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『綿帽子』

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綿帽子というタイトルで書き綴っているエッセイです。 「親子とは何か?自分とは何か?」 永遠に答えが出なさそうで、案外知っていたりする事実をテーマに書き綴っております。自分の経験や…
無料記事に有料記事8本を含めた『綿帽子』第一部を纏めたマガジンです。
¥1,500
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#思い出

綿帽子 第六十二話

てんやわんやの毎日が続く。 引越しの日も迫って来ている。 家の中の荷物は一通り片付いた、後…

sekirein
2か月前
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綿帽子 第五十九話

ダンボール、ダンボール、ダンボール、どんどんとダンボール箱が積み上げられて行く。 親父が…

sekirein
2か月前
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綿帽子 第五十七話

ようやく気になっていた親父のレコードの保管場所も決まり、ロビンを運ぶ段取りも決まり、引越…

sekirein
2か月前
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綿帽子 第四十四話

過ぎゆく季節は早くも五月。 鯉のぼりの日はすでに終わった。 子供の頃の俺は鯉のぼりを見る…

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sekirein
5か月前
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綿帽子 第四十二話

『おはようカラス』 子ガラスを助けた日から二日後。 散歩に出かけようと玄関のドアを開ける…

sekirein
5か月前
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綿帽子 第三十六話

季節が過ぎ行くのは早く、そして俺の歩みは遅い。 上手く伝えることはできないのだが、2月に…

sekirein
6か月前
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綿帽子 第三十四話

「カミキリムシの憂鬱が続く」 夢を見てから連夜眠れない日々が続いている。 退院後、通っている精神科の主治医に後遺症の有無について尋ねてみたが、納得の行く回答は得られない。 それどころか、新しい薬を追加しようの一点張りで、それを拒否するという堂々巡りが続いている。 仕方がないので、ずっと頼りにしていた元々の主治医に電話をしてみた。 入院する直前まで通っていたので本来此方を頼るべきなのだが、俺は今電車に乗ることができないのだ。 親父の死後、東京に戻った俺は実家と自宅の往

綿帽子 第三十二話

『ホームページに掲載された』 確認してみたが、注文通りではない。 情報にも誤りがある、先…

sekirein
6か月前
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綿帽子 第三十一話

「家を売りに出した」 約束の日までに再度税理士さんに連絡を取ってみたが、良い返事ではない…

sekirein
6か月前
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綿帽子 第二十九話

『ピンチの後には必ずチャンスがやって来る』 それは多分短期間には訪れない。 長く訪れない…

sekirein
6か月前
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綿帽子 第二十話

眠れぬ夜が明け、朝が来た。 太陽の光を感じられる喜びは何事にも変えられない。 自分が生き…

sekirein
7か月前
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