【雄手舟瑞物語#13-インド編】仕事2日目、そして客引きの手口について(1999/8/1)
昨日は初仕事だった。給料を貰えるわけではないが、飯代と宿代、もしくは家に泊めてくれるという約束で、デリー市内のツーリスト・オフィスで客引きの仕事を始めた。別に喜んでやることになった訳ではない。40日間あるインド一人旅の最初の3日で所持金の大半をボッタクられてしまったから、致し方なく自ら雇ってもらったのだ。10日くらいお金を使わなければ、残りの20日間はやって行けそうな計算だ。
だからといってボッタクリの客引きをするのは非常に複雑な気持ちだ。昨日も何人かの日本人をオフィスに連