さよ@毎日できるNVC

NVC(共感的コミュニケーション)を「知る」から「日常」へ。 起きたできごとから見つけた気づきをシェアします。   *子育て航海術認定ファシリテーター*対話コミュニティInner Peace Circle / NaturaBu運営*NVC体験会ほっとカフェ主宰

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マガジン

  • パートナーシップ

    夫婦関係や夫の退職で変化していく生活や関係性について

  • くせ毛をいかす

    くせ毛を生かしはじめるまでの苦悩と、生かしはじめた今について

  • 多様性のある保育や教育

    イエナプラン式フリースクール立ち上げについてや、森のようちえんについて

最近の記事

  • 固定された記事

そしてやっと、夫は無職になる

夫が会社を辞めました。 今の感情は「安堵する」「恩を感じる」「すっきりした」「あるがままを受け入れる」。 そう思えるようになるまで、20年かかりました。 夫が無職になったのは、結婚してから二度目。結婚して一年ほど経ったときにもありました。 夫が勤めていた会社が潰れて「少しゆっくりしたい」と言われたとき、わたしの心の中で黒い声が呟きました。 ふり返るとわたしたちは、共に頑張る・共にいるというスローガンの元、自分が頑張るから相手にも頑張れ。相手も頑張っているから自分も頑

    • 自分も相手も大事にできるコミュニケーションのポイントとは?

      共感的コミュニケーション(NVC)をベースにしたコミュニケーションの学び《ワンデー航海術》を開催しました。 サブタイトルは「自分も相手も大事にできるコミュニケーション」。 その答えを一言でまとめると『自分の願いに自覚的にあり、願いをリクエストとして表現していく』こと…なのですが、 自分の願いって何なの? 願いに自覚的にどうやってなるの? リクエストと強要の違いは? という疑問を、皆さんとともに探求していきました。 周囲に合わせること、空気を読むことを覚えてきたわ

      • ファシリテーター探求コミュニティをスタートする理由

        対話型コミュニティを運営して4年。 来年、新たにファシリ探求コミュニティを作ります。 理由は3つあります。 ひとつは対話型コミュニティメンバーから、自己受容の先に進みたいという嬉しいリクエストをもらっていたから。 そしてもう一つは、自分のままでいられる現コミュニティを広げていきたいから。 初年度2人だったコミュニティは、年々増加して現在12名。 一年で深くつながり合うには、今の人数が限界と感じています。 わたしが複数のコミュニティを運営するということも考えたのですが、こ

        • 匿名のInstagram運営で学べたこと

          いくつかのInstagramアカウントを運営していますが、ブログと連動している匿名のアカウントがグングン伸びています。 写真は過去30日間の閲覧数。 たくさんのかたが見に来てくれていて、感謝でいっぱいです。 わたしにとってSNSは実験ツールのひとつ。 届かなかったところへ届いたと感じられた瞬間や、運用を通して自分の前提や価値観を発掘できることが愉しいと感じています。 最近の気づきの例をあげると、 おすすめで出てきた投稿に共感したとき「誰かに伝えたい」と思う気持ちととも

        • 固定された記事

        そしてやっと、夫は無職になる

        マガジン

        • パートナーシップ
          12本
        • くせ毛をいかす
          6本
        • 多様性のある保育や教育
          2本

        記事

          同じ出来事が、迷惑から嬉しいへ変わった理由

          山形に住んでいるおじさんとおばさんから野菜が届きました。 夫側の親戚で、わたしの血縁ではありません。 だけど甥っ子にあたる夫の嫁であるわたしに対して、結婚当初から娘のように接してくれました。 両親を通じた親戚関係がこじれている中で育ったわたしは、嬉しい反面困惑する気持ちもありました。 なんでこんなに親切なんだろうって。 人を信用していなかった当時のわたしらしい心境です笑。 段ボールを開けたとき、おじさんとおばさんの愛を感じて泣きそうになりました。 実は… 育児と家事

          同じ出来事が、迷惑から嬉しいへ変わった理由

          集客を愉しむ?

          来月開催する講座の募集が始まって、ワクワクしています。 心が安定している…というわけではなく、身体の中を色んな感情が走り回って、それを観察することができていて、面白いと感じているんです。 集客は苦手ですか?笑 わたしも苦手でした…というか、今も得意ではありません! だけど、誰かに自分の大切なことを知ってもらうということにチャレンジを始めた頃に比べると、大きな変化が起きています。 対話の世界を広げたくて、ボランティアで場を始めたときはどう宣伝したらよいのかさえ分からなく

          コミュニティを運営するということ

          「一体いくつのコミュニティを運営しているの?」と聞かれたので、書き出してみました。 対話型コミュニティ Inner Peace Circle(インピサ)2024 こころとからだを整えるコミュニティ NaturaBu(ナチュラブ) カーリーコミュニティ埼玉CGCS 子どもの主体的な教育を考えるネットワーク埼玉 ハッシンコミュニティfreely(フリーリー) 第3期 Oshibanaレッスン連続講座 願いとつながるネガツナサークル…… 所属を含めたら数えきれないの

          コミュニティを運営するということ

          やりたいことをやっていたら、大抵のことは上手くいく

          明日持参する企画書をこれから作成します。 ぎりぎりだけれど大丈夫。 企画書の前に、思い浮かんだことを書き留めたくてnoteを書いています。 5年ほど前までのわたしは、重度の心配性とせっかちでした。 歩きながら後ろを振り向くことは数知れず(いつも誰かに追われているイメージ)。 小学生時代の夏休みは、宿題を最初の一週間で終わらせて、旅行の準備は数週間前からはじめて、忘れ物がないかを何度も確認していました。 心配性もせっかちも性格、特性だから一生続くと思っていました。 ・・

          やりたいことをやっていたら、大抵のことは上手くいく

          くせ毛ワークショップ開催します

          クセのある髪質で、10代後半から30年間縮毛矯正をしていました。 今はクセ毛を活かした髪型を楽しんでいます。 クセ毛をいかす楽しさを知ってほしいのと、クセ毛に対応してくれる美容室を増やしたい願いをこめて、小さなイベントを開催します。 一般的な常識として知られているヘアケアのハウツーとクセ毛の特性に合わせたケアにはかなり差があり、わたし自身も最初はその差に驚きました。 わたしはプロではないので、あくまでも知りえた知識の中で…にはなりますが、クセ毛にとって大切なヘアケアのポ

          くせ毛ワークショップ開催します

          依存から自立への道

          母…という看板を背負っていたわたしにとって、夏休みは重労働でした。 ご飯作りに宿題のサポート…楽しい場所へ連れ出さなくちゃ…。 もー!早く夏休み終わって〜!! と思っていました。 「あんなに頑張らなくてもよかったんだよね。いらないもの手放せていたら、もっと一緒の時間を愉しめたのになぁ…」とハタチを越えた息子と話していたら、驚きの言葉がかえってきました。 「確かに、絵も作文もめっちゃ気合い入った指導だったよね。だけど… あの時間が今の自分の文章力に確実に繋がってる。感謝し

          依存から自立への道

          安心安全な対話コミュニティに参加するとどんな変化が起きる?

          こんにちは、対話コミュニティInner Peace Circle(インピサ)を運営しています、さーよです! 2024年期がスタートしてから8か月が過ぎました。 基本的な活動は少人数でのグループワークですが、全員集合しての対面セッション、そして個人セッションも年に2度組み込んでいます。 8月はオンラインでの個人セッション月。 先週、前半組の6人とそれぞれ1時間ずつ対話しました。 スタートの1月と比べ、心も表情もほぐれて別人でした! ・・・・・・・・・・ ※個人情報保護

          安心安全な対話コミュニティに参加するとどんな変化が起きる?

          「ご飯を残すわたしはダメな子」と「整理整頓しなければ…」がつながっていた気づき

          家の中の整理や庭のリセット、SNSの整理などを続ける中で身軽さが出て心地いいと感じていました。 ふと… 「いらないものは処分しよう」が「いらないものは消したい」という強い感情に傾くことがあって、それがどこから来るのか探求してみることに。 目の前で、もしくは自分自身に何かが起きたとき、それがいいことか悪いことかをいったん置いて、どう感じて、なにを大事にしたいのかを見るようにしています。 例えば整理整頓できていない状態にイライラする、もういい加減終わりにしたいという感情がわ

          「ご飯を残すわたしはダメな子」と「整理整頓しなければ…」がつながっていた気づき

          夫が再就職しました。この1年のふり返りと、夫をサポートする上で大事にしてきたこと。

          夫が再就職しました。 昨年の夏に会社を辞めてからの1年をどうに過ごしたのか。 今の気持ちとともに書きとめておきたいと思います。 退社~9月 ふたりで関西に旅に出ました。 旅をしながら今までのこと、これからのことをたくさん話しました。 帰宅後夫は、趣味のプラモデルに朝から晩まで没頭していました。 10~3月 「好きな物作りで生きていきたい。木もいいけれど、鉄が気になる」と溶接の学校に通いはじめました。 丸1日+月~金の座学と実技。満員電車に揺られる行き帰りの時間。

          夫が再就職しました。この1年のふり返りと、夫をサポートする上で大事にしてきたこと。

          くせ毛生活、楽しんでいます!バリカンでえり足を剃る手順

          時々あげているくせ毛に関しての投稿は、自己対話や自己受容ともつながっているなぁと感じています。 なぜなら、ないものメガネをかけているときにはくせ毛の良さなんて見えなかったから。 コンプレックスだった髪の毛。 次に生まれ変わるときは、男でも女でも構わない。 だけどたったひとつ、サラサラのストレートヘアに生まれ変わりたいと思っていました。 自分のクセ=個性を受容できるようになってうれしい。 くせ毛がきっかけで出逢った、同じ個性の友人たちと交流しているなんて夢みたい…。 自己

          くせ毛生活、楽しんでいます!バリカンでえり足を剃る手順

          対話型コミュニティ2024スタートから半年のリアル

          週末に開催されたローカリゼーションデイ日本で、「対話型コミュニティを仕掛ける20代のリアル」という分科会がありました。 対話の魅力に取りつかれた若者たちが、農業とかけ合わせた場を作ったり、話し合いながら暮らしを作ったりしていました。中にはNVCを学んで実践しているかたも。 対話を通して、互いの個性を認め合いながら暮らしている様子に興奮するとともに、羨ましさを感じました。 対話と出逢って6年目。 たった6年で、わたしの人生は一変しました。 20代に対話に出逢えていたら、こ

          対話型コミュニティ2024スタートから半年のリアル

          もしかしたら、ずっと愛されていたのかもしれない

          呼び名の「さよ」は本名とは違います。 小学生の頃に名前の由来についての宿題が出たことがあり、「画数で付けたから由来を聞かれても困る」と言われたことがショックで、長いこと名前コンプレックスでした。 NVCを学びはじめて過去のストーリーを紐解くうちに、当時のショックな気持ちに気づきました。 そして、名前を変えることは難しくても呼び名ならいつからでも変えられることに気づきました。 今は夫や妹、義母を含めた身近な人が「さよ」と呼んでくれるようになりました。 実の親には「あえて

          もしかしたら、ずっと愛されていたのかもしれない