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購入品紹介(99%廃番)

こんにちは。
今回は古い文房具屋で買ったものを
写真と共に紹介していきます。

ちなみに"巡り"ではありません。
何店舗も周って買ったものでは無く、
全て1店舗だけで買ったものです。
今日までで4回そのお店に訪れました。
(初めて訪れたのが今年の5月下旬。)

最初に行った時には無かったものが
次訪れた時にはあったりと発見が面白く、
気づいたら4回も通っていました…笑

文房具屋での購入品、ましてや廃番を綴っている記事をnoteでは見ないので自分なりの書き方になってしまいますが最後まで読んで頂ければ嬉しいです。

前置きが長くなってしまいました。
種類別に紹介していきます。

鉛筆

コンクリ風のシートの上で撮りました。

このお店はコーリン鉛筆(というか鉛筆全体)に強いお店で、鉛筆の箱や段ボールが山積みになって置かれていました。トンボの古そうな鉛筆や今は無き地球鉛筆株式会社の鉛筆がありましたが悲しいことに鉛筆の知識が皆無な自分にとって見れば全て同じに見える訳でして…笑

このような箱が沢山ありました。
(撮影許可を頂きました)

物価も関係していますが、
昔の鉛筆って本当に安いですよね。
1番上のものは60年代に発売されたもので脅威の120円です。またダース箱の端に「240円」という値札が。その後価格が変わり上から貼ったのでしょうが、剥がれていたので自分も店主さんも気づかず、120円で譲って頂きました。安いので沢山集めたくなってしまいますね、こういう鉛筆は。

シャープ芯

コーリンの鉛筆があるなら芯もあるという事でゴールド芯も沢山ありました。ケースが緑や青のゴールド芯も手に入れる事が出来ました。調べても詳しい情報が少ないのでレア度など知りたい所です。

外が大文字ぺんてるで、中のプラケースが小文字というハイポリマー芯も見つけました。社名変更の途中に販売された製品なのでしょうか。

コーリン・ニューマンのシャープペンシル

ニューマンとコーリンのMPです。
普通の人ならスーパー5などはスルーするかも知れませんが私は即購入しました。理由は1つ、まだニューマン製品を持った事・見たことが無かったからです。「いつかは手に入れたい、だけど二次流通品ではなく店頭で手に入れたい。」この思いを長い間抱いていたので見つけた時は夢が叶ったような感覚でとても嬉しかったです。

コーリンのMP、軸にロゴが彫られている。
ダブルノックではなく一般筆記のMPです。

ぺんてる社のシャープペンシル

ぺんてるのMPはこの5種類だけでなく、ML5やPS705など色々な種類のMPが箱で置いていました。70年〜80年代のMPは全長が短いものが多いような気がします。取り回しが良い場合もありますが短すぎて使いづらい場合もありますね。P1085は自分に合っていたので筆箱に入れてよく使っています。

大文字ぺんてるのMPも見つける事が出来ました。
初めての大文字ぺんてる表記のMPです。
傷も少ないです。とても嬉しい。

その他のシャープペンシル

プラチナのリビエールと
完全未開封品のPILOTのMP。
何色かありました。この色キレイ。
BOXYのMP。
父が懐かしいと言っていました。

ボールペン

銀色一色。

この店パイロットの製品が多いんです。
店主さんがプラチナやセーラーよりもパイロットがよく来ていたと仰っていたので昔はもっとあったのかもしれません。

この中でちゃんと使ってるのが
振り子式の2色BP。(手前から2番目)
前の筆箱紹介でも紹介しました。

特に面白いものをピックアップして紹介します。
このプラチナのBEE lineというボールペンなんですが芯の出し方が特殊で「先端ノック式」なんです。

机に先を押し付けると………

芯が出て筆記可能状態に!!!!!!

今では見かけませんよねこの機構。
初見では芯の出し方が分かりませんし、
ペン先が痛むので時代が進むにつれて
消えていったのだと私は考えています。

実際に店主さんもペン先の出し方が
分からないと仰っていましたね…笑
謎すぎるせいか20本ほど売れ残っていました(苦笑)

ぺんてる プラマン
肉眼だともっと青っぽい。

ボールペンでは無いですが
ここの枠に入れておきます…笑

元々は黒のインクでしたが変えました。
赤の丸付けペンとして使っています。

芯ホルダー

芯ホルダーを店頭で見かける事
なんてないと思っていたので買えて良かったです。

何故かMONO100も混じっていますね笑
MONO100もこのお店で買いました。
旧ロゴのデザイン良いですよね。 

学研のSAM(黒いやつ)カランダッシュに似てる。
チープな感じがまた良い。


アンティークなペンたち

お店が木造という事もあり、
相当古い商品も置いていました。

写真奥の万年筆はオーデンという
メーカーのもので店主さん曰く、
国内初の万年筆メーカーだそうです。
1本100円。時代を感じますね。

当時の100円は今だと1000円くらい…??

これまで紹介した文具の中でも
トップクラスに嬉しかったのが、
この回転繰り出し式のシャープペン。
黒2本がオーデン製、
赤茶色2本がサンスター製です。

まだあるところにはあるんだなと驚きました。
今では骨董市のような場所でないと
買えないのかと思っていましたが残っていました。

セット系

化粧箱の赤が美しい

μ701と2020stです。

ずっと欲しかったミューが
結構あっさり買えてしまいました。
退店間際、ふと横を見るとこの化粧箱があり、
中を覗くと……という感じで買えました。

万年筆ではミューレックスが欲しいので、
店頭で見つけられたらいいなぁと思っています。

写真、寒色風にしてみました。

これはエリートのセットです。

ボールペンは現行の
アクロインキリフィルが無改造で使えます。
いや〜PILOTの食刻加工は素晴らしいですね。

10000円は高いですがこの機会を逃すと
もう二度と無いような気がしたので買いました。
ポンポン買っていたらお金が無くなるばかり
なので店頭でも厳選して買うようにしています。


頂きもの

空箱と説明書を頂きました。
これも凄く嬉しかったです。

最後に

だらだらと独り言を呟くように
書いていたら2400字まで来てしまいました。
1店舗だけの購入品でこんなに
書けるのは凄いと自分でも思います…笑

お店にある文房具は廃番品ばかりで
新しいものは近所の人が買いに来るであろう
ガムテープや輪ゴムなどだけです。

天井ギリギリまで積まれた箱の山に、
360度文具に囲まれたこの空間はまさに楽園。
ガラガラ音がする店の扉を開け、
中に入るとそこには"昭和"が待っています。

本当に何時間も居たくなるお店でした。

ここまで読んでくださりありがとうございました。それではまた。

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