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「小田代ヶ原と千手ヶ浜」のご案内 「日光光徳小屋からのお便り」2018.07
光徳小屋 五代目管理人 三樹千鶴子
学習院大学あるける同好会 昭和53年卒
三樹大治
学習院大学あるける同好会 昭和52年卒
全国的に記録的猛暑が続いていますが、地震や豪雨、河川氾濫等の災害に遭われた方々が復旧作業に大変な思いをされている事を思うと、奥日光の涼しい環境に居て何もできない事が不甲斐なく思います。 何とか早く安心できる生活に戻れますようにお祈り申し上げます。
この猛暑の影響でしょうか、光徳小屋では今まで見た事が無いほどの多くのトンボが飛びまわっています。 「アキアカネ」と云う俗にいう赤トンボの仲間で、暑さに弱く7月から9月にかけて涼しさを求めて平地から標高の高い奥日光に上がって来ます。
外を眺めていると小屋の周りや草斜面にウジャウジャ!(表現的にはこんな感じです。)飛んでいて、外に出ると頭や指先を高く上げるだけで止まりにきます。
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石垣の上には、まるで航空母艦の甲板に戦闘機が並んでいるようにアキアカネがズラリ。
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尖っている先に止まる習性があるのか、指先を上げていると止まりにきます。 アキアカネの体は今は茶色ですが、秋になるに従って赤くなって平地の方に下りていきます。
小田代ヶ原と千手ヶ浜
今月は何回行っても好きな小田代ヶ原と千手ヶ浜の紹介です。 前回訪れた4月はまだ雪解け後で木々は枯れた様子でしたが、今回は花や緑もタップリの季節となり、訪れる人も花だけでなく蝶や鳥の観察が目的で来る大勢の人で賑わっています。
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小田代ヶ原へ向かう道は緑のトンネルです。
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道沿いのクルマユリ。
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時期的に早いと思いますが左がクガイソウで右がソバナ。 8月になると青くなります。
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千手が浜の先にある千手堂を訪れました。 千手堂は昨年5月に再建されたものでまだ木の香りが新しく、脇には樹齢1,200年以上のカヤの大木が並んでいます。
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千手堂下の中禅寺湖岸からの男体山。 ここからの男体山は立派です。
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小田代ヶ原まで戻ると、太郎山を背景に奥に貴婦人(シラカンバ)の遠望と一面にホザキシモツケの群落でピンクになっています。
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蝶を撮ってみました。ホザキシモツケに吸蜜しているフタスジチョウ。
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ヨツバヒヨドリに吸蜜するミドリヒョウモンチョウ。
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脇にはノハナショウブも咲いています。
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小田代ヶ原の展望台には大勢のハイカーで座る所もないくらい。
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高山に向かう途中にある白樺林とノアザミ。
8月はお陰様でゼミ合宿やサークル合宿等の予約で一杯になり賑やかな光徳小屋になりそうです。 まだ合間を探すと利用できるかもしれませんが…。 皆さんお待ちしています。
今月のゼミ・サークル紹介です。 教育学科の飯沼ゼミと佐藤ゼミの方々がゼミ合宿で利用していただきました。 講義のかたわら草斜面でソリをされたりマウンテンバイクで遊ばれたりハンモックでくつろいだりして涼しい光徳小屋を満喫されていました。
2月スタートで半年継続できた「朝のルーティーン」です。
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<お知らせ>
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現在、あるける同好会では「仲間」募集中です。詳しくはインスタご覧ください!!
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皆さま、是非楽しんでください。
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