「最強打者」ソフトバンク・近藤選手にとっての「最強投手」は誰?ヒットメーカーが27打数3安打に抑え込まれている相手。答えはやはり「令和の怪物」。人気番組の企画
プロ生活13年、今年は首位打者に輝いたヒットメーカー、ソフトバンクの近藤健介選手(31)。ある人気番組の企画で「最強打者」に選ばれた。そして「最強打者」にとっての「最強投手」は誰か?近藤選手が答えた投手の名は?安打製造機ですら通算27打数3安打に抑え込まれている速球派右腕。やはり「令和の怪物」でした。
フジテレビの人気スポーツ番組「すぽると!」。現役選手100人の投票で「最強打者」を選ぶ企画が行われた。そこで選ばれたのが近藤選手。100人中54人と圧倒的な支持を受けた。
近藤選手はプロ13年で通算1302安打。今年は首位打者に輝いた。「投高打低」の今季、パリーグの規定打席に達した選手の中で唯一の3割打者だった。昨年は本塁打王と打点王にも輝いている。
それだけに、近藤選手が「最強打者」に選出されるのは文句なしだろう。番組では、その「最強打者」近藤選手にとっての「最強投手」は誰かが問われたのだ。
近藤選手が答えた投手は、「令和の怪物」ロッテの佐々木朗希投手(23)だった。高校時代に160キロを出し、鳴り物入りでプロに入団。3年目の2022年に完全試合を達成した。
そして、近藤選手も佐々木投手にはきりきり舞いさせられている。通算成績は27打数3安打。打率にすると1割1分1厘。近藤選手の通算打率3割7厘から考えると、佐々木投手に完全にカモにされているのが分かる。
近藤選手は「今年はちょっとヒットを打ったんですけど、その前の年まではもうやられっぱなしで」と苦手意識があったことを告白。「前に飛んだのも今年が初めてぐらいの感覚」と吐露した。
左打者の近藤選手にとって、佐々木投手のフォークボールは「スライドしてインコースに落ちてくる」ように見えるそうだ。一方、ストレートはシュートして伸びていく。いずれも打ちにくい球筋のようだ。
佐々木投手は今オフ、ロッテからポスティングシステムを使って大リーグ移籍をめざしている。
現役の「最強打者」近藤選手からのお墨付きを得た佐々木投手。メジャーリーグに移籍しても十分に通用するだろう。
果たして、「最強投手」が進むメジャーの球団はどこになるのか。その答えが楽しみになってきた。