shandy

心と体どっちも健康な日、ほぼない

shandy

心と体どっちも健康な日、ほぼない

マガジン

  • ぼくは常々考えているのですが

    だいたいこんな感じのことをいつも考えてるよ、と親に伝えたことがあるのですが、「大変だね。疲れない?」と言われました。はい、疲れます。

  • なんでもない日 バンザイ

    比較的あかるい方の日記 なんでもない日なんて実はないのかもしれない

  • 吐き溜め

    暗くなりたいときに読んでね 脳内吐瀉物が溜まって溢れたもの

  • 己の醜悪さに惑う

    だのに人を好きって思う気持ちだけは 一丁前にあるから悶えてるんでしょう (『ギラギラ』歌詞より引用 作:てにをは氏)

最近の記事

  • 固定された記事

酔っ払いの戯れ言

酒に酔うのは気持ちがいい。ふわふわいい気分になって嫌なこと全部忘れて、今目の前にある味の濃いつまみと明日には覚えてないような会話を楽しむことだけしていればいい。酒に強いと何となく優越感に浸れる。何かやらかしても酒のせいにできて、逆に酒の勢いを借りて勇気を踏み出すこともできる。枕言葉に「酔ってるから」と付けておけば大概許される。とにかく便利。大人の特権。久しぶりに会う知人にも、いつも遊んでる友人にも、お世話になった上司先輩にも、もっと仲を深めたい後輩にも、飲み行こ!の一言は大変

    • 恋と愛の定義メモ202409時点

      友人と議論をしていて自分の中にある恋と愛についての見解が深まったの、かなり面白かったので記録に残します。 書き散らしのメモなのでオチはありません。 自分にとっての『恋』 相手の幸せの要因に自分の存在を望む、自分の存在や言動で相手を幸せにしたい。 相手の幸せに自分が携わりたいと強く思う。 また、相手といることで自らも幸せを得たい。 相手の眼差しの中心に自らを据えたい。 →この場合の『眼差し』のイメージとしては一眼レフで、通常の視界レンズはF値5.6〜8くらいの状態で私が

      • 日記 2024.09.21

        今日の日付を書こうとして、日にちの10の位がもう2であることに驚く。 頭がぐらぐらする。単純に薬が切れたからなのと、排卵日付近で朝からお腹が痛いのと、9月前半の疲れがどっと来たのと。体全体が熱っぽく頭皮にじんわりと汗をかいている。うっすらと目眩に近い気持ち悪さがある。そして座り込むと動悸。それでも仕事を早退する選択肢をとれない私は弱者か、それとも強者か(こうやってどちらかに振り分けようとする癖をやめた方がいい)。 まあ、いつもの薬をポーチに補充し忘れたから仕方がない。飲み

        • なにひとつ取り零さない──『ラストマイル』観了

          ここ数年の技術進化と感染症拡大の影響によって、配達業務の需要は格段に広がっている。 フリマアプリ、ネットショッピング、出前系サービス、お取り寄せ……。 サービスの中身は違えど、現代の日本社会を生きる人間たちの中で、配達された荷物を受け取ったことの無い人なんてほとんどいないんじゃなかろうか。 ベッドの上でポチったものが、数日後には自分の元に届く。 当たり前になりすぎているこの日常。 商品が自分の元へ無事に届くことが当然であり、遅れたりなくなったり間違えられたりすることなど

        • 固定された記事

        酔っ払いの戯れ言

        マガジン

        • ぼくは常々考えているのですが
          15本
        • なんでもない日 バンザイ
          21本
        • 吐き溜め
          16本
        • 己の醜悪さに惑う
          7本

        記事

          日記 〜ちかちか

          ポストに新しいキーケースが届いていた。これを楽しみに今日は帰ってきた。かれこれ7年選手くらいのキーケース兼定期入れの合皮部分が剥がれてきていたから購入した物。買い替えようと検索してみたら、スマートキー対応を推しているものが多く出てきて、時代の流れに少し慄いた。 薄茶色のOPENを右に引っ張って中身を取り出す。透明な袋の中に、巾着と手書きのメッセージが入っていた。ひとつずつ書いているってこと?大変そう。 帰宅直後にして早速キーケースを使いたくなった。旧キーケースから鍵やらI

          日記 〜ちかちか

          ハンバーグ焼いてたらひっくり返した時に飛んだ肉汁で手の甲を火傷した。火傷史上トップレベルで幸せだと思う。

          ハンバーグ焼いてたらひっくり返した時に飛んだ肉汁で手の甲を火傷した。火傷史上トップレベルで幸せだと思う。

          他人に期待しない、に抱く寂しさとは如何に

          『他人に期待しないこと』、人間関係の悩みは突き詰めれば全てこれをすれば解決する、と何度か目にしたことがある。 他人に期待してしまう人は人間関係で失敗しやすい、他人に期待する人ほどメンタルを崩す、期待してもストレスになるだけ、他人に期待するな、まずは自分を変えよ、など。 心当たりがあるし、たしかに一理ある。相手を変えるより自分が変わった方が話が早いのは確実で、その経験もある。と頭では理解しつつ、「期待しない」の文言に毎度そこはかとない寂しさを感じてしまうのは何でだろう。

          他人に期待しない、に抱く寂しさとは如何に

          ピンク色の依存

          ようやくパスポートの手続きを終えた。ここまで長かった。整形、まつパ、美容院、戸籍謄本の入手、写真撮影。さあいざ取得!と意気込んで出かけたのに戸籍謄本を忘れるという失態を乗り越え、海外へ訪れる権利を手に入れた。 本人確認のため役所の方とばっちり目が合うあの瞬間は、少しぴりっとした緊張感が走る。自分の顔を真正面から見られる機会が実はあまり無い、と気づかされる瞬間。 写真を提出した時、「いま素敵な髪色されますけど、色が変わっても写真の変更はできませんのでご注意ください」と言われ

          ピンク色の依存

          凪ぐ

          感情の起伏が乏しくなった。これはあくまで主観的意見なので、他者から見たわたしは恐らく浮き沈みが激しいのだけれど。 なんだか常にうっすら寂しくて、こっそり絶望していて、ちっちゃく疲れている。 それと同時にずっとぼんやり幸せで、なんとなく平和で、とりあえず納得はしている。 希死念慮が遠のいた代わりに、生への渇望や歓びも特に感じない。成し遂げたいとか活躍したいとか何とかしたいとか、能動的な類いの動機が湧いてこない。マイナスに振り切らなくなった代わりに大きな喜びも得にくくなったとい

          今更いちいち言わなくても分かるようなことを言うのが好きなんだよなあ

          今更いちいち言わなくても分かるようなことを言うのが好きなんだよなあ

          空色の気持ち──『オーデュボンの祈り』読了

          灯りのない真っ暗で静かなる夜景。丘の稜線を照らす夕陽。丘の上に広がる邪魔するものが何もない青空。そして、日比野が塗った空色のバス。荻島の空色は実に美しい。 訪れたこともない島の色が目に浮かぶようだ。読み終えた直後の私の気持ちはまさに空色だった。 いやはや全く伊坂幸太郎の作品ってのはどうしてこうも読後が晴れやかなのだ。あらすじを読んでも訳が分からず、いざ読み始めたところで状況がすぐに飲み込める訳でもなく、常に爽やかで非常に好感の持てる登場人物ばかりというわけでもないのに、一体

          空色の気持ち──『オーデュボンの祈り』読了

          日記 〜満タン

          ここんところ上手く生活が送れていない。 先週くらいからずっとぼんやりお腹が痛くて、生理前だし仕方ないか、と思ってたら予定日を過ぎても生理は来ないし腹痛は治らなかった。痛すぎて旅行先で夜の温泉に入れないなんていう最悪な事態も起きた。お腹が痛くてうずくまってたらいつの間にか寝てて夕飯を食い損ねる、ということを既に3度ほどしている。何やかんやでかれこれ1週間近くキリキリとした腹痛と鬱屈とした気持ち、脈絡の無いイライラ、無気力感に悩まされている。毎月経験してるくせにホルモンバランスの

          日記 〜満タン

          劣化版だれか

          ある程度の年齢になって、おばあちゃん家に行くのがあんまり好きじゃなくなった。 どうやら私の顔立ちは、自分の母親または父方の従姉妹にすごく似ているらしく、一発で私だと認識してもらうことがほとんどない。話しかけられるときは「ああ○○かと思った」「それにしても似てるねぇ」「そっくり」のワンクッションを必ず挟まれる。というか私関連の話題はほとんどそれ。 似ているというのはつまりオリジナルではないのとイコールで、私を通してオリジナルの人を思い浮かべられているに過ぎず、その場において

          劣化版だれか

          大人と言わざるを得ない

          24歳になりました。 これまでは何となく、インターネットには年齢隠しておくかみたいな心持ちがあったんだけど、24歳はもう書いてもいいかなって気持ちになった。この差は何なのでしょう。たった一歳の差を馬鹿正直に重んじて必要以上に畏まっていた学生時代の名残だろうか。 24歳という数字だけ見てしまうと、まだまだ子供なんですわたし!とか言いにくいな流石に、という感覚になる。中身は小さい頃から大して成長してないのに。 自分、大人になったなって感じる瞬間もある。 運転中に救急車に道を

          大人と言わざるを得ない

          キタニを嗜むに似合いの夜

          何回か聞いているはずの歌詞が、不意にはっきり届いてきた。この歌詞を書ける人間が今同じ時代に生きていることの奇跡に感謝せずにはいられないなと思った。 青のすみかをやたらと街中で耳にしている内に声が好みで気になり始めたので、他の曲を聴き始めた。キタニタツヤで検索をかけ一覧に目を通すと、何だか見覚えのあるタイトルや明らかに好みそうなタイトルの数々で更に惹かれた。歌詞に注目してみれば、生きるだの死ぬだの殺しただのという命に関するワードのオンパレード。ただ強い言葉のパワーに頼っている

          キタニを嗜むに似合いの夜

          日記 〜解像度、アゲ

          働き始めてまだ1年くらいなんだね!さっきその話が出てすごいビックリした。もう2、3年くらい居るもんだと思ってたよ〜と、職場のベテランさんに言われた。あまりに嬉しかったから、えへへそうなんです実は、なんならまだギリ1年経ってないくらいなんですよね、とニヤニヤしながら答えてしまった。キモイ。お礼くらいちゃんと言えないのかな。だけど本当に嬉しかった。アルバイト以外のろくな職務経験のない就活逸脱生で終わってた自分が、何だかんだここまで馴染んで適応できている職場で働けていることには未だ

          日記 〜解像度、アゲ