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大谷選手にフラれ、朗希投手に袖にされた「非モテ」ブルージェイズ。大物シャーザー投手を獲得し世界王者に「リベンジ」狙う。カナダ最大の都市トロントからロスへ挑戦状
大谷翔平選手にはフラれた。佐々木朗希投手には袖にされた。「非モテ」ともいえそうなトロント・ブルージェイズ。ついに大物投手をゲットした。サイ・ヤング賞3度を誇るマックス・シャーザー投手だ。大谷選手も朗希投手もドジャースに取られた。争奪戦で敗れた悔しさ。ワールドシリーズで「リベンジ」を狙う。カナダ最大の都市からの挑戦状だ。
ブルージェイズは昨オフ、FA(フリーエージェント)の大谷選手を獲得しようと躍起になっていた。しかし、意中の相手はドジャースに奪われた。
今オフ、ロッテからポスティングシステムで米移籍をめざす朗希投手にも秋波を送る。「最終選考」の3球団に残ったものの、最後は袖にされた。これまたドジャースにもっていかれたのだ。
「非モテ」状態となったブルージェイズ。何が自分に欠けているのだろう。自問自答したくなるはずだ。
ブルージェイズの本拠は、カナダ中東部にあるトロント。この国最大の都市だ。治安も安全の部類に入り、住み心地もよさそうだ。
過去に日本人選手も多く在籍し、直近では菊池雄星投手(現エンゼルス)が2022年から24年途中まで所属。23年にはメジャー5年目にして初めて二けた勝利を挙げた。
ブルージェイズの本拠ロジャースセンターは世界初の開閉式ドームだ。寒くて試合どころじゃないなんてことにはならない。
昨季はアリーグ東地区最下位だったが、2020年以降3度ポストシーズンに進出している。
好条件がそろっている。それでもインパクトに欠けるのか。「良い人なんだけど」と言われそうなタイプかもしれない。
そんな球団に天使が舞い降りた。最優秀投手に贈られるサイ・ヤング賞に3度のマックス・シャーザー投手の獲得に成功したのだ。ワールドシリーズ2度制覇に貢献した40歳右腕。チームを成功に導いてくれそうだ。
これまでの「非モテ」人生から卒業。シャーザー投手の加入で一気に注目される球団となった。
めざすのは1993年以来32年ぶりの世界一だ。あの頃のブルージェイズは1992年、93年とワールドシリーズを連覇し強かった。「あの輝きをもう一度」と思うファンは多いだろう。
32年ぶりの悲願へ大きな一歩。夢の実現には昨季の世界王者ドジャースが立ちはだかるかもしれない。アリーグのブルージェイズ、ナリーグのドジャースがワールドシリーズで相まみえる可能性がある。
ブルージェイズにとっては、「片思い」の相手だった大谷選手、朗希投手を奪ったドジャースに「リベンジ」したい。
今年の世界一決定シリーズで、「非モテ」だったブルージェイズが「モテモテ」ドジャースに挑むかもしれない。ブルージェイズは「恋敵」を倒すことができるだろうか。
ブルージェイズもドジャースもファイト!