【我が子が整形したい!と言ったら…】思春期お子さんのお母さまへ③/兼業公務員への道183日目
💛まいこはこんな人💛
🌸元アダルトチルドレン、現役地方公務員。
🌸仕事と介護と子育ての両立にギブアップし、
2年間休職。100時間のセラピーを受けアダルトチルドレン克服し、2024.11月から復職。
🌸国家資格キャリアコンサルタント養成講座修了。催眠療法、NLP（神経言語プログラミング）、交流分析を使ったカウンセリングスキルを習得中。
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今日は水曜日ですね！
ほっ
と一息ついていますか？
息つく暇もなく
動いていないですか？
ちょっと立ち止まって
一息ついてみよう✨
私たちのために、
がんばってる交感神経を
時々お休みさせてあげよう💛
今週のテーマは
整形
です。
我が子に
「整形したい！」
と言われた時に
親として知っておきたい知識と心構えについて
書いていきたいと思います
なお、今週の記事を書くにあたっては
形成外科医、精神科医である
中嶋英雄先生の著書
「自分の見た目が許せない人への処方箋」
を参考にさせていただいております。
前回は
思春期は「見た目が気になる時期」
というお話しをしました。
今日は
お子さんが整形したい！
と言った時に、
立ち止まって考えて欲しい３つのこと
についてです。
🌸お子さんが整形したい！と言った時に、
立ち止まって考えて欲しい３つのこと
✅思春期の「顔」は変化する
あなたも、
思春期になる前と２０歳ごろでは
ずいぶん
顔立ちが変わったのではないでしょうか？
思春期は、顔立ちが大きく変化します。
顔の丸みが消えて、
子どもらしさが消え
大人びた顔立ちになっていきます。
具体的には以下のような変化が起こる
ようです。
○脂肪の増加により思春期に顔が大きくなったと感じることがある
○顔の骨格が急発達し、上顎と下顎が成長して大人の顔になる
上顎は下顎よりも脳に近い骨のため、先に成長する
顔の成長は、最初に幅が成長し、次に長さや深さが成長する
○顔の成長の時期は、個人差がありますが、一般的には次のとおり。
5歳までに顔の成長は40～45％完了する
10歳ごろまでに顔の成長は80％完了する
20歳ごろまでに顔の成長が完了する
以上のように、
顔の骨格の成長は、
成人を迎えるまで続きます。
そのため、
お子さんが整形をして、
仮にとても満足した結果を得られたとしても、
成長に伴い顔立ちが変わるにつれて、
違和感を感じたり、後悔したり
再整形したくなったり
してしまう可能性が大いにあります。
もしかしたら、お子さんは、
自分の顔が成長途中であることは
頭では理解しているかもしれませんが
自分の思いが先行して、
周りが見えなくなっているかもしれません。
お子さんに対して、
一方的に説き伏せるのではなく、
お子さんの目線で一緒に想像してみる
つもりで、
話してみてほしいです。
お子さん自身が
今整形してもいいのだろうか？
と自分自身に問いかけるられるように
なったら、お子さん自身が
考えて違う結論を出すかもしれません。
✅整形で理想の自分が手に入るとは限らない
2番目に親として押さえておきたい点として、
整形は、魔法の杖ではない。
ということ。
これには以下の2点が挙げられます。
①ダウンタイムの苦しみを知る
整形をする場合、麻酔をし、
何らかの施術を行うことになります。
施術をしたら、
すぐに、
自分が理想とする顔になるわけではありません。
施術後は、施術した部位は腫れます。
施術内容によって異なるようですが、
腫れが引いて、
効果が確認できる状態になるまでに
数週間から数ヶ月かかるようです。
その期間を
ダウンタイムと言います。
このダウンタイム期間中、
自分は本当に想像した効果を
手に入れられるのだろうか。
と、不安になったり
こんなはずじゃなかった。
というような気持ちになることもあります。
②思ったような効果が得られないリスクを知る
このダウンタイムを経て、
腫れが落ち着いたとしても、
お子さん自身のイメージと、
整形による効果が
必ずしも一致するとは限りません。
いつもと違う自分の顔に
違和感を感じて、
かえって人目を気にすることになったり
なんか違う！と思ってさらに
自身の顔のことで
悩むきっかけになることもあります。
また、美容外科の技術力や、
提供する技術と、本人の思いとの乖離から
自分の理想との乖離が生じる
こともあります。
このため、
お子さんが、
もし、整形をすれば
自分は理想の顔になれる！
そう信じているとしたら、
お子さんに
整形をすれば
お子さんの理想通りになるとは限らない
ということを知ってもらうことは
とても大切です。
頭ごなしに否定するのではなく、
お母さんもよくわからないから、
一緒に勉強してみよう！
など声をかけて、
一緒にダウンタイムの動画を探したり、
美容整形のメニューはどんなものがあるのか
施術は具体的にどんな方法があるのか
どんなリスクがあるのかなど、
一緒に学ぶことをおすすめします。
一緒に学ぶ中で、
お子さん自身が
整形について、
よりリアルにイメージする中で
本当に今したいのか、
なぜしたいのか、
どんなふうになりたいのか。
ということを自分自身に問いかける
きっかけになると思います。
✅高額な施術費用
生まれつきアザがある、
日常生活に支障をきたしている、
ヤケド、怪我による傷など
形成外科治療として、
保険適用できるケースも
あるようですが、
日常生活に支障がない、
あるいは美容目的である施術は
保険適用外となりますあ。
このため、
整形の施術費用は
高額になります。
思春期のお子さんが
初めての整形として
行うことの多い
二重まぶたにするための、
埋没法でも
10万円から20万円程度のお金がかかります。
切開を伴うような施術は、
数十万円、
100万円以上の金額が
かかることもあります。
いづれにしても
思春期のお子さんにとっては
かなりの高い買い物です。
大人になるための準備期間中の、
今だからこそ
お金のことはお子さんとしっかり話し合う
必要があると思います。
以上、お子さんが整形したい！と言った時に、
立ち止まって考えて欲しい３つのこと
についてお話ししました。
わたし自身は、
整形をするかしないか？
という結論以前に、
整形をするということは
我が子にとって
何を意味するのか？
ということを
学んで、
親子で一緒に考える。
コミュニケーションをしっかり取る。
という過程がとっても大事だと思っています。
明日は、
整形をしたい！お子さんの親が知っておきたい
もうひとつの大切なこと、
「醜形恐怖症という心の病」
についてです。
今日も読んでいただきありがとうございました！
素晴らしい1日をお過ごしください。
