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寝ても食べても疲れが取れない!?〜慢性的な疲労感と倦怠感を取るには?〜前編【漢方的セルフケア】

さて、今回のnoteはPodcast番組のリスナーの方からの質問にお答えさせていただきたいと思います。

養生ネーム(コータの漢方RADIOと言う番組なので、ラジオネームでなくて『養生ネーム』と呼ばせていただいております)

キャベツ太郎さん

からのメッセージです。


はじめまして、いつも楽しくポッドキャスト聴いています。

相談がありメッセージを送らせていただきます。

私は2〜3年前から季節は問わず、急に体に力が入らなくなる怠さや眠いような感覚、無気力になる感覚に悩まされています。

この症状は一時的なもので、一日中継続することはありません。

血液検査では酷い貧血はなく、血圧も問題ありませんでした。

現在は処方された補中益気湯を服用しており、少し元気を取り戻したような、まだあまり効いていないような、、といった感じです。夜はしっかり寝れていると思うので、睡眠不足はないと思っています。

ちなみに現在27歳女性です。

病院に行った時も目や声に力が無いと言われてしまいました。(元々雰囲気に覇気があるタイプではないと思いますが、、)

自律神経の乱れと言われることもありますが、どのように整えていけばいいのかわかりません。

これだけの情報で相談するのは恐縮ですが、もし何かアドバイスやコウタ先生の見解をお聞きできるととっても嬉しいです。よろしくお願いします。

っということでキャベツ太郎さんからこのようなご質問をいただきました。

今回このご質問を取り上げさせていただた理由なんですが、けっこう同じような不調でお悩みの方が多いのではないかなぁと思ったからです。

以前もちょっとPodcast番組やnoteでも触れましたが、僕のところに漢方相談をしに来てくれる方のお悩みの症状で実は意外と多いのが

『疲れが取れない』『ダルい』

というご相談なのです。

寝ても、食べても、疲れが取れないというお悩みはかなり切実なお悩みですよね。

一般的にはとりあえずドリンク剤を飲んだりテレビコマーシャルをしているような栄養剤、滋養強壮剤を飲んでもだめな場合は病院に行き

『疲れる』『ダルい』

このような症状を訴えて受診、検査をして甲状腺機能など、カラダの異常が特にないと

『カラダを休めてください』『寝てください』

というアドバイスをされて今回のキャベツ太郎さんのように補中益気湯のような

『疲労倦怠』

という効能効果がある漢方薬を処方するぐらいしか対処法がないと思います。

これは保健医療というシステムを考えると仕方ないことで、キャベツ太郎さんの主治医の先生も保険の中で精一杯のことをしてくれていると思います。

補中益気湯という漢方薬は

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