実験好きなトラ猫
こんにちは実験好きなトラ猫です。 今回は実験ではなく実験環境について書こうと思います。 現状今、僕は自宅の自分の部屋で実験しています。 しかし僕が興味のある実験は、 ・危険な毒ガスが出たり ・爆発の危険があったり ・有機溶剤系で健康被害が出そうだったり ・器具が足りなくて実際に実験すると そこらじゅう溶けそうな実験だったり と、自宅でできる実験の範疇を超えています。 でもこの実験がしたいんです。 実験はしたいのですが、 器具や安全性、実験の知識が足りているのか分から
こんにちは実験好きなトラ猫です。 今回は推理小説の定番 『クロロホルム』を作っていきたいと思います。 クロロホルム※注意 まず最初に今回作るクロロホルムですが 悪用厳禁です。 そもそもクロロホルムで眠らせるには 10分くらい深〜く吸い込ませないと いけません。 それ以前にクロロホルムは 発がん性物質です。 昔は吸引麻酔として使われていましたが 現在は使われていません。 クロロホルムは 特定化学物質の第2類物質の 「特別有機溶剤等」の中に位置づけられる かなりやばい物
こんにちは実験好きなトラ猫です。 今回は前回作ったメタノール入りワインを 蒸留していきます。 エタノール蒸留について 蒸留とは液体を沸点の違いで 分けて別の液体にすることです。 今回だと水とエタノールね 水の沸点は皆さんご存知の通り 100℃ですがエタノールは 78℃くらいなので 80℃付近でグツグツさせると あら不思議エタノールだけが 高濃度になって出てくるじゃありませんか となるわけです。 なので今回はやく80℃で蒸留し その後無水エタノールにしたいと思います。
こんにちは実験好きなトラ猫です。 今回は色々なお酒に必ず入っていたり 消毒液にもたっぷり入っている 『エタノール』を作っていきたいと思います。 エタノールエタノールとは まずエタノールが何かを説明します。 エタノールとはC₂H₆Oで表される アルコールの一種です。 アルコールってエタノールだけじゃないの? と思っている人は多いと思います。 でもアルコール類には メタノール、ノルマルプロピルアルコール イソプロピルアルコール、n-プロピルアルコール、 と引くほどあります
こんにちは実験好きなトラ猫です。 今回は塗料落としや除光液などで使われる 『アセトン』を作りたいと思います。 アセトンアセトンとは まずアセトンとはC₃H₆Oで表される 有名な有機溶剤です。 前回次亜塩素酸Naとあるものを混ぜて 有機溶剤を作ると書きましたが あるものとは有機溶剤です。 つまり次亜塩素酸Naと有機溶剤を混ぜて 有機溶剤を作る。という事です。 まあ次回やその先で詳しく説明します。 沸点が56℃の水に溶けやすい溶剤です。 ※注意 アセトンは眼への刺激
こんにちは実験好きなトラ猫です。 今回は塩素臭い漂白剤の中身 『次亜塩素酸ナトリウム』を 作っていきたいと思います。 次亜塩素酸ナトリウム次亜塩素酸ナトリウムは 塩素系の漂白剤に使われています。 化学式NaClOで表される 塩素の化合物です。 除菌や消臭ができる アルコールの次に有名な 液体です。 ※注意 今回作るのはマジで塩素が出てくる 化学物質です。 (一応水酸化Naの時も出ましたが) マジで気をつけて下さい。 今までの実験と違い 第一次世界大戦で使われた 塩素
こんにちは実験好きなトラ猫です。 今回は前回の記事などで書いた 炭素電極などを取り出してみましょう。 マンガン電池とは そもそも乾電池には 大きく分けて一次電池と二次電池があります。 簡単にいうと使い捨て電池か(一次電池) 充電池(二次電池)かです。 今回は一次電池を使います。 一次電池の中にもいくつか種類があり 有名なものでは アルカリ電池とマンガン電池があります。 簡単に仕組みを説明すると アルカリ電池は二酸化マンガンの中に 亜鉛と真鍮棒が入っています。 アルカ
こんにちは実験好きなトラ猫です 今回は酸の王様 『硫酸』を作っていこうと思います。 硫酸とは 硫酸とはH₂SO₄で表せられる 強酸性液体です。 三酸化硫黄を水に吸収させるとできます。 無色透明で油のような液体です。 ※注意 硫酸は強酸性液体です。 濃硫酸には強力な脱水作用があります。 皮膚に触れると皮膚から水分を奪ってしまい あっという間に手が炭化します。 マジで洒落になりません 人体に触れると激しい薬傷をきたします。 10%以上の濃度の硫酸は 毒物劇物取り締まり
こんにちは実験好きなトラ猫です。 今回は前回告知した通り塩酸を作ります。 塩酸 塩酸とは塩化水素HClが水に溶けた強酸性液体です。 試薬や鉄の除錆、ph調整剤、各種塩の製造などに使われます。 限界濃度は約38%です。 25%を超えると空気中の湿気と反応して 白煙をあげます。塩化水素です。 実験好きなトラ猫は 鉱石磨きに使ったりいろんな金属塩を作ったり もっとやばい薬品を作ったりするのに使います。 ※注意 毎度のごとく塩酸は劇物です。 皮膚に触れると薬傷(ヤケド)
こんにちは実験好きなトラ猫です。 前回はサンポールを蒸留して作りましたが 今回はちょっと違った方法で作ります。 前回の記事です。 ※注意 前回も書きましたが塩酸は劇物で 皮膚に触れると炎症を起こします。 取り扱いには十分注意してください。 皮膚についた場合は大量の水で洗い流してください。 眼に入った場合は流水で10分以上洗ってください。 吸入した場合は新鮮な空気のある場所で十分休んでください。 実験⑴塩化Naの電気分解 塩酸は塩化水素を水に溶かしたものです。 塩化
こんにちは実験好きなトラ猫です。 今回は前回チョロっと書きましたが 『水酸化カリウム』を作ります。 水酸化カリウムとは 水酸化カリウムとは KOHで表される強塩基性の物質です。(以下KOH) 分子量は56.11の白色結晶です。 水酸化ナトリウム(以下NaOH)によく似ていますが NaOHよりアルカリが強いです。 NaOHのphは約12ですが、 KOHのph約13〜14です。 KOHの最高純度は45%です。 試薬、石鹸の原料、パイプ洗浄剤等に使われます。 ちなみに実
こんにちは、実験好きなトラ猫です。 今回は前回の続きアルカリの王様水酸化ナトリウムの 複分解ではなく電気分解で作ろうと思います。 前回の記事です。 最初に さて今回は前回作った水酸化ナトリウム の別の作り方を説明していきます。 前回は複分解により 水酸化カルシウム+炭酸ナトリウムを 水酸化ナトリウム+炭酸カルシウムに しました。 今回は塩化ナトリウム水溶液を電気分解して 水酸化ナトリウムを作っていこうと思います。 ※注意 前回も書きましたが 水酸化ナトリウムは強
こんにちは実験好きなトラ猫です。 今回は『炭酸カリウム』を作ろうと思います。 炭酸カリウムとは 炭酸カリウムとは 化学式K₂CO₃で表される カリウムの炭酸塩です。 水に溶けやすく、肥料や石鹸作りや ガラスの透明度を上げるのに使ったりします。 実験好きなトラ猫は主に 水酸化カリウムを作るのに使ったり 水の電気分解の時にちょっと混ぜたりします。 ※注意 この炭酸カリウムも今まで通り ph11の強塩基性です。 皮膚に触れると発赤、痛みなどがあります。 目に入ると痛むこ
こんにちは実験好きなトラ猫です。 今回はアルカリの王様 『水酸化ナトリウム』を作ります。 水酸化ナトリウム 水酸化ナトリウムとは 別名苛性ソーダと呼ばれ、 NaOHで表される強アルカリ性物質です。 分子量40.00の常温で無色無臭の固体です。 水に溶けやすく、溶ける際には多量の熱を発生します。 試薬、染料、香料、医薬などの製造、油脂の精製、 石鹸の製造、紙やパルプの製造、石油、 タール油の精製、各種ナトリウム塩の製造、水の軟化、 アルカリ蓄電池用電解液などに使われます。
こんにちは実験好きなトラ猫です。 今回は前回書いたように 水酸化ナトリウム作りのために 炭酸ナトリウムを作ろうと思います。 炭酸ナトリウムとは 炭酸ナトリウムとは Na₂CO₃と表される強アルカリ性物質です。 前回の水酸化カルシウムと同じくらいの phで12.3です。 炭酸ナトリウムは医薬品の原料、食品添加物、 試薬、石鹸の原料、光学ガラス原料、医薬品原料、 写真現像剤、冷却剤、浴用剤、アルカリ洗浄剤 と、たくさんの用途があります。 実験好きなトラ猫は 主に水酸化ナト
皆さん初めまして。 実験好きなトラ猫です。 この記事を読んでいただきありがとうございます。 今回は挨拶がてら簡単な実験をしていきます。 最初に このnoteでは主に実験の記録を 分かりやすくまとめて基本誰でも 真似できるように説明します。 中には皮膚につくと腐食したり 目に入ると失明する薬品だったり 吸い込むと危険な物質を作ることもあります。 実際に作って万が一の時に どうしたらいいかなどは 記事の中で説明しますが、 実際に作ってどうなろうと 当noteでは責任を負