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過去の失敗や未来の不安で仕事が進まない!そんな時は「瞑想」で今に集中【頭を「からっぽ」にするレッスン】

昔から、過去の失敗や未来への不安で頭がいっぱいになり、今やらなければいけない仕事や勉強が手につかないことがよくありました。

その理由は、自分の中から次々と湧き上がってくる「感情」が原因で、今やるべきことに集中できなくなっていたからです。

過去と未来に縛られて今を見失う

頭の中にある「感情」は、多くの場合、過去の後悔や未来の不安に関するものがほとんどです。

例えば、過去のこと

  • 誰かに嫌なことを言われた

  • 逆に自分が誰かにひどいことを言ってしまった

  • 自分の失敗への後悔

これらはもう変えられない事実です。

そして未来のこと

  • このままだと失敗するんじゃないかという不安

  • リスクばかりを考えて悲観的になる

  • 明日の楽しみなイベントのことを考えてしまう

これらもまだ起きていない不確定なものです。

どちらも「今」考えても解決できることではないのに、それらで頭が一杯になってしまい、私たちは「今」に集中できなくなってしまうのです。

そこで私は、「瞑想」を取り入れてみることにしました。

瞑想で大事なのは「無」に固執しない事

「頭をからっぽにする」という表現があるけれど、実際に完全に無になることは難しいです。

瞑想に失敗する人、上手くいかない人のほとんどは

  • 無の境地こそが瞑想

  • 思念を止められないと駄目

この思い込みがあるからだと考えます。

瞑想のポイントは、湧き上がってくる思念を止めるのではなく、それを俯瞰して静かに見つめることです。湧いてくる思念を、道を走る車と考えると、思念とは別の主となる自分は、その車を道の外から眺めているイメージになります。

時には強い思念に引っ張られて、その車に乗ってしまうこともありますが、気づいたら車から降りて、また道の外に戻れば大丈夫です。思念に引っ張られても、元に戻ればいいのです。

思念はいずれ静かに去っていきます。

大切な事は「無」を目指す事ではなく、思念と私を切り離して考えられるようになる事、そして過去と未来の思念とは切り離された「今」に集中できる自分を見出す事なのです。

私の瞑想のやり方

私は、瞑想を5分間から始めました。耳栓を使って静かな環境を作り、スマホのタイマーをセットして行っています。呼吸に集中し、体全体に意識を向けることを心がけています。

今では10分に伸ばして、1日2回、仕事の前や途中で行っています。特に仕事の切り替え時に行うと、頭がリフレッシュされ、集中力が戻ってきます。

瞑想を続けて感じた変化

瞑想を始めてからもうすぐ1ヶ月ですが、感じた一番大きな変化は「頭の中が静かになった」ということです。以前は思考がぐるぐる回り続けて、疲れやすかったのですが、今は無駄な思考が減り、スムーズに行動できるようになりました。

瞑想は難しくありません。短い時間からでも効果を感じられます。もし、過去や未来に囚われて今に集中できないと感じているなら、ぜひ一度瞑想を試してみてください。

この本は、瞑想初心者でも始めやすいステップを教えてくれるのでおすすめです。

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