消退出血中に思うこと
前回投稿から約1週間、アフターピルを飲んだ6日後に消退出血が起き約3日間出血中だ。まだ止まりそうもない。
正直、しんどい。
何がしんどいかと言うと、この時期の急激なホルモンバランスの変化で、自分の体も呼応して変わっていくのを感じざるを得ないこと。その変化が人工的であるが故の恐怖。不安。そして、その思いは彼は経験しない、伝わらない、私一人が負っているものであること。
今自分の身に起きていること全て、彼と私がしたことのはずなのに、私だけが背負っている代償。
何で、私だけなんだ。
思ってしまうことが、嫌だ。彼への、男性への嫌悪感が、怒りが増していくのが嫌だ。
彼は、消退出血が始まった、と伝えると何それ?と言ってきた。その程度の関心でいられることが羨ましい。
私はこの1週間、不安で仕方なくて、これから自分の体がどう変化するのか、何が起きるのか調べられるだけ調べ、得られるだけの情報は得てきた。そんな不安も、相手である男性は感じなくていいのだ。羨ましい。憎たらしい。何で私だけがリスクを背負わないといけないんだ。怖い思いをしないといけないんだ。
数日前に彼と会ったとき、懲りずに体を触ってきた。血出てるからだめだよ、と伝えたし彼もその点はわかってくれた(自分の体が血に濡れるのが嫌だから、という理由だが)。
1週間前、彼と婦人科の情報を調べているとき、「相手の意思にかかわらず行われる性行為は性暴力である」という文面を彼と見た。彼も「今日のこと(膣内射精)は性暴力だったかもしれない」と反省していた。膣内で出してしまったのは、生挿入を私が許していた時点で致し方ないと思っているが。
しかし、数日前は違った。私は体を触らないでほしいと言った。でも聞かなかった。彼は体を触り続けたし、結局私も嫌々触られ続けた。ただただ悲しかった。これこそ性暴力と認識するべき事柄なのにと思った。
なぜ自分でしたことに無関心でいられるのか、なぜ同じことを繰り返そうとするのかわからない。結局は男は他人事だ、女である自分の身は自分で守るしかないんだと感じた。また彼が憎らしくなった。
自分の中で怒りが増幅していく。いつ終わるのかわからない出血、いつ次が来るかわからない排卵、月経。自分だけが背負う恐怖、自分だけが背負わないといけない理不尽さ。全部全部嫌になる。本当に、こんなこと他の誰にも経験してほしくないと思う。
ホルモンバランスの変化によるのかはわからないが、自分の中でここ数日変化があったことを書いておこうと思う。
アフターピル服用後、消退出血前後のホルモンバランスによる体への影響は調べてもあまり書いてあるところがなさそうなので、何がどうなるのが正しいのか自分もよくわからない。これも自分の不安を増幅させている一因だと思う。
まず、肌がめちゃくちゃ荒れた。元々生活リズムが良くないので肌荒れしがちだが、いつもより荒れる。アフターピルで増やされた黄体ホルモンの影響だろうか。
そして、これはよくわからないのだが、消退出血が始まる前後、すごく落ち着かなかった。何が落ち着かないか?体だ。小刻みに動かしていないとソワソワする感覚があった。特に足。じっとしていられず、ベッドで横になったときなんかは貧乏ゆすりでもするようにゆさゆさと足首を動かしていた。
あとこれは関係ないような気がするが、なんとなく胸が縮んだ。以前からつけていたブラジャーが少しゆるくなった(気がする)。アフターピルや女性ホルモンの増減にこんな作用はないと信じたい。
話がまとまらなくなってしまったが、今の私は怒り、悲しみ、不安と恐怖で結構しんどい思いをしている。
消退出血は少量短期間だと思っていたが、案外普通の生理より気持ち少ないかな?くらいの出血はある。約3日経っても止まる気配はない。記録やデータが探してもあまりないので、せめてここで記録しておく。
追記。消退出血は止まるとも止まらないともいえない量でダラダラ半月ほど続き、そのまま通常の月経を迎えた。通常の、といっても3日くらいで終わったので普段よりかなり軽い。これで私のアフターピルの作用は一通り終わったのだろう。とりあえず避妊は成功したようだ。だが、もうこんな経験はしたくないと思った。心の底から。
このnoteに辿り着ける人はきっと全然いないだろうが、少しでも他の女性に役立てば、私が今しんどい思いをしているのも報われるだろう。