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ジワジワ10㎏太って半年で8㎏痩せた話

のんびりダイエットの話です。


気づけば70kg目前

部活に打ち込んでいた学生時代は約58㎏。
部活動引退後からジワジワ増加していった体重は、
就職、退職、その後約半年間の引きこもりを経て(ここまででだいたい3年)、
過去最高の69㎏にまで達した。

これから転職活動だというのにパンツスーツが入らなくなり、
長く履くことを見越して購入した黒のスキニーパンツは、
股の部分が摩耗で真っ白になり、1年で履けなくなってしまった。
そして自分の呼吸する音(フガフガ)も猛烈に気になるようになった。
トイレで便座に座ると、自分の太ももが太すぎて二頭のアザラシが横たわっているようだった。
仕事も辞めて金欠なのに衝動買いして、ひたすら食べて、太って、
毎日鏡を見るのが本当に辛かった。

絶望しても譲れないもの

家に引きこもっている間、ほぼ毎日泣いていた。
生きたい理由もない。ここで終わってもいいのではないか、と。

でも、こんな時でも病的完璧主義プランナーの私は
”自分史上一番醜い私”のまま逝くのは許せなかった。

恐ろしい完璧主義。私を生きにくくさせているものよ。
そこでまず、明日明後日生きる理由を
どこまで痩せられるかやってみる」にした。


痩せるために何をしたのか

➀ダンス

まずは踊った。
習ったことはない。
でも小さい頃からずっと音楽に合わせて踊るのが好きだった。
YouTubeで好きな曲をかけてひたすらマネをして踊った。
ミュージカル系の映画のワンシーンも、主人公になりきって演じた。


➁散歩

次にとにかく歩いた。
金欠だったので、遠出するときは交通費も削って歩いた。
片道約9㎞の場所も歩いて往復していた。
音楽を聴きながら散歩するのはとても楽しかった。
日光を浴びたり、近所の草花の成長を感じられたのも精神的に良かった。


③体重計測と記録

毎朝体重計にのる習慣を作った。
毎晩寝る前に洗面所にメガネを置き去りにして、
朝起きたら絶対に体重計の近くに行かなければいけないようにした。

体重は紙とExcelに記録した。
大学生の時はアプリを使っていたが、
体重を計ったことでできるようになる作業を増やしたくて、
1㎏を5マスに分け、ひとマス0.2㎏にした紙を作って、
毎日自分の体重に該当するマスを一つ塗れるようにした。
ちゃんと朝起きて体重を計ることができた、
というのを少しずつ積み重ねて、最初は体重が減っていなくても、
途切れずに伸びていくグラフを見て、
やる気を絶やさないでいられた。


④健康的な睡眠

ストレスで過食していた頃は、毎日日付が変わっても終わらない考え事をして過ごしていたので、食生活も睡眠リズムも最悪だった。
痩せようと思ってからは、考えるのを諦めて23時には寝るようにした。
そうすると7時前には自然と目が覚めるようになり、
食事も味の濃いものを欲しがらなくなっていった。
21時以降におなかが減ることも徐々になくなっていった。


⑤その他

他にもなかやまきんに君の動画を見て家でマネしてみたりした。
今はもう辞めてしまったが、冬に家から出られない時には、
とても良い運動になった。
そしてストレッチもやってみた。
これは減量に効いていたかはわからないが、固まった筋肉を使いやすくするのには効果があったのではないかと思う。


やってみた感想

痩せられていろいろラクになった。
呼吸音が気になることもなくなり、食費も削れた。
鏡を見て憂鬱な気分になることも減った。
何より、会社を辞めてから引きこもって何もできなくなってしまっていた自分が、計画して、実践して、何か結果に繋がったということが久々だったので、嬉しかった。

最後に

引きこもりの暇人だからできたダイエット術なので、
多くの人には参考にならないと思う。
でも個人的に大事だと思ったのは

  • そんなにすぐ減らなくても気にしなくてもいいし、逆に増えてても気にしない。毎日体重計にのって記録できているだけで、今までよりも成長しているから最初はそれだけでいい。

  • 毎日同じことができなくてもいいから、できそうなことをやる。

  • 楽しめることをする


調子に乗って食べる量を減らしたときは、
体重はもちろん減ったけど、その後増える反動も大きかったから、
やっぱり焦らずコツコツ頑張るほうがいいのかなと思う。

グラフ以前の期間は記録には残してないけど、69㎏の表示はちゃんと見ました(笑)

読んでいただきありがとうございました。

#サヴァカンピス

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