さしーむ

好き放題に書いてます。

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最近の記事

ラーメンは偉大だ。

週末、私は彼に連れられとある集まりへ顔を出した。 半分仕事のような、趣味のような集まりなのだが、生憎私はその趣味に通じていない部外者だ。 知り合いも彼以外にはいない。 元来コミュニケーションが得意ではなく、一人を好み、孤独を嫌う、完璧主義な面がある、そんな面倒な性格をしている私は、数回顔を出したことのあるその集まりにいつまでたっても馴染めず居づらさを感じている自分が不甲斐なく、ジワジワと心が折られていった。 私はここ数回、その集まりに行くと、数時間、周辺の街を散策していた

    • 8月某、旅行記②

      タクシーを降りると、彼と私はまた太陽の下に晒されることとなった。ちょうど頭の真上へと昇っている太陽は、これでもかと言わんばかりに地上に光を降り注がせている。 彼がすぐ近くに一つの建物を見つける。どうやらその一角にはカフェがあるらしかった。もはやこの暑さから逃げ出せるならなんだって良い。側に辿り着くと、内部の冷やかな空気に誘われるようにすぐ中へと入っていった。 カフェの中は思い描いていた通りの涼やかな空気に支配された、広々とした空間だった。数組の先客は、友人と歓談していたり、

      • 8月某、旅行記①

        8月某日、午前8時半、名古屋鉄道、快速特急新鵜沼行き。そこから、私と彼との小旅行は始まった。 車内で何の変哲もない会話を楽しみつつ、彼は軽食をほおばり、私はスマートフォンを触ったり、眠そうにしている。 彼と行く小旅行は専ら彼のもつ鉄道趣味に付き合わされることになるが、彼とだから、私は何だかんだ毎回楽しんでいる。彼にもそれと同じくらい、行きたいところへ連れて行ってもらっているし、今回もいつも通りの旅路だ。 私たちの旅行といえば、移動手段は鉄道になることが常である。それは今回も

        • 毎日私服人の服事情

          めちゃくちゃ多い量や高い服は買えないけど、ある程度おしゃれでいたい。毎日のように同じ服は嫌。 友達や同僚に「あれ?またその服?」って思われない程度には量を持っていたい…そんな人、わたしだけじゃないはず。 今回は「1週間バラバラのトップス・ボトムスはキツいけど3日くらいは違う服が着れる状態でいたい」人向けの記事です。 毎日私服で登校する現役大学生が、どれくらいの服の量でコーデを組んでいるのか、服選びのコツや安く抑えるコツをお伝えします。 1.服の系統 女子にとってはこれ大事

          ¥100

          文を創るって楽しい

          最近、わたしはnoteを始めた。きっかけは最初の投稿記事を見てもらえばいいと思うが、「私と同じことで困っている人がいるかもしれない、それなら私が助けなくては」という、私が元来持っている(と思っている)人助け精神からだった。 私は文章を書くのが好きだ。読むのも好きだし、電車の中や、食事中でもつい文章、あるいは文字に目が行く。活字中毒ぎみなのかもしれない。 小学生の頃に、授業で小説を書く機会があった。そのとき、自分の中から溢れ出して来る描写の数々に形容しがたい楽しさを覚えた記

          文を創るって楽しい

          働かせたがり社会へのグチ

          私は本当に社会で生きるのに向いていない人間だと思う。 以前の記事でも書いたが、保育園に始まり小・中・高と不登校になったり、途中で辞めたり何かと問題のある生徒だった。 今は大学生だからまだ存在が許されているが、大学の講義も出席率がいいかと聞かれれば答えはNOだ。 まず、毎日おなじ時間に起きて、おなじ時間に登校することが難しい。一部の自堕落な大学生あるあるなのだろうか、いや、私は保育園に通っていた頃からそうである。 そもそも朝に弱すぎるし、放っておけば半日近く寝ていたりするし、

          働かせたがり社会へのグチ

          陰キャと呼ばれるキミへ

          陰キャと呼ばれるキミ。真面目で、大人しくて、とても優しいキミ。 周りの人が怖くて、学校へ行きたくなくて、でもそんな自分を認めてほしいキミ。 私と同じだね。 私も数年前まで、そんな思いを胸の内に抱いていた。 勉強は好きだったが、多くの同級生と対等に話すことができなかったし、周りからばかにされている、と思うこともよくあった。 そんな自分が恥ずかしくて仕方なかった。 私はそんな自分を抱えきることができなくて、小・中・高、それぞれ何回も学校という場所から逃げ出した。もっと遡れば

          陰キャと呼ばれるキミへ

          旅と夏、ときどき人

          この夏は何もかもが違う。 学校へ足繁く通う子どもたち、私を含む大学生は毎日パソコンと何時間も見つめ合っている。 街へ出ても、人と人の間にはビニールやアクリル板での隔たりができ、人の往来は少ない。 家族や友人と遠くへ行くことは他者に許されず、家に閉じこもる日々。 みんな、不安なのだろう。この一世紀ほど、現代を生きている私達の誰もが経験したことのない、まったく未知のウイルスとの闘い。先が見えない。 みんな、わからないのだろう。これから先、どう生きていけばいいのか。 私は割と

          旅と夏、ときどき人

          消退出血中に思うこと

          前回投稿から約1週間、アフターピルを飲んだ6日後に消退出血が起き約3日間出血中だ。まだ止まりそうもない。 正直、しんどい。 何がしんどいかと言うと、この時期の急激なホルモンバランスの変化で、自分の体も呼応して変わっていくのを感じざるを得ないこと。その変化が人工的であるが故の恐怖。不安。そして、その思いは彼は経験しない、伝わらない、私一人が負っているものであること。 今自分の身に起きていること全て、彼と私がしたことのはずなのに、私だけが背負っている代償。 何で、私だけなんだ

          消退出血中に思うこと

          アフターピルは怖くないよ

          コンドームが破れた、勢いで生でやってしまった、色んな原因で妊娠したくないのに中出しされてしまうことってあると思う。 私もつい数時間前、アフターピルを服用した人間の一人になった。私の場合は勢いでやっちまったタイプだ。 飲むまで、というか飲んでから今も割と不安だし、やらなきゃよかった〜と思っている。そして、きっと今この瞬間も、これから先も、アフターピルを飲まないといけなくなる女性は沢山いる。 ネットで色々情報を調べてはいるものの、不安で飲めない人もいるだろう。 私の備忘録

          アフターピルは怖くないよ