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【大切な人と良い関係を築きたい人へ】ストロークの秘密を知ろう/兼業公務員への道52日目

こんにちは!まいこです。


先日、私の大好きな心理学、
交流分析講座を受講しました。

交流分析は心理学の分野のひとつで、
アメリカの精神科医エリックバーンが提唱した、
フロイトの精神分析を基礎とした、平易な心理学理論です。
個人の成長と組織の変革をもたらす心理的・社会的理論と言われています。


その講座の中で、
印象的だった話を
少し書いてみたいと思います。


交流分析で

相手の存在や行動を認めていることを
言語・非言語で伝えることを


ストローク


と呼びます。

人はコミュニケーションから得られる
精神的な資源や、

他者から認められたいという承認欲求のために、

ストロークを必要とします。

そして、このストロークがないと人間は

生きていけないんです。


このことに関する

衝撃的な実験があります。

ルネ・スピッツの実験というものです。

【ルネ・スピッツの実験】
1952年
スイスの心理学者ルネ・スピッツにより行われた、孤児の赤ちゃんを使った衝撃的な実験。
この実験では
乳幼児55人を最高の設備の整った施設で
人間的なスキンシップなしで
機械的に子供を育てた。
その結果、
2年以内に27人が死亡し、
残った子供のうち17人が成人前に死亡、
生き残った子供達も精神的、知能的な問題が
見られた。

それにしても、
なんて残酷な実験!
現代社会では考えられませんね( ;  ; ) 


人というものは食欲や排せつなどの欲求が完全に満たされていても
スキンシップや言葉がけなどの
ストロークがないと
死んでしまうんだ
ということに
とても衝撃を受けました。


そして、
このストロークを必要とするのは
人だけでなく、
他の生き物も同様だそうです。

そして、これは赤ちゃんだけでなく
大人でも同じだそうです。

コミュニケーションは、
単に人同士が意思疎通を図る以上に
生死に関わるほど
大切なこと
だったんですね。


ストロークが足りない状態を

ストローク飢餓と言います。

ストロークが足りなくなると

ネガティブなストロークでもいいから欲しい!

と考えるそうです。

それは、ストロークが

生きていくために必要な手段だから。

子供が、お母さんに構ってもらえないと

わざといたずらして、お母さんの気を引いたり、

夫が全然話を聞いてくれないと

妻が急に泣き出して気を引いてみたりするのは

ストローク飢餓が起きている時に

そのような事が起こることもあるようです。

もし、

最近子供が言うことを聞かなくて困っている。

夫婦げんかが絶えない

などのお悩みがあるようでしたら、

もしかしてストローク飢餓かしら???

と立ち止まって考えてみるのも、

解決の糸口になるかもしれません。

そして、

ネガティブなストロークの代わりに

ポジティブなストローク

たとえば

暖かい励ましや、

優しい声かけ、

抱きしめたり、

愛情を言葉で伝えてみると

もしかしたら

2人の関係は

ぐっと良くなるかもしれません。


今日も読んでいただきありがとうございました!
素晴らしい一日をお過ごしください。




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