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「やめとけば?」という親心が、意欲のない子供をつくりだす。

子供って、いきなり突拍子もないことを
言い出しますよね。

わが家の4歳の息子も、
1㎞先の保育園(しかもかなりの坂道)まで
「歩いていきたい!」と言い出し

どうすればいいか
悩んでいるところです(˘-ω-˘ ).。oஇ

こんにちは!
【子供の能力を高める】子育て研究者kotoです!

親としては、

「時間かかるし…」
「寒いし雪も降って危ない…」
「風邪ひいたら…」

なんてリスクを考えて

「やめときなよ」って
言いたくなる
ところですよね。

皆さんはこんなときどうしますか~??

今回は、大人からしたら失敗案件のにおいが
ぷんぷんする、子供の無茶な挑戦について

大人としてどう関わっていけばいいか
考えてみたいと思います!

▶なんで失敗しそうなことを「やりたい」って言うの?!

子供がなにか「してみたい!」
って言うときって、

大人からすると、だいたい

「それ、うまくいかないよ…」

っていう感じのときが多くないですか?!

大人になった私たちは失敗の場面を
たくさん知っているので、

自分の経験から

「やめときなよ」
「うまくいかないと思うよ」

と、親切に教えてあげたくなるもの。

それでも大体は大人の言うことを聞かず

やっぱり失敗…
なんてことがたくさんありますよね。

なんで子供って、

明らかに失敗しそうなことを
やってみたいと思うんでしょうか?

▶失敗だって、経験したい!

実はこの大人のありがたいアドバイス。

子供からすると

本当にそうなの?!
それすらもやってみて、知りたい!

という気持ちなのです。

大人と比べて経験が圧倒的に少ない
子供の脳にとっては

失敗すらも、貴重な経験。

いくら言葉で
「失敗すると思う」と言われても

実際に体験してみなければ
脳が「分かった!」とは理解できないのです。

子供の脳は、まだまだ未来を予測する力が
育っていません。

なぜなら
未来を予測できるだけの実体験が
全然足りてないから。

子供と比べて
何百倍も体験している大人は

「これはうまくいきそう」
「これは失敗しそう」

といった見通しが簡単にもてます。

でも、この実体験が足りない子供の脳は

大人になったとき、
考えるだけで見通しがもてるようになるために

子供の時期には
とにかく実体験を求めまくっているのです。

だからこそ、

大人からしたら「???」というようなことでも

「やってみたい!」
気持ちがあふれてしまうことに。

▶子供の無茶な挑戦を受け止められる大人になりたい。

ここで私たち大人が大切にしてあげたいのは

子供の脳の欲求を
気持ちよく満たしてあげること。

つまり、子供の突拍子のない挑戦を
できる限り見守ってあげること
です。

※もちろん、危険なこと、
   迷惑がかかることなどは

 きっぱりと止めなければならないです。

「失敗するだろうな」と思っているのは
脳が成長している大人だけで

子供の脳は
ただただ新しい挑戦にワクワクしている状態。

やってみた結果、
失敗することもたくさんあるでしょう。

もちろん子供もショックを受けるけど
それすらも子供の脳にとっては超重要な情報!

だからこそ

「ほら、言ったでしょ!」
「やっぱり失敗すると思った!」

と言わず

「残念だったね。」と気持ちを受け入れた上で

「次はどうする?」

と、子供自身に考えるチャンスを
あげたいと思います。

そうすれば

同じ失敗を繰り返さないように
子供の脳は一生懸命考えるようになります。

そういう経験を積み重ねることで

【意欲→行動→振り返り→新たな意欲】

につながっていくはずです。

逆に、子供の失敗に
ネガティブな言葉がけを続けてしまうと、

失敗体験だけが脳に刻み込まれ
安心して挑戦することができなくなります。

幼児期にそれが続くと、

小学生くらいになって
失敗を異常に恐れるようになります。

失敗したくないから
新しいこと、難しいことは絶対やりたくない!

とパニックになることも。

まだまだたくさんの経験を
積んでいかなければならないその時期に、

経験すること自体を避けてしまうと

その先の成長はぴたっと止まってしまうことに
なりかねません。

だからこそ
子供の無茶な挑戦も、そしてその後の失敗も

まるごと受け止めてくれるような大人の関り
とっても大事になってくるのです。

▶まとめ

子供の無茶な挑戦を聞くと

ついつい
「やめとけば?」
と言ってしまいたくなるのですが、

それは大人だから分かっていること。

なんでも吸収したい
子供の脳が安心して成長できるように

「よし、やってごらん!」

と言える
たくましい母ちゃんになりたいものです(;▽;)

その結果、後片付けが増えたとしても、
それをするのも大事な経験。

もしかしたら…

子供が安心して
失敗できる環境を整えてあげることも

親としての大切な仕事なのかもしれませんね。

今日も一緒に、頑張りましょう~!!

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