自分らしさとは。〜12/17私たちのワンピースクロージングイベントメモ&見返して気づいたこと〜
メモ帳を持ってきてよかった。
イベントが終わったとき真っ先にそう思ったくらい、残しておきたい言葉が飛び交う熱い時間でした。
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12月17日、青山ブックセンターの奥のスペースで、「私たちのワンピース」展トークイベントが行われました。
このトークイベントは、赤澤えるさんが制作した私たちのワンピースという本の展示のクロージングイベントも兼ねて「自分らしさ」について語り合うというイベント。
ゲストはえるさんと親交が深いSHE IS SUMMERのMICOさん、司会はShe is(自分らしく生きる女性を応援するコミュニティ)の代表の野村さん、竹中さん。豪華なメンバーで、始める前からわくわくが止まりませんでした。
えるさんが"まるで本の海の中の海底2万マイル"と表したクロージングな空間で、いざスタートです。
※全てをメモしているわけではないのでえるさんとMICOさん2人とも答えているのに片方の回答しか書かれていないところがあります。
※基本単語でメモしているので文章が拙いところや省略されているところもありますが、あくまで個人的に残しておきたい言葉のメモとなっているのでご容赦ください。
1.自分らしさとは
-2人にとって、"自分らしさ"とは何ですか?
えるさん
自分らしさとは、他人らしさだと思っています。他人と出会うことで、自分らしさを見つけます。
例えば、誰かのことを嫌だなと感じた時、その感情をそのままにせず何で自分はこの人に嫌悪感を抱くのか?と考えると、こうして欲しいといった欲求があることに気づきます。そこに、自分らしさがあると思います。
-2人にとって"服"とは何ですか?
えるさん
"内面の1番外側が服"だと思っています。私は3年間ずっと赤色を纏っていました。それは、常に戦闘モードでいたかったからです。服は、すぐに変える事が出来ます。服=セッティングしやすい自分らしさだと思っています。今は、LEBECCA boutique(えるさんが総合ディレクターを務めるアパレルブランド)が自分らしさだなあと思っています。
今日着ているのは、LEBECCA boutiqueから先日発売された"何もこわくないワンピース"です。私のもとに、「自分だけ自分らしさを見つけられなくて怖いんです」といったDMが届くことがあります。そういう人に対するメッセージを込めて、今日はこれを纏いました。
MICOさん
ふわふわな服を着ていた時もありました。でも、ふわふわな服を着ると、仲良くなりたい人と仲良くなれなかった事があって。でもやっぱり私がときめくのはふわふわした、ガーリーな服。だったら、私の性格(強さ)と好きなもの(ガーリー)を合わせて着ようと思いました。今は、コラージュしたようなコーデで過ごしています。
自分のルーツと今のフィーリングを掛け合わせられたら最高ですね。
視覚的に好きなものと、思想的に好きなものは違うのに、見た目にとらわれすぎてたなって気づきました。
-お互い、自分らしさを持っているなあと思うところはどこですか?
えるさん
いつ会っても空気感が同じところです。LINEやSNSの文章と、実際に会って話すときの空気感も同じだなあと感じます。
MICOさん
えるちゃんと同じです。話したときに、その人らしさが出るなあって感じます。
お互い、自分らしく生きたいと思っているなと思います。
-年齢と服についてお聞かせください。
MICOさん
よく、「もう〇歳になっちゃったから、こんな可愛い服着られない」という言葉を耳にしますが、今現在の年齢が、未来から見ると一番若いよって伝えたいです。下を向いてもいいことないと思います。
えるさん
ものすごくわかります・・・。年齢にとらわれるのは違う、もったいないって思います。年齢に合わせて選んだ服って大体どうでもいいもの。自分が年齢の枠を飛び越えてオシャレをしている時ってとても楽しいです。可愛いと感じている自分を距離を置いてその服を着ないより、その自分を選んだほうがいい!と感じます。
2.自分らしさを出してみよう
えるさん
私が出版した本・私たちのワンピースの展示を今日までさせていただいているのですが、そこに選書コーナーを設けています。そこに置かれている本は、私たちのワンピースを解釈する手助けになるような本たちなので、ぜひ帰りに立ち寄ってみてください。
MICOさん
私たちのワンピースは、服屋を飛び越えて本になり、展示になり・・・ワンピースというより、ひとつの作品だと感じます。この本は、えるちゃんの広い宇宙だなあと思いました。
3.自分らしい本に出会おう
ここでは、お二人がそれぞれ1冊本を紹介してくださいました。イベント終わり、えるさんがおすすめした本を購入しました。
イベントの感想
お二人の考え方を聞いて、共感することもあったし新しき気づくことができたことがたくさんありました。「理解したいけど、受け入れる事が出来ないことってある。それは、放っておくのがいい。」という話もあり(聞き入りすぎてメモをとっていなくて、一緒に参加した友人のインスタを見て思い出しました)、ちょうどそういう状態の出来事があったので、放っておく、という風に考えればいいんだとスッキリしました。
自分の好きなものは貫こう、とお二人の話を聞いて強く思いました。
司会のShe isのお二人が、進行しながらえるさんやMICOさんの話を聞いて感じたことを丁寧に伝えていたのが、温かい人柄が伝わってきてすごく良いなあと思いました。
私たちのワンピースを見返して気づいたこと
いつの言葉かはっきり覚えていないのですが、夏あたりにえるさんがおっしゃった言葉がとても印象に残っています。
「大事にしたいものは、人によって扱い方が違います。宝箱に入れて大切にしまっておく、人に見せびらかす、ディスプレイする、そして、皆で分ける。私は、皆で分けたい人だなあと感じます。」
これを聞いて、私はどうしてお菓子のお店を開きたいのかはっきり言語化できました。ただ宝箱に入れておきたい人なら、作ったお菓子は自分で食べたり、家族や友人だけに少し渡したりします。
けれど、私は皆で分けたい、幸せは皆で分かち合いたいと思うから、だからお店をもちたいと思うのだと。そう思い、心の中にその言葉がずっと残っていました。
そんな時、私たちのワンピースを見返していていると、ふと気付きました。
この言葉、マダムが言っている、と。
イタリアでブティックを営むマダムは、私たちのワンピースの原型となった古着のワンピースを宝物だと言い、宝物だからこそえるさんに着せたんだ、と言いました。
それを聞いたえるさんは、宝物は宝箱に入れておくものだと思っていたけれど、そういうこともあるんだと感じたと書かれています。
あの時えるさんが言った言葉は、マダムが気づかせてくれたから出た言葉だったんだ、と知りました。
自分で考えて自分が生み出した自分だけの言葉が自分らしさをつくる、と最近私は思っています。でもそこに、周りの人が教えてくれた言葉を、考えを加えていったら、もっと自分が広がるなあと、この事を受けてそう感じました。
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私たちのワンピース、読むたびに新しい発見をくれる本。このクロージングイベントでえるさんが、気づいたことがあったらどんどん教えてねって仰っていたので、このイベントメモnoteに加えようと思いました。
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