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人生曲線〜自分への投資をしている時間〜
菊池雄星選手が地元花巻に屋内練習場を作るというニュースに触れて、色々と調べていたところ、関連して大谷選手と菊池選手を育てた花巻東高校の佐々木監督の記事を見つけて、読んでいてなるほどなあと思ったと同時に思い出したことがあります。
八幡高校の1年生の時だったと記憶しているのですが、学校行事の特別講義で数学の先生が「人生曲線」というタイトルの話をしていました。
人生は正弦曲線(サインカーブ)のような
素朴な塩パンにまつわる物語
先日、神田川ベーカリーのお店に立っていると、いつも塩パンをたくさん買ってくださる白髪のご婦人がお店にいらっしゃいました。
小柄な方で、いつもエプロンをしてパンを買いに来てくださる方。
「塩パンを8個ください」
今日もたくさんの塩パンをご注文されてから、ブリオッシュなど2.3個のパンを追加でご注文してお会計を済ませたあとで、ご婦人が笑顔で話し始めました。
「最近、パンの種類がたくさんふえてきた
自分で考える力を削ぐ子供への公共圧力
これからの自分の仕事やキャリアに活かそうと、都市経営プロフェッショナルスクールというのに通うことにした。
今、日本は、地方都市の自治体経営や都市・地域経営を真面目に考えないと、将来の持続性について結構やばいのではないかという危機感があり、子供たちに胸を張れる未来の社会へとバトンタッチするのは自分の親としての責任でもあるよな、とか子供が生まれてから考えるようにもなった。
ということで、その都市経
なんの仕事をしているかわからない、家にほとんどいない父親
僕の父親は高校卒業と同時に日産(?)のディーラーに就職して社会人になったらしい。実際には高校生の時代から勤労学生だったとかいって自慢げ語っていたことによると、若松に寄港した荷下ろし後の石炭船の底に残った石炭ゴミを拾い集めてどこかに売り飛ばす商売をしている悪い人に雇われて、高校の同級生の友達を数人集めて作業をさせる(自分は作業をせずに甲板から懐中電灯で照らして「そこにある石拾え〜」みたいな司令塔だっ
もっとみる規定される内部と世界の広さと宇宙の外
4年生になった娘と最近よく原宿にお買い物に行く。
雑司が谷に住んでいるので、自分たちの住んでいる雑司が谷から徒歩圏の繁華街といえば池袋なのだけど、原宿には池袋にはない魔力のあるコンテンツが満載だし、電車に乗って出かけるという行為にも娘たちにとっての楽しさは池袋とは比較にならない充実ぶりである。池袋には路面に面白い店がない。ここが圧倒的に原宿や渋谷とは違うところ。歩いて楽しいまち。
僕が子供の頃住
割りばしとかまぼこ板とダンボール箱
僕が育った北九州八幡の紅梅町というまちは、町工場が立ち並ぶ下町だった。1970年代の後半から80年代にこのまちで幼少期と少年時代を過ごした。
紅梅町のまん中にライオン食堂はあって、そこは額に汗して働く町工場の工場労働者たちの朝昼晩の胃袋を満たす、まちの食卓だった。
両親と祖父母ともライオン食堂ではたらく商売の家に育った僕は、生まれてすぐ保育所に通い、保育所が終わってからはライオン食堂のある長屋