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ある夜、近所を歩いていたら右足で何かを蹴った。 石にしては軽かったような感触だったが、石…
毎日、この石畳の上を歩くんだ。 開始点と終着点は毎日同じ。 どこを経由して歩いてもいい。…
歩いてる ただ ずっと なんでだろうね 青空に浮かぶ雲ひとつを何かに例えるのに 真っ白い…
「うわぁ、外、真っ暗だよ。見て」 そう促されて、僕は窓に目をやった。暗がりの奥から街のビ…
僕は、泉に向かう。 それは自然が作ったとは思いがいたい正円を成していて、幅は直径十メート…
イヤホンで音楽を耳いっぱいにして。 換気扇の音が聞こえないように。 呼吸を忘れないように…
あ、あ、あかいはな い、い、いつのまにやら う、う、うえをむいている えりをくずして あ、あ、あおいそら い、い、いまもそばにいて うたがきこえたの えのなかにないせかい えのなかにもういらない おとなチックをはなでわらうわ あ、あ、あかいはな い、い、いまもそばにいて うえをむいている えにかいたみたいな えのなかにしかないせかい おとなチックのかなでたうた オートマチックをはなでわらうわ