ストーカーに襲われたら、彼女が助けてくれた
「うぅん、此処は一体……」
気が付くと僕__白鳥 礼太の眼前には、見た事の無い部屋の天井があった。
「え……、こ、これは一体……」
僕はその天井を見た途端、絶句した。
何故なら、天井にはいつ盗撮されたかもわからない僕の写真が所狭しと貼られていたのだから。
しかも、写真には赤い文字で「大好き」「愛してる」と書かれ、僕の隣に写っている少女の顔は黒々と塗り潰されている。
辺りを見回すと、同じ様な写真が天井と同様壁一面にびっしりと貼られていた。
何だろう。
これらの写真を見ていると