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本がどんどん立っていく……本屋アルゼンチン「市川力さんと、ほぐすまなび」に参加して

暑くもなく、寒くもない、気持ちいい今日、糸島の本屋アルゼンチンに行ってきた。

感じたことを、これからじっくり味わっていく。心に留めたキーワードを書き残しておく。


感じたことをざっと

身体に入れること。やっぱり、頭より心より身体、身体を使うことは大事。動くこと、移動もそうだけど、行動、動詞。

文章を読むのは、音を聞いている。文章を書くのは、音を奏でている。だから音読がある。漢詩の世界、古文の世界、紫式部や清少納言がいた世界。かなで詩が綴られ、読まれていた。手紙のようでもあった。万葉集を読みたくなった。かなの世界に臨書というものがあるそうだ。会に参加していた書道家さんが話してくれた。書いて書いて書くことで、身体が覚えていく。筆から、感じるしかないのだと教えてくれた。

各地から集まるみんなのお土産が大量に並ぶ。博多駅名物クロワッサン、田町のクッキー、芋けんぴ、マスカット……

詩を読むことが遊びの時代もあった。日本に残っている古の音楽は、海外からのもの。系譜といわれると、自然の音が身体に入っている。ギターで音を奏でるこうすけさんが教えてくれた。日本の歴史、世界の歴史、人類の歴史も学びたくなってきた。実践=たくさん生きてからの方が、学び欲求が湧いてきた。子どもの頃は、教科書に惹かれなかった。身体で感じて覚えることばかりしていたのかもしれない。今改めて、教科書を学びたいと思った。いつからだって、遅くない。いぜん、コリスに聞かれた。「なぜ教科書を書き写さなければならないの?」「なぜ何度も同じ字を書かなければならないの?」自分で納得する答えを伝えることができなかった。でも今日、ヒントを得た気がしている。何度も書くことで、身体に入れている。言葉を声に出して読む音読には、意味がある。言葉は音なんだ。小学校を出て何十年も経って知ったこと。古文、古典、漢語、、、、当時はテストのためにまなんでいたけど、音に着目してもう一度、学んでみたくなった。

リキさんは田辺から福岡へ


かなを書く、ペンを持ちたくなった。手紙って、いい。手紙のやりとりをできる相手を、大事にしたい。

地方だろうがどこであろうが、来る人は来る。そこでやることの意味ってある。例えば、大都市で100人集めることと、糸島に10人集めること。意味が異なる。今回のイベントにも神奈川、東京、新潟と、遠方から突撃参加している人たちがいた。どこであっても、来る人は来るし、行く人は行くのだ。動く人でありたい。

動く、動く、動く。もっと出ていきたいし、距離を感じる壁をどんどん低くしたい。大事なのは、時間。いつなくなるかわからない時間を、なにに使うのか。そこに行くこと、居ること、出会うこと。動くから、生まれる、出会ってしまう。

今日アルゼンチンで出会ったひとたちともつながり、また、生まれていくだろう。今日一日を過ごして終わりじゃなくて、いつもここから、はじまる、つながっていく。これが今日、リキさんが言ってた『系譜』なのかもしれない。

読みたい本もたくさんある。行きたいところもたくさんある。もっともっと旅したい。この身体があるうちに。

出会った言葉たち

Learner's Learner
philosophy's philosophy
rapper's rapper
writer's writer

自学
自学の同士
書簡 手紙 Learner's Learnerの歴史 
本に集中するには終わりがある方がいい 終わりの時間を決める
憧れの人に書いて送る 突撃する おしかけるって大事

リキさんは、Feel度Walkするけど、本のなかも歩ける
旅とは、新しい目を持つこと 本を読むことは旅すること

いわいとしお 100かいだてのいえ

ローカルでやる意味……
東京ではなく、なぜ糸島?なぜ北九州?

話に触れた本がどんどん立っていく

系譜
偶然
南方曼陀羅 萃点 立体 交差する 因果じゃなくて因縁 てんぎゃん(漫画)
インゴルド メッシュワーク
考現学(↔️考古学) 路上観察学会 今和次郎 Feel度Walk 
路上観察学:銀座の交差点で道行く人を観察する 自分は動かない
Feel度Walk:自分が動く

面白いものを探す……面白いものじゃなくていい 
役に立たない 見た目だけ……「トマソン」

宮本常一「民俗学の旅」 父 旅の心得十ヶ条
→これからの旅の心得としたい

・金というものはもうけるのはそんなにむずかしくない。しかし使うのがむずかしい。それだけは忘れぬように。

・これからさきは子が親に孝行する時代ではない。親が子に孝行する時代だ。そうしないと世の中はよくならぬ。

・人の見のこしたものを見るようにせよ。その中にいつも大事なものがあるはずだ。あせることはない。自分のえらんだ道をしっかりあるいていくことだ。

積読、大事 やまもとたかみつさん
本のタイトルだけで語る会 誤読を許容してくれる……
わかまつえいすけさん 「自分の好きなページだけ読めばいい」

万物の黎明

お菓子台の向こう側で珈琲を淹れて配る。結果、珈琲屋さんのようになる

書き写す 身体に入れる 
頭で学ばない 身体性 書く 書く 書く

言葉って、もともと音楽
言葉って、もともと音

それが文字になった 本になった

女流作家は音を奏でた 
臨書 昔から人はたくさん書いてきた 
たくさん書かないとわからない 
たくさん書いていると自分を出せるようになる
江戸テク 江戸テクノロジー 江戸の遊び そうせざる背景があった
かな、にはリズムがある 平面なのに立体がある
参考にはするけどそのままじゃない 
筆、で感じるしかない

孔子 論語 四文字でコンセプトを表すことができる

理不尽をなくすために理不尽が生まれている

カタカムナ

雑のストック
雑が足りていない
雑の極み

河合隼雄 日本嘘つきクラブ


一つひとつのワードに思うところがあり、そこから広がっていく。まだまだ、集まったみんなと話したかった〜


帰りの電車に小さな乗客

読みたい本

オランダ正月
パーティー学

タイトルに惹かれて手にとった本。P113-「我を忘れる」状態というが

本を買うなら本屋アルゼンチンでお取り寄せしよう〜!本屋アルゼンチンのまわし者ではありません。ただのインターンであり、いちファンです。


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