中学校の先生だったお義母さんから聞いた「子どもを叱るときのコツ」
「子どもを叱るときや子どもが言いづらい事を問いただす時は、
まず、満腹の状態にしてから話を始めると素直に話してくれるわよ」
息子が小学生になった時、子育ての先輩として教えて頂いた
子どもを叱る時のコツがそれです。
(「怒る」ではありません、怒るは教育ではなく、感情をぶつけるだけ)
何かの時にはそれを思い出し、満腹の時に話を始めると、カウンターパンチのようにジワジワきいて、ポツリポツリと言いにくいことを話始めたり
私の話によく耳を傾けてくれます。
よく刑事ドラマで取調室で事情聴取が長引くと
刑事が「かつ丼でも食うか?」と切り出し、食べ終わると泣きじゃくりながら白状するというシーン
まさに、その状況です。
お義母さん曰く
「満腹になると幸せホルモンがでるから、人の話に共感しやすくなるのよ」との持論です。
いえ、経験論とも言えます。
子どもを叱るというのは
子どものことを思い、間違えを正す行為です。
■社会のルール、マナー、
■人や物を傷つける行為・言動
■命の安全を守ること
が中心になるでしょうか。
危険な叱り方
■子供の自尊心を傷つける叱り方
「君はそんなこともわからないのね」や「いらないわ」など
■叱り過ぎてしまったあと、謝らない
時に子どもを叱り過ぎて後悔することありませんか?
そんな時は「さっきは叱りすぎたよ、ごめんね」というなど
■叱り方に一貫性がない
親の感情に左右されて、見逃したり、言い過ぎたりするなど
実際に
もちろん、私の可愛いプリンスに実践していますが
本当に良く効きます(まだ思春期初期までしかわかりませんが)
最近だと、叱らなきゃならないことというのは減って
「自分の洗濯物、片付けてきて」というくらいな軽いもの
■満腹の時は「わかったー」
■満腹でない時は「うるさいなー」
と言った具合です。
低学年の頃は、お友達の服を引っ張ったとか、
「ウソをついてごまかした」とかそういうことが多かったです。
そんな時には、しっかり満腹状況を設定してから話を聞く
「私はそういうことは嫌いだ」とか「私はそういう行動は、嫌な思いをする人がいるからやめてほしい」などIメッセージを使いつつ
最後は、「あなたのことが大切だからちゃんと伝えたい」「厳しいことをいうけど立派なオトナになってほしい」と全力伝えるという
結構、叱るのも根気とパワーが必要ですね
子どもが成長すれば、叱るということは段々減ります。
そうは言っても成人するまで
いえ、その後も何か話をする時には、満腹な状態で話をしてみるというのもいいかもしれません。
(会食効果もそれにあたるのかな?とふと思ったり)
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