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演歌

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演歌風に書いてみました。
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#空

【歌詞】梶の葉姫

【歌詞】梶の葉姫

やわらかい愛を知る姫は
心ごと いろはに託して
悩みなら 愛についてでも
運ばれる あなたへ導く

手をとって 名前を呼んで 夜の空は 寂しくて

星はチカチカ またたいていく
裸足になって 丘を駆けていく
空に届くかな? 届けばいいな
出逢った愛をきつく結ぶ仕草は
心にとって不可能はない

涙ぐむ愛も知る姫は
そのまんま いろはに尽して
叶うなら 愛をもたらして
あなたへと 色は鮮やかに

夢を

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【歌詞】日照り気味

【歌詞】日照り気味

ふたりの愛には眩しすぎる
太陽の光 暑すぎる
胸を焦がしては行き詰まって
ちいさなことすら 許せずに
嗚呼 あんたを責めてばかりで

道すがら 日照り気味 明(あ)くる日の恋姿
さよならは言い伝え 乾く土 ひび割れて
あたしはあんたを連れて 空を飛ぶ

これでもあんたを愛してると
言葉のかぎりにごまかした
逝く宛 知らさず 連れ去るなら
ちいさな夢すら 芳(かぐわ)しく
嗚呼 あたしの愛を感じて

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【歌詞】運命

【歌詞】運命

貴方は私を 愛してください
不安を抱いても 愛してください
心の素直で 愛してください
まっすぐ信じて 愛してください

嗚呼~ 貴方の鳥は 嗚呼~ 空のさえざえ
嗚呼~ 見事に飛んで 嗚呼~ 私を拾う

一途な瞳で 愛してください
海でも山でも 愛してください
情けを担いで 愛してください
すかさず真面目に 愛してください

嗚呼~ 貴方の道は 嗚呼~ 風のうららか
嗚呼~ 心に受けて 嗚呼~

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【歌詞】純情ひとり旅

【歌詞】純情ひとり旅

春を目深(まぶか)に被り
船に乗り込み渡る 津軽海峡
暴れ風が窓を叩き 海が昏(くら)い

苫小牧に着くときが来るまで
感傷に浸る 失恋の傷
貴方と別れた日に 旅に出ると決めました

ほら ウミネコが声を鳴らして
空と海の間を羽ばたく
フェリー乗り場に着いたら
明日(あす)を探す 純情ひとり旅

波が荒れて揺れる船の床で
浅はかな夢と午後10時
貴方がいないが今 旅を歌う 鳴る寝息

ほら 私ひと

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【歌詞】三毛猫

【歌詞】三毛猫

あちきを大事にしてくりゃさんせ
あたらしい夢も見れましょう
ここから見える空は高いけんど
いつ日かお手が届くかもしりゃあせん

見えるものがすべてじゃござりんせん
知らないおんももあるでござりんしょう
この鳥籠から出られんしたら
涙のひとつもこぼしんしょう

ひと鳴き あちきが鳴きでもしたら
間違った道じゃありゃあせん
窓から見える庭は青いけんど
いつ日か叶う望みかもしりゃあせん

見えるものがす

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