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また眠れない夜が明けた。 眠らない夜か。 眠ってしまったら、もう二度と朝を感じることも、…
「メロディ」 体調の悪さを感じ始めた頃に、俺とは全くの無縁だと思っていたメロディが、突如…
一向に回復の兆しが見えず、自分のメンタルがかなり弱っていることを自覚はしてはいたのだが、…
別段、俺は病気自慢が趣味というわけではない。 毎日を平穏に過ごしたかっただけだ。 「嗚呼…
こりゃあ親不孝の報いが来たかな。 絶体絶命の状況に置かれると、とかく人間というのはマイナ…
現在の状態。 目、視力激減。 おそらく0.1くらいに落ちていると予測する。もっと悪いかもしれ…
ああ、嫌な夢だった。 いや、果たして夢だったのであろうか。 皆んなが嘆き悲しんでいる。 皆んなって誰だ?もうそれすら分からない。 だが、ともかく俺は足を止めた。 分かっているのはあと一歩前に出たら確実に死ぬという実感。 ただ、それだけだ。 何故目の前に並んでいた人は大戦下の特攻服のような物を着ていたのだろうか。 確実に死ぬというのに彼は出て行った。 その時聞こえた胸が砕け散ってしまうような悲痛な叫びだけが、耳に焼きついて離れない。 果たして朝は来るのか? 俺は