ご無沙汰してます。ごきげんよう、しまてるです。 通算4度目に渡る非常事態宣言は、もはや都民にとってエマージェンシー感がほとんど無く、日常事態宣言といった有様です。 そんな中、都政は驚くべき意向を示しました。 酒=共通の敵だから卸すな。 酒類販売者として後頭部を思いっきりバールのようなもの(つまりバール)でぶん殴られたかのような驚愕と痛みを受けました。 なんと何の法的規範も無く、検討や行政手続きすらしないまま西村康稔経済再生担当相は、7月8日に「飲食店に酒卸すな
ごきげんよう、しまてるです。 今回は、日本酒フリークの皆様に向けて書かせて頂きます。 皆様、改めて問いたいと思います。 『人気銘柄(プレミアム銘柄)と他の地酒ってそんなに差がありますか?』 正直、私は最前線で毎日試飲や買って呑んでいる中で、他のしっかり作ってらっしゃる地酒と味や品質にそこまでの差や開きを感じないように思います。 これは昨今の醸造技術の飛躍的進化はもちろん、ボトリング技術、流通温度の改善などからエンドユーザーの手に渡るまでの設備投資や工夫ま
ごきげんよう、しまてるです。 日本には四季があり、同時に四季ごとの文化や催事が多数存在します。 しかも、四季の中にさらに細かな気候が表現された稀有な国でもあります。(初夏や梅雨、晩秋、果ては一日のみの夏至など。) そこに寄り添うように季節ごとのお酒が存在し、それは食文化にも大きな影響を与えています。 しかし、現代の日本酒文化においては、この季節のお酒の概念がとても曖昧になっているように思うのです。 なお、防衛線のように感じられてしまうかもしれませんが、決
みなさまごきげんよう、しまてるです。 ビールや冷酒、焼酎ロックが美味しい季節になってきましたが、コロナ禍で中々外に飲みに行くことも出来ませんね・・・。 大好きな飲食店さんで仲間や家族と酒を囲み、憩いの一時を過ごす事がこんなにも貴重になるとは思いませんでした。 だからこそ今回は、最前線でお酒を販売している者の目線で思うことを正直に書いていきたいと思います。 ①正直、窒息しそう。 いきなり物騒な題を突き付けてきたなー、と思われた方もいらっしゃるかと存じますが、コレ
みなさまごきげんよう、しまてるです。 私は自他共に認める日本酒ラヴァーで、心酔しており傾倒しているので、今回の記事は、日本酒を「とてもとてもエコヒイキ」したものになります。 それでも良い、という大海原の如く寛容な方は、是非お付き合いくださいませ。 ~懐の深さ世界一の理由、その1~断言します。日本酒は世界中に数多あるお酒の中でも総合的にみて一番懐が深い酒類である、と! しかし、そうはいっても信憑性がないですよね・・・ なので長々と御託を語るのは後にして、早速“理由その
皆様ごきげんよう、しまてるです。 お酒好きな皆様なら一度は聞いたことがあろう「辛口」という単語。 居酒屋さんでも、ワインバルでも、レストランでも「辛口くださーい」という声は良く耳にするものです。 ですがこの「辛口」ってどういうお酒か疑問に感じた事はないですか? 唐辛子やワサビなどの香辛料を主に指す味覚表現ですから、疑問に思ったり違和感を感じるのは当然であるかと思います。 今回は、ずばりその「辛口」に日本酒を切り口にして迫ってみたいと思います。 ~そもそも日本酒
突然ですが日本酒はお好きですか?大好きな方もいれば、苦手なお酒だという方もいらっしゃるかと思います。 様々なサイトで『美味しい日本酒ランキング』や『初心者の方におすすめ日本酒特集』等の記事を見かけますが、正直、いざ買おう注文しようと思う同時に「飲めなかったらどうしよう」という不安がよぎりますよね。 それもそのはず、多くの方が日本酒を好きになったきっかけは、人気銘柄を飲んだからだとか通販サイトの口コミを見たから、ではなく・・・ 『初めて日本酒を飲んだ瞬間と出会い