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『葛西薫カレンダー』は定番を目指して定番になった【FREEPARK】

「今年もあと少し」
秋になり、涼しい日が続くと
つい言ってしまうフレーズです。

一年を思い返し、
やり残したことは
あと数ヶ月のうちに
なんとかやっつけたい。

そう思いながら、
来年のことも考えてしまいます。

そして、
この時期からFREEPARKでは
カレンダーは販売がはじまります。
種類はたったひとつ、
『葛西薫カレンダー』だけ。

お店を始めてから15年間、
ずっと毎年販売している
定番のカレンダーです。
ある意味、風物詩ですw

偶然のようにも思えますが、
『葛西薫カレンダー』が定番になったのは
なるべくしてなったと言えます。

なぜなら、
「10年、20年でも飽きのこない定番カレンダー」を
作ろうとして作られたからです。

『葛西薫カレンダー』が出来たのは
2002年のことでした。

アンドギャラリーの安東孝一さんと
(株)サン・アドの葛西薫さんの
会話から定番カレンダーは生まれたのです。

それは
安東:「使いたいカレンダーが売ってないんですよね~」
葛西:「じゃあ、作りましょうよ!」
という、些細な会話からでした。

安東さんがプロデュースし、
葛西薫さんがデザインをすることになり、
お二人の阿吽の呼吸でカレンダーは
作られていきました。

当初、安東さんが葛西さんに
お願いしたのはこれだけでした。

1.サイズ(A3)
2.2パターンのデザイン
3.価格を抑えること

安東さんは
「一般的にデザイナーものは
 価格が高く定番になりにくいので、
 長く定番として使われるカレンダーの
 価格にしたい」
という思いが強かったそうです。

そして、
葛西さんは忙しい合間を縫って、
いくつものデザインの案を出しました。

その中からコンセプトが明快な
「罫線あり」と「罫線なし」のカレンダーを
二人で選び、入稿することになりました。

入稿する際に葛西さんは
「普段着のようなカレンダーにしたいから」
という理由により柔らかい印象の紙を選択しました。
「あまり高価な紙を選んでしまうと
 余所行きのカレンダーになってしまうので」
という日本を代表するデザイナーの意見に
安東さんも納得しました。

印刷の色にもこだわりがありました。
実は一見すると黒に見える色は紺色なのです。
黒と赤にしてしまうと強い印象になるところが
紺にすることで目に優しく暮らしに馴染む
デザインになっています。

『葛西薫カレンダー』の
特徴として外せないものが
「Kハンガー」です。

カレンダーを壁に引っかけるために
必要不可欠なこの「Kハンガー」は
入稿前夜に決まりました。

ギリギリまで考え、
葛西さんが引っ掛け部分のサイズを
安東さんに相談したところ、
「もう少し短くしてはどうかな?」
という安東さんの提案により、
現在のサイズが決定したそうです。

ちなみに「Kハンガー」の「K」は
葛西薫の頭文字の「K」です。

・カレンダーの紙質
・印刷の色
・Kハンガー
「定番カレンダー」になるための
こだわりによって『葛西薫カレンダー』は
作られました。

長年デザインプロデュースをしている安東さんと
誰もが知るアートディレクターの葛西さんの
息の合ったストーリーのもとに、
この「定番カレンダー」は誕生しました。

既に20年以上の定番となったカレンダーは
これからもずーっと親しまれていくことでしょう。

既に知っていた方も
今回知っていただいた方も
是非2024年のカレンダーとして
『葛西薫2024年カレンダー』を
ご用意くださいませ。

お部屋のイメージに合わせて
「罫線あり」と「罫線なし」から
お選びいただけると幸いです。






いつも最後までお読みいただき、
本当にありがとうございます。

もしよかったら、
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いただけると光栄でございます。

いつまでも幸せな日が続きますように。


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