【'22年版】変わり者か、変える者か。「真の変人」になるための8つの条件とは
こんにちは。【肚真利(どまり)】です。
今回の内容は、「真の変人」になるための8つの「条件」。
「多様性の時代」と言われる昨今において、「真の変人」になることが求められていると思います。
ちなみにタイトルにある「変わり者か、変える者か」は、
喜劇王チャールズ・チャップリン氏の言葉。
●「ただの変人」⇒ただの変わり者
●「真の変人」⇒自分の人生も、世界も変える者
と定義して、話を進めていきます。
※あくまで独断と偏見によるものですので、「絶対にこれが正しい」ということはございません。お気軽な感じで、読んでいただければ幸いです。
条件①:『自分』という
「素材」を武器にしている
「条件」の1つ目は、『自分』という「素材」を武器にしています。
●得意なこと(ポジティブな面)
●苦手なこと(ネガティブな面)
●容姿
●生い立ち
●コンプレックス
など、全てを含んだ自分の「要素」を理解して、それらを武器にしているのです。「ポジティブな面」(特技等)だけではなく、「ネガティブな面」(弱点等)も武器に変換しています。
『自分』という「素材」で勝負をしているので、他人と比べたり、優劣を付ける必要もありません。
誰かと比較して『自分』を傷つけ、落ち込むことも無いですし、
誰かを批判して傷つけて、優越感に浸ることも無いのです。
条件②:確固たる「軸」があり、
ブレない
「条件」の2つ目は、確固たる「軸」があり、ブレないこと。
●こだわり
●信念
●思想
●価値観
●世界観
などがハッキリとしていて、ブレることはありません。
「真の変人」には、これらを貫き通し、周りを納得させてしまうパワーがあるのです。
誰かにちょっと否定されただけで、ずぅーんと落ち込んで、感情が乱れ、
心が折れていたら、苦難を乗り越えられませんし、状況や、まわりの世界を変えることなんてできませんからね。
まあ、「真の変人」といっても、人間なので、
強く否定されれれば、一時的に落ち込むことはあるでしょうけれども、
すぐに立ち直って、また復活するといった感じです。
条件③:「俯瞰」していて
柔軟性がある
「条件」の3つ目は、俯瞰(ふかん)していて、柔軟性があること。
俯瞰(ふかん)とは、広い視点で物事をみるという意味。
頭がやわらかく、様々な価値観を受け入れることができます。
上の「条件②:確固たる「軸」があり、ブレない」だけですと、
とても頑固で、頭が固くて、融通がきかない印象があるかも知れませんが、
「真の変人」は、その一歩先を行っています。
『自分』をしっかり持ちながらも、他人の考えや価値観を、
柔軟に受け取り、『自分』の糧(かて)にすることができるのです。
「それ、いいね。実に面白い」ってな感じで、どんどん新しい価値観に触れて、『自分』の世界を拡げ、成長していきます。
本当に「こだわり」「世界観」「価値観」を大事にしている人というのは、
●物凄い情熱を持つことの、楽しさや素晴らしさ
●こだわりを貫き通すことの難しさ
●価値観を否定された時の寂しさ
●自分の世界観を堂々と表現するのは、意外と勇気がいること
を理解しているので、他人の「こだわり」を否定することはありません。
条件④:ユルくて自由で
「余裕」がある
「条件」の4つ目は、ユルくて自由で「余裕」があること。
なんとなくの雰囲気になるのですが、「真の変人」はそういった人が多いです。
実は、上の条件①~③をきっちり満たしていれば、自然とリラックスできて、落ち着くことができます。
無理している感じもなく、世間体を気にしているわけでもなく、
まさに「自然体」って感じです。人の目をあまり気にしていない人が多いです。また、どこかユルくて、「余裕」がある状態は、「実践の場」でも大きなメリットがあります。
実際、スポーツ、ビジネス、恋愛などの場面で、「ユルくて余裕がある状態」ができていると、高いパフォーマンスを発揮できて、成果を出しやすいです。逆に、緊張して焦っている人というのは、あまり上手くいきません。
条件⑤:子供っぽさがあり、
好奇心旺盛
「条件」の5つ目は、子供っぽさがあり、好奇心旺盛。
子供っぽいというのは、単にガキっぽいという意味では無く、童心(どうしん)を大切にしています。
多くの人が素通りしてしまうようなことでも、興味関心を示したり、
一つの事に没頭して、無我夢中になったり、遊び心を持ちながら、仕事を楽しんでみたり…そういったことです。子供のような心=童心=豊かなのです。
●子供のような心を持ちつつ、オトナの品格と大きな器
が理想です。そういう人って、同性からも慕われますし、異性からもモテますよね。
逆に・・・
●クソジジイ級のカタい頭で、ガキ臭くて小さい器
は最悪です。上から目線で説教臭くて、貧相な考え方なんて、目も当てられませんね(笑)
条件⑥:自分を磨いていて
「実力」もある
「条件」の6つ目は、自分を磨いていて、「実力」も備わっていること。「真の変人」は、スキルも研ぎ澄まされていますし、「実力」もあります。
家でダラダラして、ぼぉーっとして、「実力」も無く、へなちょこなヤツだったら、自分どころか、まわりに良い影響を与えることはできません。
変人=いいかげんなふざけたヤツ、と思う人もいるかもしれませんが、
「真の変人」は、めちゃくちゃ真面目な人が多いです。見えないところで、ストイックに自分磨きをしているのです。
条件⑦:ピンチと友達。
しぶとくて図太い
「条件」の7つ目は、ピンチと友達。しぶとくて図太いこと。
「真の変人」は、「そこまでやります?!」「まだやります?!」という、
はたから見れば「狂ったように見える」ほどの、しぶとさや図太さがあります。
分かりやすい例で言うと、会社が倒産して、自己破産をして、どん底に落ちても、不死鳥のように何度も蘇ってくる人です。「まだやります?!」という驚愕のレベルで継続します。
「結局、精神論ですかぁ?そうですか・・・」
と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、はい、その通りです。ある意味「精神論」です。「ピンチを楽しむ能力」が高いと言っても良いかもしれません。
また、「真の変人」である本人は、苦労だと認識していないこともあります。「没頭して楽しんでいただけ♪」(てへペロ)というケースも少なくありません。
条件⑧:きっちり「常識」も
わきまえている
「条件」の8つ目は、きっちり「常識」もわきまえていること。
変人=適当で非常識なヤツ、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
「真の変人」は、極めて丁寧で、礼儀正しい人が多いです。腰も低いですし、とても謙虚です。
「非常識&型破りが良い」というのは、あくまで発想や精神力、ブランディングの話であって、「人柄」の話ではありません。ここを勘違いしてしまうと、ただのキモい変人で終わってしまいます。
「人柄」が本当に悪くて、非常識で、無礼なヤツだったら、心底嫌われますし、相手にしてもらえません。
「芸人」さんを思い浮かべると分かりやすいと思いますが、
「破天荒で型破りで非常識でキモいヤツ」で売り出している人でも、
普段は礼儀正しくて、腰の低い人だったりしますよね。本当に、非常識でキモいヤツだったら、多くの人から応援されないでしょうし、人気も出ないと思います。
まとめ。
「真の変人」=『天命』に生きること?!
「真の変人」になるための、8つの「条件」をまとめてみました↓
全て当てはまっている必要はないですが、満たしている条件が多ければ多いほど、「真の変人」に近づいていきます。目指すか目指さないかは、人それぞれですが、「真の変人」を極めていくことで、人生が輝き、エキサイティングになります。
今回は、「真の変人」という切り口で解説させていただきましたが、
日本古来からある、『天命』の考え方に近いです。
『天命』とは、一人一人が輝く生き方であり、道。一人一人、生きる道が違うので、自分の道を歩む=他人とは違う=ある意味で「変人」に見える…
といった感じになるわけです。
『天命』に関しては、以下の関連メディアで詳しく解説していますので、
よければ補足資料として、参考にしてみてください↓
以上となります。
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