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#袋小路くんは今日もクローズドサークルにいる
【簡単あらすじ】袋小路くんは今日もクローズドサークルにいる(微ネタバレ)【日部星花/宝島社文庫】
事件現場に立ち入ると、空間を強制的に「クローズドサークル」にしてしまう呪いを持った高校生の学園生活。
そんな高校生が普通の学園生活を送れるはずもなく、様々な事件に巻き込まれます。
クローズドサークルは、ミステリ作品として王道の舞台です。
具体的には多くの方が、無人島や雪山・山奥などを思い出すと思いますが、スマホの普及と高性能化が進んだ現在では、舞台を用意するにも制約が多く、そのためクローズド
『袋小路くんは今日もクローズドサークルにいる』を読んでみた
ミステリーを読むことは、今までほとんどなかったけれど、作家の日部星花さんが、noteのクリエイターさんだったことと、本の帯の「往復ビンタ四連発。」が気になって、Amazonのボタンを押してみた。
ネタバレになってしまうとダメなので、ミステリーの場合は特にダメなので、内容については書けませんが、ラストの「えー。何それー。そう来たかぁ。」感、心を揺さぶられました。
ミステリーの「仕掛け」って、
『袋小路くんは今日もクローズドサークルにいる』感想
以前読んだ『超短編!大どんでん返し』で、自らをもってどんでん返してくださった(?)辻真先さんが帯を書かれているという、ただそれだけの理由で手に取った『袋小路くんは今日もクローズドサークルにいる』。
でもさ……御年89歳になる作家が現役女子大生(って著者のプロフィールに書いてた)作家が書いたミステリーを推薦するって、それだけで「なんか……イイ……」ってなるじゃないですか。世代を超えて良いものが良いっ
『袋小路くんは今日もクローズドサークルにいる』著者:日部 星花
ミステリファンは、リアルタイムに読むことができる幸運を感じてほしい作品のひとつだと思います。
正直、もうそれ以上、何も言えません。
20世紀がほぼ終わりかけの頃から21世紀が始まっての数年間の思い出です。
ボクはひょんなことからあるミステリファンの方が運営するサイト『猟奇の鉄人』を知り、毎日更新される古本購読&書評の日記を、柱の陰から恐る恐るのぞき見するように見てました。
そのサイトには、様々