5000ファイル保存済みの共有アルバムが知らぬ間にiPhoneから消えた
2ヶ月前にiPhoneの共有アルバムに潜むリスクを取り上げたが、このときは自分がその渦中にあるとは気づいていなかった。
気づいたのは、ブログ記事を書き直しているときだ。
ブログには自分のiPhoneのスクショを載せているが、この、5,000ファイル保存した共有アルバムを最近見ていない。
それもそのはず、iPhoneから忽然と消えていた。
記事に掲載するための見せかけアルバムではなく、自分の推しを愛でるために作成した正真正銘の「自分だけの共有アルバム」だった。
いつ消えたのか?
最後に見たのはいつか?
記憶を辿るが思い出せない。
この、推しの共有アルバム(初代)を作成したのは2020〜2021年頃。
上限の5,000ファイルまで保存して追加できなくなり、新たに共有アルバム(二代目)を作成したのが2023年頃。
そして、推しへの情熱が薄れ写真を追加したり眺めたりする頻度が減っていた2024年。
だから、推しの共有アルバム(初代)が消えたことに気づかなかった。
推し活へ熱が冷めていたとはいえ、夢中だった頃の写真5,000ファイル丸ごと消えたのは寂しいし残念。
消えた共有アルバムの復元は難しく、状況的に諦めるしかない。
共有アルバムのリスクを身をもって知った。
そう締めくくるつもりが、予想外のことが起こった。
動作検証用のiPhoneに、消えたはずの推しの共有アルバム(初代)を見つけた。
サブアカウントで見つけるとは。
まさかの出現に、喜ぶよりも困惑した。
実のところ、推しの共有アルバム(初代)はメインとサブのApple Account(AppleID)で共有していた。
サブアカウントでサインインしたiPhoneは9月にiOS18へアップデートした際、共有アルバムが同期されないトラブルがあった。
共有アルバムのオン・オフを切り替えて再読み込みするなど対処法を試し、数日待つと共有アルバムを見られるようになった。
しかし、推しの共有アルバム(初代)がメインアカウントのiPhoneに無いと気づいた先週、サブアカウントのiPhoneも探したが見当たらなかった。
となると、サブアカウントのiPhoneの共有アルバムは同期の完了まで1ヶ月以上かかったことになる。
メインアカウントでサインインしたiPhoneから推しの共有アルバム(初代)が消えた原因は不明だが共有アルバムのオン・オフ、もしくはiOSのアップデートやバックアップの復元後の同期に時間がかかっているのかもしれない。
そこで、サブアカウントのiPhoneで見られるようになった推しの共有アルバム(初代)に写真を追加してみる。
すると、メインアカウントのiPhoneにも推しの共有アルバム(初代)が出現。
消えたと諦めた推しの写真が戻ってきた。
最大容量の5,000ファイル保存した共有アルバムは再読み込みなどの同期完了までかなりの時間を要することがわかった。
自分だけの共有アルバムは見られなくなるリスクが大きいので、複数のアカウントと共有しておくと万一の場合に備えられる。
さらに、公開アルバムをオンにしてURLを控えておくと、共有アルバムが消えたときにすぐに確認できる。