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映画『あのこと』。ネタバレを含まない感想。
まだ生まれていない「人」の権利よりも、すでに人生を歩み始めている人の権利が尊重されるべきだと思った。
背景は違えど、同様の問題は現代にも残っている。
どこから「人」と見なすか、そこに明確な線引きは存在しない。線を引くのはいつも人間。社会的な都合。
それであれば、その線の引き方は、時代に応じて改められるべきだと思う。
「こうなっているものは仕方がない」で、前例を踏襲するだけでは良くないと思う。
映画『あのこと(原題: Happening)』は、本年(2022年)度、ノーベル文学賞を受賞したアニー・エルノー(Annie Ernaux)の小説『事件』が原作。
渋谷にある『ル・シネマ - Bunkamura』で鑑賞した。
ポスターに、主演のAnamaria Vartolomei(アナマリア・ヴァルトロメイ)さんと、監督のAudrey Diwan(オードレイ・ディヴァン)さんのものと思われるサインを発見した。
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