#9 『BRAIN DRIVEN』〈モチベーション〉
〈今日の積み上げ〉
5:30起床
TOEIC
→金セン、R&Lテスト 直前の技術、読解特急2
時間:2h
『BRAIN DRIVEN』著者:青砥 瑞人
本書の役割は、神経科学が新たに示してくれる叡智を、哲学や心理学でこれまで育まれてきた叡智と照らし合わせることである。
この本は、「モチベーション」「ストレス」「クリエイティビティ」の3章に分けて解説しています。
また、神経科学の観点から、「脳の中で何が起こっているのか(What)」を解き明かし、それに関連する「なぜそうなるのか(Why)」について書かれています。
しかし、具体的な方法(How)は示さないと著者は言っています。そのHowは、すべての人に当てはまるとは限らないからです。How、いわゆる「ハウツー」は自分自身で創るものである。そんな著者の主張と読者への配慮に惹かれ、読み進めました。
〈モチベーション〉
3章立てなので、今回は「モチベーション」について、心に残ったところと感想を書いていきます。
「モチベーション」を自分でコントロールできている人は意外に少ないのではないでしょうか。私も外的要因によって、上がったり下がったりすることがほとんどです。
しかし、神経科学のメカニズムを知ることで、少しは「モチベーション」への理解を深めて、自分でコントロールできるようになったと思います。
専門用語は難しいので細かくは覚えていないですが、「初耳だし活かせそう」と思った箇所がありました。
〇ボトムアップのモチベーションを転用する
「神経科学的五段階説」を説明に用いるので、以下の図を参考にしてください。
(画像参照:https://president-ismcdn-jp.cdn.ampproject.org/i/s/president.ismcdn.jp/mwimgs/3/c/n/img_3cf5c4e06e7d981e5aabf1b36c5f17ea1009187.jpg)
モチベーションには2種類あるといいます。(この時点で勉強になりました。)
「トップダウン型」と「ボトムアップ型」。
五段階の下部の機能ほどボトムアップ的(無意識に近い状態)で誘発され、上部の機能ほどトップダウン的(意識的)に誘引される。
例えば、無意識に誘引されるボトムアップ型のモチベーションには、「お腹が空いた」や「眠い」があります。
逆に、トップダウン型のモチベーションは、「あれを考えてみよう」「この勉強をしよう」など、意識的な誘引が必要になることだそうです。
2つの型のモチベーションを比べると、生存に必要であるボトムアップ型のモチベーションの方が強いといいます。
しかし、「自制心」を持つことで、モチベーションの転用ができるそうです。
例えば「お腹が空いている」状態のときは、「食べ物を食べたい」というボトムアップのモチベーションが働いています。
このときドーパミンがめちゃめちゃ出ているとします。
このドーパミンが出ている状態のまま、例えば「勉強」に意識を向けることでパフォーマンスが高まるといいます。モチベーションの転用なんて考えたことなかったので、これを知ってびっくりしました。
ボトムアップのモチベーションでドーパミンの最大化
→「注意のシフト」によって、ドーパミン効能をやりたい仕事に活用することが期待できる、という仕組みです。
これは、ちょっとお腹を空かせる(他にも方法はあります)だけで他のことのモチベーションを上げられるという理論でしたが、ちょっと驚きました。
でもたしかに、お腹が空いたときにめちゃめちゃ集中できた経験があるのでそれなのかなって思いました。今度から意識して試してみます。
他にも「モチベーショントリガー」や「いいとこセンサー」といった、モチベーションが上がる理由やヒントを知れます。
なかなか触れない分野だと思うので興味を持つ人もいるのではないでしょうか。「モチベーション」の章だけで有益な情報をいくつも得られたので、この本は期待できます。気になる人はぜひ読んでみてください。
次回、『BRAIN DRIVEN』について書くときは「ストレス」について書きます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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