"本当の"シャーペンを触った話
中学生になる少し前、小学6年生の頃の話。
まだパカパカ筆箱を片手に鉛筆を使っていた頃。シャーペンは父親の車内の座席下から出てきた緑のノーマルクルトガしか持っていなかった。それを使って宿題をこなしていたかと言われると特にそんな事もなく、緑クルトガは机の奥に眠っていた。
愛用していた鉛筆は、トンボの「Hello Nature」という鉛筆の2B。特にこだわりも無かったから近場の文房具屋で適当に選んで買っていた。
何故2Bなのかというと、答えはシンプル。
濃くて滑らか、ストレスフリー