イエナプランの理念に基づいたオルタナティブスクール、来春開校を目指して準備を始めます!
自然の中で学び、お互いの思いや個性を分かち合う場《みんなの家な》の活動をはじめて、もうすぐ3年になります。
日曜午前を活動を続けてきましたが、「平日はやらないんですか」「フリースクールにしないんですか」という声を何度も頂きました。
そのたびに「そうしたいと思っていますが、もう少し先ですかね…時期がきたら」と濁してきました。
なぜなら、環境もマンパワーも足りないから…。
今も居場所として開いているのは野外の畑のみ。
チームとしての活動は順風満帆ではなく、協力して下さっていたスタッフが離れてしまったこともあります。
仕事、家庭、子育てなど自分のことと活動…
その折り合いに悩んだのはわたし自身もでした。
足りないものは多々あれど、あるものに目を向けると、畑の移転などたくさんのことがありながら3年間活動を続けることができ、毎週通って下さるご家族や学生ボランティアも増えました。
この3年間、場を開いてはたくさんのかたと出逢い、その声に耳を傾けてきました。
親御さんたちの声を聞くとき、学校以外の選択肢があったなら、もっと子どもの個性を尊重することができて、心を穏やかに子育てを愉しむことができるのはと感じることが多々あります。
不登校と呼ばれる子どもの数は年々増えていますが、学校に行けないのではなく、行かないことを選択している子もたくさんいます。
なぜなら自分がどうしたいのかに自覚的になればなるほど、一斉でみんなと合わせて行動しなければいけない学校が息苦しく感じてしまうから。
残念ながら、一人ひとりの声を大事にできる環境が整っている学校は少ないのが現状です。
とはいえ先生方も学校も、子どもたちのために日々尽力してくれているので、全ての多様性や意見を受け入れてほしいと迫るのは無理があります。
誰かが頑張りすぎなくても、みんなで分かち合ったり補い合ったりすることができたら心地よく暮らせるのでは。
自分に合った教育や居場所を選べて、お互いに「その選択肢いいね」と言い合えたら、自信をもって生きていけると考えています。
わたしの中でずっとあった葛藤は「わたしは学校をつくりたいわけではない」ということ。
わたしの夢は
大人も子どもも自分の思いを大切にしながら、いくつもの選択肢の中から、人生を豊かにするための選択ができること。
ニーズは選択です。
フリースクールができても、選択肢として受け入れられない環境であったなら、意義は低くなってしまう。
そうだとしたらフリースクールを設立するまでの経過をたくさんの人と共有し、対話し創り上げていくこと。
そしてその意味や思いをたくさんの人に伝えていくことがわたしの意図と結びついていくのではと。
迷っているとき、2年半前に書いたドリームマップにすでにそれが書いてありました。
イエナプランの理念に基づいたオルタナティブスクール、来春開校を目指して準備を始めます!
同じ思いをもっている人がつながりあったら夢は叶う、と信じています。
力を貸してくれるかたはいませんか。
一緒に夢を実現しませんか。
なにができるかできないか分からないのは、わたしも同じです。
わたしはちょこまか動いて、人と人をつなげたり、話に耳を傾けることくらいしかできない…。
だけど、今できることを
やってみようと思います。
LINEオープンチャットで「イエナプラン式フリースクールを立ち上げる会」を作りました。
みんなの家な学園という名の通り、みんなで作る学校にしたいなぁと考えています。
参加して下さるかたがいらっしゃいましたら、メッセージ下さい。
周囲に興味のありそうなかたがいらっしゃいましたら、シェアして下さるとありがたいです。
たくさんの色が混じり合う世界を実現させたい。
ほしい世界は誰かが言い出すのを待つのではなく、自分ができることをやる!と決めることがスタート。
それを体現しながら生きていきたいです。