『フォーチュン』のフェルチに対する評価。
「当代の誰よりも大勢の人から称賛され、研究され、手本にされたCEO」

当初は人事部長に「有能だが性格に問題あり」と指摘されていた。
➜自身の満身に気づき、改善していった。

ウェルチにとっての本物の自信。
・何事にもオープンな姿勢を保っていられること。
・変化を積極的に受け入れること。
・新しいアイデアを出どころに関係なく取り入れられる勇気。
➜地位、肩書、高級品や企業買収の成功などとは関係ない。
=成長しようとする気構えにこそ表れるもの。

ウェルチの目指す経営者のあり方。
➜部下を育て、導いていくしなやかマインドセットの経営者。

上司が果たすべき役割。
部下が過ちを犯して落ち込んでいるとき。
➜部下に自信を取り戻させること。

学歴ではなくマインドセットを重視した採用。

結局、私が求めているのは、情熱にあふれ、何かをやり遂げようとする意欲に燃えている人材であることがわかってきた。履歴書を見ても、心の中の熱さは伝わってこない。

ウェルチの言葉

本音で話し合える環境づくり。
・企業の好きな点嫌いな点。
・変革が必要と思われる点。
➜CEO就任後に経営幹部に尋ねた。

報奨はチーム全体に。
➜優れたアイデアの発案者個人ではなくチーム全体に与えた。

チーム全員で共有することを求められる。
➜社員同士の人間関係に大きな変化が起きた。

ジャック・ウェルチ
完璧な人間ではなかった。
➜成長しようとして一心に努力した。
・エゴを抑えた。
・現実を見据えた。
➜人間的な温かみを失わずにいられた。

●ルイス・ガースナー
「硬直マインドセットの根絶」
社内の上下のコミュニケーション経路を開いた。
➜エリート主義を攻撃した。

経営の根幹を握っていた経営委員会を廃止。
➜上層部以外の社員から広く意見を聴くようにした。

会社組織のどの位置にいる人かということは、私にとってはどうでもいいこと。地位や肩書とは関係なく、問題解決の力になれる人たちに集まってもらってともに話し合おう。

ガースナーの言葉

社内政治に明け暮れている社員をクビにした。
➜同僚の力になろうとする社員に報酬を与えた。

最終的に力を入れたのは顧客サービスの向上。
➜情報担当部長175名に顧客サービスを再優先課題とすることを宣言。
=メインフレームの価格を大幅に下げた。

CEOを退いた時のIBM株価。
=当初の800%まで上昇。
・情報技術サービス
・ハードウェア
・パソコン向けを除く企業向けソフトウェア
・高性能カスタム半導体。
➜各分野で世界一になっていた。
=業界の動向を左右するトップ企業に返り咲いた。

●アン・マルケイヒー
「情熱、気骨、猛勉強」
負債、棚卸資産、税、通貨などについて勉强。
➜財務指標や責任の所在を把握しているCEOになった。

各部署をまわり、従業員に侘びながら3割の人員削減をした。
➜退職者の今後を考えて眠れない日もあった。

物心両面から会社を救おうとした。
企業としての文化は絶やさない。
・退職者パーティー
・退職者の集い
・士気向上のための昇給
・誕生日休暇の制度
➜資金カット時でも続けた。
=従業員の働く意欲や成長のため。

ゼロックスの取締役に名を連ねることをまた誇らしく思うようになるなんて、想像もしていなかった。私は間違っていたよ。

取締役会のメンバーの言葉

🐾リーダーは生まれつきか、努力のたまものか

●集団浅慮VSみんなが考える。
硬直マインドセットが集団浅慮を招く要因。
・リーダーは絶対に過ちを侵さない神様だと思われている。
・集団のメンバーが自分たちには特別な才能や権力があると思っている。
・リーダーが自分のエゴを通すために反対意見を抑え込んでしまう。
・リーダーに認めてもらいたくて全員がリーダーになびいてしまう。

重要な決定を下すとき。
➜マインドセットをしなやかにしておく必要がある。
・情報をフルに活用する。
・オープンな議論を交わす。
➜より適切な意思決定ができるようになる。

優れたリーダーへのインタビュー
「人はリーダーに生まれつくのではなく、リーダーになるのであり、しかも、外的な条件によってではなく、自分自身の力でリーダーになるのだ」

ほとんどの経営者、CEO
=ボスにはなれてもリーダーにはなれずにいる。
➜権力をふるうばかり。
=自分や従業員や組織全体を変えることができない。

能力の育成を重んじる文化を作る。
➜おのずとリーダーが育ってくる。

🐾マインドセットをしなやかにするには?

・職場は硬直マインドセットか、しなやかマインドセットか。
➜過ちを認め、フィードバックを活かし失敗から学ぶ。
・部下に対してどのような態度をとっているか。
➜実習、研修、コーチングなど部下の能力向上を考える。
・しなやかな観点から会社を吟味する。
➜自己点検、チームワークを重んじる主風を作る。
・集団浅慮に陥りやすくなっていないだろうか。
➜別の見方や建設的な批判が出てくるように工夫する。

<第6章 つきあい>

対人関係のマインドセット。
相手に拒絶された場合。
●硬直マインドセットの人
・自分を否定されたように感じる。
・「魅力なし」とされたように感じる。
・激しい憤りを感じる。
➜受けた傷を癒やす手立てがない。
=相手を恨むことしかできない。

「仕返ししてやりたい。できることなら、痛い目にあわせてやりたい。それが当然の報い」

硬直マインドセットの人たちの望み。
=復讐すること。

●しなやかマインドセットの人たち
相手を理解して、許し、前向きに進もうとする。
➜深く傷ついてもそこから何かを学び取ろうとする。

「あんな結末を迎えたことで、コミュニケーションの大切さを痛感した。関係を育てていく努力が必要なことに気づいた」

すべてを理解することは、すべてを許すことなり。

フランスのことわざ

※相手を恨んでいる限り、新たな一歩を踏み出すことはできない。

しなやかマインドセットの人たちがしたこと。
=相手を許すこと。
「聖人じゃないけれど、心の平穏を得るには、人を許して忘れるしかない」

過去にとらわれず、未来を大切にする。
・お互いのためになること。
・もっと良い関係を築いていくのに役立つこと。
➜未来を大切にするすべを心得ている。

🐾恋愛こそマインドセットしだいで変わる

対人関係で関わってくるもの。
・人間的資質
・パートナーの資質
・人間関係それ自体に対する考え方

●しなやかマインドセットの場合。
自分も成長するし、パートナーも成長するし、お互いの関係も改善できる。

●硬直マインドセットの場合。
➜3つすべて変えようがない。
・自分の資質は変えようがない。
・パートナーの資質も変えようがない。
・人間関係の考え方も変えようがない。
=相性が良いか悪いかは最初から決まっている。
➜座して審判が下るのを待つのみ。

理想の相手は、出会った瞬間にピッタリと息が合い、それが永遠に続く相手。

人間関係における硬直マインドセットの問題点。
●問題点1
努力が必要だなんて知らなかった。
➜すべてがおのずと上手くいって当然と思っていること。
=愛さえあればなんでも叶うと信じている。

夫婦関係を維持していくには、たえず軌道修正を加えていく努力が欠かせない。2人を結びつけようとする力と引き裂こうとする力とが、つねに拮抗した状態にあるからだ。

夫婦関係の研究の第一人者、ジョン・ゴットマンの言葉

「言わなくてもわかるはず」
➜以心伝心で通じるはずという期待。
「まったく同じ考えのはず」
➜わざわざコミュニケーションを交わす必要なんてない。
=自分の考えはそのままパートナーの考え。

夫婦の違いについての質問
「夫である私は〇〇する権利があり、妻には〇〇する義務がある」
「妻である私は〇〇する権利があり、夫には〇〇する義務がある」
➜〇〇は食い違う部分。
=夫婦関係の考え方の違い。

勝手に何かを自分の権利だと思いこんでいること。
➜自分の権利が侵されること。
=何よりも腹立たしいこと。

※人間関係は、育む努力をしない限り、ダメになる一方で、決して良くなりはしない。

お互いの考えや希望を正確に伝える。
➜矛盾する点をハッキリさせる。

●問題点2
問題が起きるのは性格的な欠陥がある証拠だ!
➜衝突して苦しんだ経験もなしに、息の合った夫婦なれるはずがない。

パートナーに欠点を見つける。
➜相手を軽蔑するようになる。
=夫婦関係全般に不満を抱くようになる。

問題から目を背ける。
①自分の愛する女性は悪人だった。
②自分は悪人だ、だから彼女が離れていった。
③2人の相性が悪い、だから夫婦関係の修復は不可能だ。
➜自分の努力ではどうしようもない。
=硬直した結論に行き着いてしまう。

解決しうる問題があるとは考えられない。

🐾マインドセットをしなやかにするには?

・人から拒絶されると、否定されたように感じて恨みや復讐心を抱くだろうか?
➜相手を許して幸せを祈ることができるか?
=恨みを忘れることができるか?
・理想のパートナーがどんな人か考えてみる。
➜問題を理解と親密さを深めあうチャンスと捉える。
・すぐ人のせいにするタイプか?
➜人のあら捜し、非難ばかりはやめる。
・引っ込み思案な性格か?
➜しなやかなマインドセットは内気なままでも、人付き合いに支障はない。

<第7章 教育>

マインドセットを培う。

🐾知っておきたい成功・失敗のメッセージ

●成功したときにどんな言葉をかけるか。
メッセージの裏に潜むメッセージ。
「そんなに速く覚えられたなんて、あなたはほんとに頭がいいのね!」
➜はやく覚えられなければ、頭が良くない。
「あの絵を見てごらん。あの子は将来のピカソじゃないだろうか」
➜なにかむずかしいものを描こうとしないと、ピカソとは思ってもらえない。
「あなたはすごい。勉強しなくてもAが取れたんだから」
➜勉強しないほうがいい。さもないと、すごいと思ってもらえない。

子供をほめる。
➜自信がついて成績も上がる。
・頭がいい。
・才能がある。
・素質十分。
など。

頭の良し悪しや才能の有無にこだわる。
➜硬直マインドセットの子。
=挫折しやすい子。

※頭の良さをほめると、学習意欲が損なわれ、成績も低下した。
➜実験結果

頭がいい、才能があるというほめ方。
成功するのは賢いから。
➜失敗するのは頭が悪いせい。
=硬直マインドセットに縛られる。

🐾努力と成長に注目したメッセージを送ろう

知的能力や才能を愛でるほめ方は避ける。

しなやかな観点に立ったほめ方。
➜粘り強く勉强や練習を重ねたことをほめる。
=子供の努力や選択を評価する気持ちを伝える。

「今日はずいぶん長い時間、一生懸命に宿題をやってたな。集中して終わらせることができてえらいぞ」
「この絵、きれいな色をたくさん使って描いたね。色の使い方のことを話してくれるかな?」
「この作文には自分の考えがたくさん書いてあるね。シェークスピアが別の角度から見えてくるようだ」

ほめるときは、子ども自身の特性をではなく、努力して成しとげたことをほめるべきだ。

子供の研究に生涯をささげたハイム・ギノットの言葉

素早さ、完璧さをほめる。
「ずいぶんはやくできた!」
「ひとつも間違えなかった!」
➜すばやく完ぺきにできなければ賢いと思われない。
=難しいことには手を出すまい。

スピードや完璧さ。
=難しいことに挑戦する場合の敵。

🐾失敗したときには建設的な批判を

失敗から何を学ぶべきか。
➜成功するためには何をしなくてはならないか。
=まやかしの褒め言葉で慰めない。

●メッセージに敏感な子どもたち
硬直マインドセットの子供の場合
優劣を評価するメッセージを受け取っている。
➜品定めされているような気がしている。

どんな気持ちから?
Q:宿題を見てやろうと言われました。
A:どれくらい頭がいいか確かめたいから。

Q:良い成績をとって両親が喜んだ。
A:頭のいい子だとわかったから。

Q:成績の悪い科目について話し合おうと言われました。
A:成績が悪いのは賢くない証拠かもしれないと思っているから。

言葉をかけられるたびに優劣の評価のメッセージを聞き取る。

しなやかマインドセットの子供の場合
学習意欲を育む。
➜勉强の習慣をつけさせようとしてる。

どんな気持ちから?
Q:宿題を見てやろうと言われました。
A:宿題からできるだけたくさんのことを学んでほしいから。

Q:良い成績をとって両親が喜んだ。
A:一生懸命に頑張った証拠だから。

Q:成績の悪い科目について話し合おうと言われました。
A:もっとうまい勉強法を教えてやりたいと思っているから。

親に応援してもらっていると感じている。

子供のしつけ。
=子供へのメッセージ。
「優劣や善悪の評価を下して罰を与える」
「じっくりと考えて何かを学び取ることに力を貸す」
➜どちらのメッセージを込めているか?

🐾マインドセットをしなやかにするには?

・親が子に対する言動には、何らかのメッセージが込められている。
➜送っているメッセージにチャンネルを合わせる。
・子どもをどのようにほめているか。
➜プロセスをほめる練習をする。
・子どもがヘマをしたときに、どう躾けるか。
➜建設的な批判、どうすれば悪いところを直せるかを理解させる。
・技能や知識をどんどん習得してくことができる人間に育てよう。
➜天賦の才に恵まれた人間を目標にしても意味がない。
・到達基準を下げたからといって、生徒の自尊心が高まるわけではない。
➜成長を見越して課題を出し、プロセスに対するフィードバックを与える。

※優れた教師はみな、才能や知能は必ず伸びると信じており、学びのプロセスをとても大切にする。

・親や教師の使命は、1人ひとりの持つ可能性を十分に発揮させること。

<第8章 マインドセットをしなやかにしよう>

しなやかマインドセットの根底にあるもの。
➜「人は変われる」という信念。

●解釈を導くマインドセット
マインドセット
➜頭の中になるチェックシートの枠組みを形作っているもの。

マインドセットが硬直している人。
➜自分や他人の品定めばかりするようになる。
「これは私が敗北者だということだ」
「これは私がみんなよりも優れているということだ」

どんな情報にも極端な評価を下す。
・良いことが起こる。
➜極端にポジティブなレッテルを貼る。
・悪いことが起こる。
➜極端にネガティブなレッテルを貼る。

マインドセットがしなやかな人。
➜問題にしているのは自分や他人の評価ではない。
=関心の中心は学習や建設的行動。
「この体験から何を学び取ることができるか」
「どうすれば自分を向上させられることができるか」

🐾マインドセットをしなやかにするワークショップ

※脳は、筋肉と同じく、使えば使うほど性能がアップする。

新しいことを学ぶ。
➜脳が成長する。
=頭が良くなっていく。
➜科学的に証明されている。

赤ちゃんの例
「お喋りができなからといって、赤ちゃんを嘲笑ったり、この子はバカだなんて言わない。お喋りができないのは、まだ喋り方を知らないからにすぎない」

自分は自分の脳の世話係。
➜正しい使い方をする。
=脳の成長を助けることができる。

マインドセットを変える。
=心の拠り所を変える。
➜容易なことではない。

マインドセットを切り替える。
・チャレンジ
・苦闘
・批判
・挫折
➜今まで恐れてきたものを受け入れざるを得ない。

自分が自分でなくなるような不安。
野心、活力、個性にあふれる自分。
➜他と変わらない凡庸な人間。

成長を目指して自分の可能性を開く。
➜今より大きくなることはあって、も小さくなることはない。

秀でた人々惜しみない努力を傾けた人々。
➜努力しなければはじまらない。

マインドセットが変化するということ。
=物事の見方が根底から変化すること。

●自分も学びつつ、学ぶ人を応援する
今日は、自分にとって、周囲の人にとって、どんな学習と成長のチャンスがあるだろうか?
➜いつ、どこで、どのように実行しようか?
=行動に移すことが肝心。

逆戻りせず、進歩を続けていくために。

本書より

知ることだけでは十分ではない、それを使わないといけない。やる気だけでは十分ではない、実行しないといけない。

ゲーテの言葉

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