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演歌

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演歌風に書いてみました。
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#涙

【歌詞】梶の葉姫

【歌詞】梶の葉姫

やわらかい愛を知る姫は
心ごと いろはに託して
悩みなら 愛についてでも
運ばれる あなたへ導く

手をとって 名前を呼んで 夜の空は 寂しくて

星はチカチカ またたいていく
裸足になって 丘を駆けていく
空に届くかな? 届けばいいな
出逢った愛をきつく結ぶ仕草は
心にとって不可能はない

涙ぐむ愛も知る姫は
そのまんま いろはに尽して
叶うなら 愛をもたらして
あなたへと 色は鮮やかに

夢を

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【歌詞】あじさい

【歌詞】あじさい

雨がほろほろと 夜風に乗って
濡らす髪の毛を 揺らし去っていく
移り気に世は遊ぶ

私が知らないと思っていたなら
思い違いにも甚(はなは)だしい

あなたはふっと消える 誰かへのもとへと
私を置いたままで 朝を待つ
笑えてくるわ だって変わらないんだもの
あなたの遊びを あじさいは見ている

涙もほろほろ 流れてくると
好きなんだなって 思えてくるから
悔しさに裾を噛む

うらめしやの心 送ってあ

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【歌詞】果て

【歌詞】果て

盛り上がりのない人生(みち)をひたすら
歩いて 嘆いて 歩いて
あなたとの歴史を振り返ったら
侘しく 儚く 侘しく

"手をひいてね、迷わないように"
そんな約束も守られることもなく
憂鬱が背にのっかる

どこまでも 遠い人生(みち)で
帰りたくても帰れなくて
愛しさの彼方を知ると
一歩ずつもうまく歩けなくて
あんたの宵を知った

浮き沈みの多い人生(みち)の中で
暮らして 足掻(あが)いて 暮ら

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【歌詞】三毛猫

【歌詞】三毛猫

あちきを大事にしてくりゃさんせ
あたらしい夢も見れましょう
ここから見える空は高いけんど
いつ日かお手が届くかもしりゃあせん

見えるものがすべてじゃござりんせん
知らないおんももあるでござりんしょう
この鳥籠から出られんしたら
涙のひとつもこぼしんしょう

ひと鳴き あちきが鳴きでもしたら
間違った道じゃありゃあせん
窓から見える庭は青いけんど
いつ日か叶う望みかもしりゃあせん

見えるものがす

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【歌詞】はらはら舞う粉雪よ

【歌詞】はらはら舞う粉雪よ

雪に触れ そっと溶けゆく ぬくもりに
見える思い出 流れる涙

感じてる ひとり行く影 雪が鳴る

不安が実ってしまって
望む 摩天楼のなかで
とぼとぼ 歩く姿勢は
あなたを求めてる
募った愛の片隅に
願う "寂しさ吹き飛べ"と
ほろほろ 止まらぬ涙
あなたがぼやけてる

ありふれた 冬に吹かれて 時は過ぎ
見えてたあなた どこにもいない

陽のあたる 私の背中 ぬくくとも

悲しみ纏(まと)って

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