認知症と尊厳死の相性の悪さ
実は人生会議と認知症の相性は良くない。
勿論、ガイドラインは準備されている。
・認知症は原則として緩徐に進行する。その過程で病識や状況を把握する判断力が徐々に失われる。
・多くの医師は診察によって初期の認知症を判断できない。進行していても十分な認知症診療のトレーニングを積んでいない場合は、「家族が認知機能は年相応と言っていました」との発言を鵜呑みにして評価できないことがある。
・これは患者家族も同様で、初期の認知症を疑うのは難しい
・病識の消失が初発症状事が多く、患者