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文学フリマ京都9 販売書籍

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2025.1.19 文学フリマ京都9 で販売する書籍の第1話です。
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【文フリ準備①】ブランドを作る

【文フリ準備①】ブランドを作る

2025.1.19文学フリマ京都への出展を目指し、色々と準備を進めております。
時系列は度々前後しますが、準備期間のアレコレを記録していきたいと思います。

現状の整理・文学フリマ京都9に申し込み済み(抽選枠)で、結果待ち
・サークル名「みもすそ文庫」
・作品は2作
・長編1作は1度製本済み、すぐ入稿可能
・連作短編1作は執筆中、6万字目処で現在4万5千字。表紙は出来ている(何故)

今回やること

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初めて書く小説は、日の丸弁当でいい、という提言

初めて書く小説は、日の丸弁当でいい、という提言

ある日天啓に打たれるように小説が書きたくなる。
そんなこと、ありませんか?
ありますね。
じゃあ書きましょう。

世の小説の書き方本、レベル高すぎ問題

ゼロから小説を書きたいと思った時、小説の書き方本を開く方も多いのでは?
私は小説を書き始めしばらく経ってから、何冊か読みまして、とても楽しんだのですが……

これ、パエリア作らそうとしてるな?

初めて包丁持った人に、パエリア作らそうとしてる。そ

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針を置いたらあの海へ 第1話

針を置いたらあの海へ 第1話

しょうしつ‐てん〔セウシツ‐〕【消失点】
遠近法や透視図法における、平行な直線群が集まる点。バニシングポイント。

 高校中退を祝して美容室に行ったら、“たっちゃんさん”がいた。

 半年前の高二の春、俺がリビングで朝のワイドショーを観ながら
「ダリィし学校行かね」
 と言った時、母さんは
「お、とうとう決めたか」
 と妙に愉快そうだった。
「あんた高校入ってからどんどん顔暗ーくなってたよ」
 そ

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町中華屋のマイコー 2.0 #1_西紅柿炒鶏蛋(トマトと卵炒め)

町中華屋のマイコー 2.0 #1_西紅柿炒鶏蛋(トマトと卵炒め)

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※本作は、創作大賞2024中間選考通過および多分最終選考落選作「町中華屋のマイコー」を、違うキャラクター・違う設定でリライトしたものです。
詳細はこちら→https://note.com/scrapandbuildai/n/n2e3b13877b3c
舞台は同じですが、各話ストーリー展開や結末が異なります。オリジナル版読了済みの方も楽しんでいただける内容かと思

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