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小役人目線

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公務員時代の経験談です。組織のこと、人のこと、まちづくりのこと等々。 愚痴にならないように気をつけます。どうぞご覧ください。
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職場のニートに感謝するぅ!? 私の知る公務員ニートへ

職場のニートに感謝するぅ!? 私の知る公務員ニートへ

主夫の薄衣です。

今回は、
以前私が勤めていた市役所で
一大勢力を築いていた人種
「公務員ニート」についてです。

「ニートに感謝する」これは養老孟司さんの著書『超バカの壁』の一節です。この中では、主に当時(2006年刊)の若者のニート問題に触れる中で、「社内ニート」についてこんな既述がありました。

それは、養老さんの勤務先であった東大医学部にもいたんだとか。ホントか!?と思いますが、ともかく

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小役人の責任  下っぱ公務員の話

小役人の責任 下っぱ公務員の話

主夫の薄衣(うすい)です。

今回は薄衣の公務員時代、
今から20年ほど前のお話しです。

地方自治体ではよく、
【定例記者会見】を
行っているのはご存じでしょうか。

1週間に1回とかでしょうか。
その自治体にもよると思いますが。

役所に記者さん達が集まってきて、
主に市長が施策の発表なんかをしています。

特に、議会前ともなりますと、
重点的な施策や重要な課題への対策など、
中身もグッと濃く

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公務員を辞めると決めた日

公務員を辞めると決めた日

主夫の薄衣です。

私は2000年4月から、
2020年3月まで地方公務員でした。
市役所の職員です。

生まれは1974年。昭和49年。
就職氷河期世代です。
今年で50歳になります。

就職当時、公務員は大人気でした。
私も、当時80人くらいの受験者の中で、
最終合格者3人に入った時は、
何かの間違いかと思いました。

よく引っかかったもんやと思います。
一生懸命勉強はしましたが。

でも、

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公務員の世界で 私がいた市役所

公務員の世界で 私がいた市役所

主夫の薄衣です。

私は2020年3月まで、
地方公務員でした。
小さな市役所の職員として
20年勤めました。

公務員って、私の就職当時は
超人気だったんです。
試験も倍率が凄くて、
私の時は80人くらい受験者がいて、
最終合格者が3人。

氷河期世代の就職って、大変でした。

でも結局、定年まで勤めることができず。
そんな20年後は想像していませんでした。

小役人録をつける理由薄衣がいたのは

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