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生理前のイライラと不眠によく効く漢方薬(4):柴胡加竜骨牡蛎湯の解説


今夜はカレー!のはずだったが

人生には高校大学等の進学や就職、結婚などの「節目」となる大きな選択から、ランチや夕食など日々の「細かな」選択まで毎日が選択の連続です。

選択に至る過程において、調べて考えに考えて決断するものから、「何となく」という直感で決めてしまうものまで様々ですが、どちらが優れているかは一概には言えません。

記事の冒頭であえて「選択」というテーマに触れたのは、私自身が昨日選択に迫られたからでした。

昨日の晩にカレーを作ったのですが・・・


カレーを選択した経緯やそのレシピに至るまで、それこそ選択の連続でした。

私の場合、カレーの選択は直感でした。それもいつもの「ジャワカレー中辛」ではなくて、カレールーを変えて作ってみようと思ったのがそもそもの始まりだった。

カレーひとつ取っても、同じルーを使っていても各家庭で味は異なります。

私はケチャップを隠し味にするのですが、それをソースだったり醤油だったりで人によって様々です。以前はインスタントコーヒーを入れるとコクが出るなんて話もありましたが、今でもやっている人はいるのでしょうか。

私のnoteの最初の記事は、

解熱鎮痛剤の種類の多さにびっくりした

これはカレールーにも当てはまります。
昨日スーパーに入って「カレールー」のエリアに行くと、解熱鎮痛剤のエリアに行ったときの記憶がよみがえりました。

昭和の時代からあるジャワやバーモンドがイブやバファリンなら、それ以外のルーも数多くあり違いがまったくわかりません。

しかも昨今の物価上昇により、候補に上がっていた「ハウスザカリー」が500円近くになっていてあきらめざるをえませんでした。

さあ、困った。いつものジャワカレーでアレンジを変えるか、それともルーではなく「粉」にして新しいレシピに挑戦するか。

スーパーのカレーエリアで立ち尽くすこと数分、私が選択したのはハウスザカリーより100円安い、それでもジャワカレーよりは100円高い「ディナーカレー」でした。

決め手は「フォンドボー」。

知っているようで知らない思い出せない味、それがフォンドボー。しかしルーは決まってもここからまた選択との格闘です。

・メーカーの指示通りに作るのか
・それともいつもの隠し味を入れるのか
・具材にじゃがいもは入れる?など

私の選択は「カレーを3つに分ける」(ディナーカレーは量を作れません)。まずはメーカーの指示通りに作ってみて、足りなければ後の2つでアレンジする。


カレーはイライラや不眠に効く、かどうかはわかりませんが「おいしいもの」を食べればおいしいものに意識が集中するのでひとまずイライラは忘れます。

そして料理は「ストレス解消」になるのでカレーでいえば、

・カレールーはジャワカレーなどのブロックか、それともSBの赤缶か
・肉は鶏か豚か、それとも奮発して牛か
・たまねぎは半個か、1個使っちゃう?

考える工程が多ければ多いほど、それだけイライラから離れていきます。

非常識な人はどこへいってもいます。それよりもおいしいカレーを作ることに集中しましょう。集中できるものを2つ3つと増やしていきましょう。

柴胡加竜骨牡蛎湯の成分他詳細情報



柴胡加竜骨牡蛎湯エキス顆粒 24包2068円(参考価格)
成分
15歳以上1日服用量3包中、柴胡加竜骨牡蛎湯エキス粉末1950mg

「気」グループ
・柴胡2.5g:理気、自律神経抑制、抗炎症作用
・半夏2.0g:降気、鎮咳去痰作用
・桂皮1.5g:降気、発汗作用
・人参1.25g:補気、健胃作用

「健脾」グループ
・茯苓1.5g:利水、健胃作用
・生姜0.4g:健胃、血行促進作用
・大棗1.25g:健胃作用

・黄苓1.25g:消炎、解熱作用
・竜骨1.25g:鎮静作用
・牡蛎1.25g:鎮静作用
・大黄0.5g:しゃ下作用

用法用量
次の量を1日3回、食前または食間に水または白湯にて服用

・15歳以上1回1包
・7歳以上15歳未満1回2/3包
・4歳以上7歳未満1回1/2包
・2歳以上4歳未満1回1/3包

効能効果
体力中等度以上で精神不安、不眠、便秘を伴う次の症状がある人
神経症、更年期神経症、小児の夜泣き、など

してはいけないこと

・他の下剤(しゃ下薬)を服用している間は本剤を服用しないでください

相談すること

・身体の虚弱な人(体力が衰えている人、身体が弱い人)
・胃腸が弱く下痢しやすい人
・小児の夜泣きや便秘の服用は1週間くらい、その他症状で1ヶ月くらい服用しても症状がよくならない場合は服用を中止して、医師や薬剤師にご相談ください。

その他不明な点は薬剤師や登録販売者にご相談ください。


柴胡加竜骨牡蛎湯のの注意点

漢方薬は副作用が少ないので(ゼロではない)「してはいけないこと」の注意はほとんどありませんが、柴胡加竜骨牡蛎湯には次の生薬が配合されているのでお腹の弱い人は注意が必要です。

大黄

大黄は本来「便秘薬」として使われますが、柴胡加竜骨牡蛎湯での役割は便秘薬というよりも、

・竜骨牡蛎が頭まで上った熱を下へ降ろす
・大黄はその熱を便と一緒に排出する


滞った気や熱を身体の外へ排出するために使われます。

実際に大黄0.5gと少量なので、便秘に関してはそれほど強い作用はないように思いますがただし、

体調が悪い人、胃腸が弱い人は注意が必要です


だから選択肢として柴胡加竜骨牡蛎湯に向いている人は、

・イライラや落ち込みなど精神不安のある人
・精神不安により不眠がある人
・便秘傾向の人


精神不安と不眠は当てはまるけど便秘だけ違う、と言う人は大黄がない精神不安に効く漢方薬がいいかもしれません。

柴胡加竜骨牡蛎湯があなたのイライラや不眠を解消してくれますように。

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