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腰痛のお話し

「腰が痛くて、マッサージとかストレッチに通ってるけど良くならないんだよね」

こういう相談のような、嘆きのような、諦めのような声をよく聞きます。

マッサージやストレッチをうけて、その時はすごく気持ちがいいけど、
また元に戻ってしまい、そしてまた通う。
(かれこれ何年も・・・)

「気持ちよくカラダをほぐしてもらえば、痛みがなくなる!」と思っていませんか?

実はその考え、甘いです。

「え?!」
と思う人も多くいらっしゃると思いますが、
結論から言いますと、

硬くなっている筋肉や動かしにくい関節を
「ほぐす」だけでは不十分で、
いかに「動かしていく」かが重要です。

動かすことをせずに、マッサージやストレッチに通っても
痛みはとれません。

では、
そもそも腰痛ってどうして起こるんでしょう?

「背骨」は、首からおしりにかけて、計27~28個の小さな骨が積み重なってできています。
それぞれの骨が体重が地面からの圧力に潰されないように
「S字カーブ」を作ってクッションのように圧を分散するような構造になっています。

この「クッション」が重要なんです。

ですが、大半の腰痛持ちの方は、
このクッション機能がなくなっています。

どう状態かと言いますと、

・本来カーブをしているはずの背骨が、直線的である
・逆に背骨がカーブしすぎている
・背骨一つ一つが動かず固まっている


などが定型的かと思われます。
腰が痛い人のみならず
ポッコリおなかの人、猫背の人も
背骨のカーブが損なわれていたり、固まっている人が
実は多いので、他人ごとではありませんよ!

この改善方法として私がオススメするのは

「骨盤体操」

です。

固まってしまっている小さな背骨を自力で動かすって至難の業だと思います。
そもそも動かせないから固まっているわけですし。。。

ですので、背骨のその先に繋がっている
「骨盤」にアプローチするんです!

骨盤は腰にある大きな骨で、皆さんも手で触れると思います。
硬めの椅子に座って、背中を丸めたり・伸ばしたりすることで
骨盤も大きく動いてくるので、
自分の手を使って骨盤の動きを補助してあげることで少しずつ可動域が広がっていきます。

重要なのは
「骨盤を動かすこと」です。
背骨の硬さを改善する第一歩として
大きな骨盤から動かしていくことをお勧めします!

骨盤の動きを普段は意識していなかったと思うので、
これをするだけでも変化を感じられる人もいるかと思います。

ただ骨盤周囲が硬くて動きが出せない人、
そもそも骨盤を動かすってどういうこと?という人もいらっしゃいます。
そんな方は是非ご相談をしてください。
適切なストレッチ方法や筋トレ、正しい動かし方をお伝え致します!

ご相談はserika.8987@gmail.comまで。


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